2022.05.06

ミニバラを生けた

Cimg1255_r2  庭のミニバラが沢山咲いた。枝はどれも短いけどもうすぐ花弁は散ってゆきそうなので生けようと思い花鋏で数本切った。花器は竹製で大きな籠目に編んである。中にオトシを入れて籠目の間から挿して手を入れてそれぞれ留めていく。竹の籠はそれだけでも風が通ってすっとした感じになるが今のこの時期、五月の薫風が通り抜けて行く感じに生けたいと思った。ミニバラ一種で、しかも蕾以外は花はほぼ同じ大きさでなかなか変化はつけにくかった。しかしわずかに同じ色味の中でも濃い薄いがありそれを頼りに流れるように挿した。何回撮っても撮り方が拙く、正面から見ると縦一列に並んでいるように見えるが少しずつ奥行きが出るように生けている。もう少しカーブをつけて弓なりに生けたらよかったかもしれないが、なかなかそれぞれが丈が低く、また房咲きにもなっていて思うようにはいかなかった。
 
 コロナは三年目、まだまだ収束の目途も立っていないがこの春になって二度花展のご案内をいただいた。先の方は私が病院で検査等が続き、後でいただいた方は少し先に開催されるがあいにく我が家で法事等があり親戚も寄るため結局どちらもいけばなをお好きな方にチケットをもらっていただくことになった。それでもそういうお方がいるだけでも本当に嬉しい。そしてもっと嬉しいのは花展がまた開催されるようになったということだ。
 もはや私は花展に出瓶することは無いのだが最期までいけばなの先生であるということを誇りに思い、家庭の小品であっても心こめて生けてゆく。

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2022.05.01

鯉のぼり

Cimg1248_r2  5月22日まで熊本花博が開催されている。以前、熊本市政だよりに「お手持ちの鯉のぼりを市にご寄贈ください。熊本花博会場内に掲げます。」というものが載っていた。私は直ぐに市役所の担当部署に連絡して寄贈を申し出た。その鯉のぼりは3月初旬に会場である熊本動植物園に持って行った。重かったがしっかり抱えて行った。
 
 その鯉のぼりは4月29日から5月5日まで会場内の広木公園に掲げられるということで昨日、夫と二人で鯉のぼりを見に行った。とてもよい天気で風が強かったがその分鯉のぼりたちは高々と揚げられていて青空を悠々と元気に泳いでいた。私たちは総勢300体という鯉たちの中で我が家にいた鯉たちを必死に探した。そして、どうもあれではないかと思われる鯉家族を(候補に3家族ばかりはあったが)探し出した。私は写真を撮りながらしみじみとした気分になった。とにかくジャンボな鯉のぼり家族だった。特にお父さん鯉は家庭の庭に上がっているものにしては恐ろしいほどの大きさだった。しかし同居していた夫の両親の喜びと深い愛情がその大きさにしかと感じられていた。
 
 その場所を警備されている方が「お宅のようにウチのはどれだろうかと見に来られた方、おられましたよ」と言われた。やはり同じ思いの人たちは多いだろう。私たちは警備の方にお労いの言葉をかけてその場を離れた。市の担当の方からは今後こういった催事に使用していきますと言われた。そうか・・・また、行くかも。

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2022.04.10

ニチニチソウが

Cimg1239_r2  玄関のところに植えていたニチニチソウが咲いた。このニチニチソウは昨年秋まで咲き続けてくれていたが花が咲かなくなってもしっかりと葉は茂っていた。そして越冬してまた咲き始めてくれている。びっくりした。一年草とばかり思っていた。だいたい冬あたりには葉は落ち茎は枯れていたのに今回は真冬であってもしっかりとしていた。ずっと葉は青々としていたのだ。ハナミズキの快挙といい、実に嬉しい玄関先だ。
 
 明日から雨模様だそうなので(もっと花が多く咲いてから撮ろうと思ったが)とりあえず写真を撮った。ンジチニチソウはいつも書いているが本当に好きな花だ。毎日ニコニコしているように咲き続けてくれ、実際この花の存在に励まされ力が出たことも多かった。今年は花苗を買わないでよくなった。今年までかなあと思うがとにかくまだまだ共存できていることが嬉しい。
 
 私はここ数年、ようやく元気を取り戻している。それこそニチニチソウのように日々笑顔でいる。ちょっとのことはまあいろいろ起こっても、たいていのことはささいなこと。振り回されないように、ストレスにならないようにしていこう。これはここまで生きてきて長くかかったがようやく身についた知恵だ。大丈夫、大丈夫と深呼吸しながら笑顔で過ごしていこう。

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2022.04.09

ハナミズキの顔見せ

Cimg1238_r2  来週には台風も接近して来るようだし雨模様になりそうだ。花自体も開き切っておりあと幾ばくという感じなのでそうだわと思い昨日のハナミズキを一枝手折った。ジャンプして近い枝を握ってからぐいっと引っ張りカットした。そしてガラスの花瓶に挿したがここでハナミズキのお顔見せということに相成った。花弁がハトメ抜きで打って穴開けたような感じで、と言われても「はぁ?」の方おられるここと思う。あまり多くの方にお越しいただいているブログではないもののちょっとサービスした。
 
 サクラも葉桜となり今日は高校の多くが入学式のようだった。今年も全員マスクだったと思うがそれでも開催されてて良かった。何やら初夏のような気温となっていて私はハッハッ言いながら自転車でスーパー往復した。子供や若い方々は半袖が多く見受けられた。何分、冬物は仕舞い込んだのだが春夏物、半袖等はまだ出して洗濯もしていない。この季節はとにかくすることが多く、また以前と同じ時間でさばけないので日々少しずつしか出来ない。明日は薄手のものを出して洗濯しようと思う。
 
 サッシを強く引いて痛めた肩はまだ半分くらいしかよくなってないので、なかなか大変なこともある。これも少しずつよくなってゆくのだろうけど。しかし欲には負けるのでジャンプして枝切りもするし昨日から昼食は素麺、麺をガンガン洗っている。とにかく概ね元気に過ごせていて嬉しい。素麺と言えば庭のミョウガも少し伸びてきてこれも楽しみだ。

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2022.04.08

ハナミズキが

Cimg1231_r2  玄関先にあるハナミズキが沢山の花を咲かせてくれている。銀婚の記念樹として市からいただいたものだ。(申請して、証明書を持って市役所に受け取りに行った。)実は私が植えたのだけど毎年数輪しか花が咲かなかった。もちろん蕾もそれだけだった。もう諦めていたのだが18年目の快挙となった。これが気まぐれでなくどうか毎年こうして沢山咲いてほしい。
 
 デジカメ持って木の周囲をウロウロしたが、なかなか写真を撮るのに都合よい場所がない。隣家が入ったり、多くの電線が入ったりする。しかも丈は高くなっているので花の顔もろくに見ることが出来ない。そういう状況下でなんとかギリギリの写真を撮った。
 
 ハナミズキは昔アートフラワー(布花)を習っていた時にドッグウッドという名前で教わった。花の形が犬の耳に似ているということからの名前と聞いた。私は生け花では未だに花材として扱ったことがない。花弁はハトメ抜きで打って穴を開けたような感じで愛らしい。いつか花生けもしてみたい。
 
 一青窈さんの歌「ハナミズキ」が頭の中でグルグル回る。本当に、気持ちとしては「百年続きますように」と願っている。まあ長生きして毎年夫とハナミズキを見上げていたいと思う。

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2022.04.02

トキワマンサクを生けた

Cimg1226_r2  生け花関係のものを別室に移す作業に励んでいる。狭い所にぎっしりと置いていた半世紀分の生け花の諸々が遂に専用の部屋を得た。体力的にも大作はもう生けないと思い大きな花器は一昨年にいくらか売却した。まあ中作はもう少し生け切れると思っている。もう移すのはほとんど終わったが開かずの引き出し(手前に重いものを積んでいたため)から備前焼の花入れが出てきた。木箱に入っていて古いがしっかりした作品だ。洗ってから、そうだ花を生けてみようと思い立った。
 
 庭にトキワマンサクの木が3本ある。それは以前はツバキだったがあまりにも虫害が酷く私が薬の散布をする気がなかったので切り株にしてもらった。そこへ庭師さんが生垣用にと持ってきて植えてくれたのだ。しかしあまりにスカスカで目隠しにはならなかった。その3本は6年前の大地震で手前に大きく傾いてしまった。地中では浮いていると思うが地上に根は出ていない。しかしあまり茂ると重みが付くので極めて短く剪定してもらっていて、長めに枝をとることは難しい。
 今、トキワマンサクは花盛りだ。ピラピラとした花弁は花火のようでもありチアガールのポンポンのようでもある。鮮やかな濃いピンクはとても目立つ。少ない選択肢の中からなんとか3本の枝を取った。1本は花鋸で切るほど結構な太さでありこれを花器の底にまで付けて立て、あと2本はそれに引っかけるようにした。手前に大きく空間を作ったことと枝先が下がり切ることなく先端は上向きになるようにした。
 
 備前焼は落ち着いた、なのに素焼きの分がとても素朴な印象だ。トキワマンサクも春先に野や里に咲く色味は派手だが素朴な木である。ほとんど生けたことがなかったが今回、備前焼の花入れ出現で生けられてよかったと思う。

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2022.03.21

スノーフレーク

Cimg1222_r2  まだまだ通院して治療している病院の待合室でテレビを観て待っていた時のこと。少し前だったのでパラリンピックが閉会してまもない頃だ。中国に次いでウクライナが過去最高のメダルを獲得したという報道がされていた。祖国が軍事侵攻に遭っていて選手たちもなんとか北京までたどり着いたのだしとにかくそれはそれは頑張ったのだと思った。するとそこでコメンテーターの方がウクライナでパラリンピックが盛んなのは原発事故や戦争で体にハンディ持った人が多いからだと話されていた。私はびっくりして、そして「ああ、そうなんだ・・・」と胸が痛んだ。日本で暮らしていてこの頃では桜の開花のニュースやらに春だーと思っていたが、幸いの平和な状態の中にいるということを痛感した。日々画面に溢れる悲惨な戦火の下でのウクライナの人々に、なんとかして自分でも出来ることはないかと心騒いだ。今のところ祈ることしかないがウクライナカラーの造花を小さく作って玄関に置いた。本当に平和な春が訪れますように。
 
 私の親たちは戦争を体験し知っている。私たちは小さい頃からいろいろと話を聞いてきたし自分でも調べてみた。私の母は小倉から福岡県内の小さな村に疎開していた。そして親が決めたのではない恋愛で婚約していた相手が戦死、そんな中その地で父と出会って恋をして戦後に結婚した。父は撃たれて右腕を負傷、その地で需品省と言っていたが(ネットで調べてもこの言葉では何も出ず、需品科という自衛隊の組織が出た。おそらくその前身ではないかと思う)生活必需品、食料などの管理をしていたらしい。何十年経っても弾丸受けた跡は寒くなると痛むと言っていた。母は戦争の恐ろしさ、残酷さ、愚かさを早逝ではあったが亡くなるまで語っていた。皆、平穏に過ごせる人生を望んでいる。戦争を経験してきた親たちは子や孫たちはそういう目に遭わないでと心から願っただろう。
 
 「戦争は知らない」というフォーク・クルセダーズの歌が好きだ。「野に咲く花の名前は知らない だけど野に咲く花が好き♪」と歌いながら野の花ではないが庭に咲き出したスノーフレークの花を摘んで小さく生けた。和名、鈴蘭水仙。小さなグリーンの点々が本当に愛らしい。世界から戦争が無くなりますようにと祈るにふさわしい花に思えた。

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2022.03.11

サンシュユとチューリップを生けた

Cimg1212_r2  今の花屋さんではなかなか枝ものが得難い。今時分は辛うじてサクラの枝が店頭に沢山見ることができる。花束、アレンジ花に春らしい演出効果が得られるとこだろう。しかし私は生け花をしたいので他の枝ものも選択できるようにあってほしい。昨日二軒の花屋さんに行って枝ものは諦めてチューリップを三本買って帰った。
 それから庭に出てサンシュユの枝を花鋸で何本か切った。木質が硬くて鋏でも剪定鋏でも難しかった。まして左利きの私が今、肩から肘までを痛めていて治療中であり力も入らない。それでも意欲の方が勝り「庭のサンシュユの木~♪」と歌いながら目取りした枝をキコキコ鋸で引いた。花は急に陽気がよくなって一気に咲いた。もう今しかないといった感じだ。
 
 チューリップはあまり種類が置いてなく、とにかく一重で細身のものを選んだ。この種類は花の開き方が同じなのでもっと少しずつ違ったものが欲しかったのだが残念だった。
 
 置いた場所には数日前にパパッと手折ってきて生けたツバキが全部開き切っていた。あの時はほとんど咲いてなくて咲いていたもの2、3輪とあとは蕾ばかりだった。もう少し経って昨日とかに写真撮ったらブログにアップした写真よりももう少しだけ良い感じになっていたかもしれない。
 
 花器は水盤で、春らしくなりもうご馳走となった水面をしっかりと出して生けた。色合いは全体的に優しく柔らかいようにまとめた。サンシュユのポコポコとした灯りのような可愛い花たちがこの部屋出るまでに何度も私を振り向かせた。

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2022.03.08

三月になった

Cimg1209_r2  三月になった。三回目のコロナワクチン接種も今月になって済ませた。それなりの副反応もあったが軽くて済んだ。夫の方が今回も少し長引いたがもう普通に戻った。
 
 ニュースは元々あまり明るいものは無く交通事故や災害など痛ましいものが多い。しかし昨年夏のオリンピックはあんなに毎日楽しくニュースを賑わす沢山の競技を観ていて、今年は北京での冬季オリンピックもなかなか続いて楽しく観戦してニュースも見ていた。しかし火種があることはもちろん知っていた。その冬季オリンピックが閉会すると恐れていた事態は直ぐに起こった。ロシアのウクライナ侵攻。それもどんどん過激化し狂気の世界となってきている。世界中から孤立しても戦争を止めることなく、もう何が言いたいのかしたいのかわからない。毎日延々と流れるそれらニュースを、それでも全部知りたくてテレビ、インターネットで観て読んでいる。
 人間からエゴが無くならない限り争いは尽きないと思うが、少しでも我ばかり通さずに対話ができないものだろうか。できないから今の事態であってさらに頭に来ているんでしょうね。ウクライナの国民に領土に平和をと心から祈っている。自助、共助、公助、すべて助け合って世の中やっていかなくては。先ず相手のこと尊重してしっかり聴け!まあー、ムカつくわー!
 
 どんな戦地にも土があってどこからか種が来て芽吹き花が咲く。それはどなたかのお計らいのように。どうか平和の花、咲いてほしい。
 
 我が家の白ツバキが沢山蕾を付けた。花はまだ数輪しか咲いていない。しかし、ごめんね。ちょっと摘んできて抹茶碗に生けた。

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2022.02.13

スイセン

Cimg1186_r2  昨日、全国的に明日は雨だと天気予報で言っていたので庭の隅に少しだけ咲いていたスイセンを摘んできてい籠花器に生けた。この三本しか咲いてなかった。いつもは年末から1月にかけてもっと咲くのに今年はなぜか遅く、このわずかだけ。花屋さんの店頭にあるスイセンはさすがに真っ直ぐにシュッとしていて凛々しいが庭に咲くスイセンは葉が実に自由奔放で楽しい。折れているのは折ったのではなく背後のブロック塀に当たってこのように育ったものだ。
 
 ギリシャ神話の美少年が我が身の美しさに憔悴しきってしまい命を失った、そしてその跡にひっそりと咲いた花はスイセンだという伝説は有名でその美少年にちなんでナルシス(ナルギソス)と名づけられた。また古代中国で水辺を好んで茂り咲くことから水辺の仙人と呼んだとも言い、地中海地方から中国を経て日本にも渡ってきた花だ。花は控えめで明るく可愛く、また上品な香りが春を呼び込む感じがする。
 
 この早春の花スイセンで年明けての初生けするのが気持ちが広がって、またシャキッともして心地よかった。今年は残念だった。私は強い香りというものが苦手で大作に生けるカサブランカやオリエンタルリリー等、また庭にあるキンモクセイもまったく苦手で頭痛が起きたりする。スイセンの花の香りは実にかすかであって極くわずかに漂ってくる。「・・・ん?」と顔を近づけて「あっ、スイセンの香りだ・・・」と心躍る。ヒガンバナ科のスイセンは球根にも葉にも毒を持つ。花首をかしげて水面をのぞき込むようにして咲くスイセンはもしかしたら万一の時には毒をと忍ばせて佇んでいるのかもしれないと思った時、スイセンは私の中でミステリアスにそして最大限の美しさに感じられる。この春招き花につられて、春よ来い。

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2022.02.04

診察室で

Cimg1182_r2  私は整形外科通いをしているが運動をするのではないのでリハ室には行かない。診察室は広く、先生のデスクと奥に診察コーナー、それから少し離れた所にカーテンで六ヶ所に区切られる寝台のスペースがある。その内の二つは診察に使われ、四ヶ所には電気治療の機械が置かれている。私の一回の治療は十分間だ。その間カーテンで仕切られている。するとその時間に先生と患者さんの会話が聞こえてくる。幸いこれまで深刻な話は耳にしたことがない。先生の話に感心している。特に自分と同じようなお年頃の方のことは実にためになる。
 先日はお風呂場で洗面器でもって湯を汲んだ時に手首がグッと痛んだという方がおられた。先生は模型での説明や治療法についての説明に続きこう言われた。「洗面器は両手で持ってください。湯舟から湯を汲む時は湯桶の方がいいです。百円ショップにもありますからね。そしてそれも汲み口の根もと辺りを持ってください。」なるほどである。私も硬いサッシを力任せでしかも片手で引いて肩を痛めた。私の場合は仰らなかったが、今後気を付けていこうと思う。なかなかガッテン!の情報、知識が得られてキセノン治療も通い甲斐があるというものだ。
 
 写真は我が家の庭に咲く桃色ツバキだ。一枝手折って湯呑に挿した。まだまだ寒波最中であるがそこここに春の予感が見られるようになってきた。

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2022.01.31

待合室で

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 私は肩を痛めてキセノン治療に通っているが毎日ではなく二、三日おきに一回ということになった。根気よく通おうと思っている。先日、治療が済んで待合室で会計を待っていた時のこと。私の右側に一人座っておられた。そこへ診察室から出てきた人が私の右隣の人に「あらーっ!久しぶりねー!」と大きく声をかけた。この後で来た左隣の人をシニア1とする。声をかけられた右隣はシニア2としての会話。
 
 シニア1「前までそぎゃんこつことなかったとに昨日灯油缶持ってギシッとなったったい。ぎっつり腰て。もう痛か、痛か!情けなかねー、年とるとこぎゃんあるけん。」
 シニア2「私はずーっとリハ通いたい。今日これからリハ友とお昼でも一緒に食べようかということになってそん人待っとっと。」 シニア1「わー、私はよかー!痛うして、いかん!ほんなごて情けなかねー!」(誘われてもいないのに・・・)
 シニア2「あーたね、そぎゃーん後ろ向きなこつばっか言いよったら良か運も来んけんね。辛かろうけどたい、熊本んもんはあん大地震も乗り越えたつよ。まけんばい!こん言葉で、もう笑って行くしかなかよ。元気出さんと。」
 
 ここで私は会計から名前を呼ばれて席を立った。
私の両側2mの右と左の人の会話はしばらく心に残った。私も結構なシニアだけどどう見ても私よりは年上のシニア女性二人だった。本当にそうだね、と思いながら自転車置き場へ向かった。もうすぐ大地震から6年となる。この整形外科も被災し、解体して建て替えた。いろんな災難に遭っても受け止め方が大事だよね、さすがに人生の先輩だと思った。

 庭の白梅が少しずつ咲き始めた。この白梅もシロアリ被害で幹の内部が空洞化部分が起きて治療、その後には大地震も乗り越えた。そうそう、「まけんばい!」大事だ。ちょこっとだけ花を摘んで極く極く小さく生けた。

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2022.01.19

レモン酢

Cimg1166_r2  先日テレビのバラエティ番組を観ていてレモン酢を知った。これはいいと思い、翌日には作ってみた。とにかく秋以降に国産レモンが盛んに出回り、あちこちの産直コーナーやスーパーで地元産のレモンを年末には沢山買い込んでいた。しかしそんなにバリバリ使うものでもなく結構の量になっていた。年末には近くのスーパーで福引がありそこでも地元産レモンのパックをいただいていた。さてねえと思っていた時に観た情報だったのだ。
 
 ネットで作り方を調べて材料を揃えた。以前はいろんな漬物もしていたので耐熱ガラス容器はあった。取り扱うのに使い捨てのビニール手袋、これもあった。レモンはもちろんある。酢は何でもいいとあったが、りんご酢を使うと味がまろやかになるとあったのでスーパーへ行きりんご酢1瓶と氷砂糖1パックを買ってきた。あとは簡単。容器を寸胴鍋で煮沸消毒してレモンと酢、氷砂糖を入れるだけ。レモンは無農薬なのでブラシでゴシゴシ洗ってあまりに傷みがあれば少し削いで5mmの厚さで輪切り。酢は買ってきたりんご酢に我が家で使っている純玄米酢を合わせた。ほぼ半々という割合だ。純玄米酢の色があって普通の酢、りんご酢だけの色と異なり紅茶のような色になっている。
 
 そして今朝からレモン酢を大匙1杯、それを5~6倍にお湯で割っていただいた。今朝はとても寒かったこともありこのホットレモンが本当に体を温めてくれて和ませてくれた。これから朝の健康習慣の役に立ちそう。夏は冷たくしてもいいかもしれない。コロナ禍でもちょっとした楽しみが増えた。

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2022.01.07

おみくじ

Cimg1157_r2  昨日、近くの神社に行った。小さな神社ではあるが地域の人々はそこへ行く。三が日はテレビで箱根駅伝やら大学ラグビーやらに夢中になっていた。家族がもう行かないというので初詣ももういいかと思って私も神社へ行かなかった。しかし、我が家は昨年服喪であってじっとしていたのだが考えてみると飾りを外したしめ縄やお札、お守りが一昨年からいろいろ溜まっている。亡くなった義母のものもある。神社のお焚き上げ受付も松の内なので、キセノン治療に出た帰りに行った。6日ともなれば人気はほとんどなく、私の前に若い男性が一人お詣りしていただけだった。
 
 お詣りして家族分も含めてお守りを買って帰ろうとしたがガラス戸は閉まっており「すみませーん!」と大きな声で呼んでみたがダメだった。時間的に丁度お昼で、もしかしたら昼休憩なのかもしれなかった。まあいいかと諦めた。そして山ほど積まれたおみくじが台の上にあり百円と明記、お代を入れる木の箱も置いてあった。それをじっと見て、一番上に「第十八番」というおみくじがあり末広がりで縁起が良いなと思いそれを取ってお代を入れた。
 
 今年はおみくじは持ち帰りましょうとテレビ等で言っていたがやはり結んでいるおみくじは多かった。私は持って帰ろうと決めていた。開けると大吉だった。私はおみくじを引いて大吉だったことはほとんどなく、びっくりして嬉しかった。内容は素晴らしい幸運というものではなく、後でうまくいくから案じないようにということばかりだった。しかし、ラッキーには違いない。とにかく概ね元気で過ごせたら先ずは大満足なのだから。幸先良い今年だとおめでたくも心ほくほくになった。明日になったら松も明ける。元気にやってゆこう。

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2022.01.01

あけましておめでとうございます

Cimg1118_r2_20220101105801  2022年、あけましておめでとうございます。雪で大変な所もあるようだが当地は穏やかな冬晴れの元旦を迎えた。嫌なこと、辛かったことがあった人には今年こそは明るく穏やかな一年であるように、良いことがあった、ラッキーな人には更なる幸運があるようにと年が新しくなると全ての人が希望を抱く。清々しい年明けに祈らずにはいられないコロナの収束。天皇陛下、皇后さまが新年のご挨拶ビデオで仰っておられた通り、皆が力を合わせて助け合ってこの難局を乗り越えていかなくてはいけない。コロナ禍と関係なく何ともエゴな事件のニュースが多く、絶えない。ダメよ!
 
 新年までニチニチソウが少ない数ではあるけれどしっかりと咲いてくれている。横ではクリスマスローズが咲き、少し後ではスプリングスターフラワーが待っている。本当に寒い時期は少なくともこの熊本では一年でわずかな期間。寒くはあるが節分、立春過ぎてからは春がどんどん近づいてくる。寒く辛い時期をしっかりと耐えてまた春を嬉しく迎えよう。
 
 年々体力が減退していっている。それなりに体を動かしてはいるがきちんとした運動、スポーツはやっていない。片手で硬いサッシ戸を引いて痛めた肩はまた4日から整形外科にキセノン治療に通う。年齢というものはあるから、用心していかなくてはいけない。花はもう大作を一人で生け切れないと思い大作用の花器は道具屋さんに売った。まあ中作はまだまだ大丈夫だと思う。生け花やり直しをコツコツとやってゆく。お粗末ながらもどうぞ本年もよろしくお願い致します。

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2021.12.29

よい年お迎えください

Cimg1156_r2  全国的に歳末寒波のようだ。暖冬よりも冬らしくて良いのだけれどニュースで雪害を見ると本当にお気の毒だ。何でもほどほどにと思うが地球温暖化が進むにつれ異常気象が度々の昨今。
 今年もコロナ、コロナで明け暮れた。私はワクチン接種も2回受け、来年になると3回目の接種も受ける。来る年はそろそろ全体的に落ち着いていてほしい。しかし最近のオミクロン株よりもっと凄い感染力のものが出現するかもしれない。とにかく用心、用心。元の日常が戻って来たとしても用心して行かねば。
 
 今年は私も家族も概ね元気に過ごせて嬉しかった。加齢とうっかりで多々あったけれど大勢に影響はなかった。とほほと思いながらの苦笑いでやってきた。寅年の来年もこのくらいの元気でいたいと思う。
 
 玄関先のクリスマスローズは少しずつ花咲いてきているが、なんと初夏から咲いてくれているニチニチソウがほんのわずかとは言えまだ咲いてくれている。あと二日で年越しだから初めて年またぎで咲くニチニチソウを見るのではないだろうか。葉にいたってはしっかりしていてツヤツヤだ。
 本当に更新、少しは多くなったものの少なくまた魅力も乏しいこのブログにお越しくださったお方には心から感謝申し上げます。ポチポチ更新増やしてゆきたいです。来る年もよろしくお願い致します。どうぞよい年お迎えください。

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2021.12.25

メリークリスマス!

Cimg1154_r2  よく晴れた風の強い日だ。メリークリスマス!コロナ禍のクリスマス、来年のクリスマスはもっと収束に近づいていてほしい。それでもクリスマスケーキを食べて何やらテレビで笑ったりして家族で楽しいクリスマスイブを過ごした。今日もまだ続く。まあいいか、こんなに食べ過ぎたって。こんな年になってこの食べっぷりのよさ。ちっとも食が細くならない。家族全員だ。元気で何より。
 
 玄関のシーサーのところにアドベントカレンダーを置いて久しい。これもいよいよ明日には撤収。クリスマス明けたら急いで正月準備になる。ギフト仕事していた時が懐かしい。のし書き、包装は本当に好きな仕事だった。そして店がわんわんクリスマスムードでやっていてクリスマスの夜になるとケーキは半額にして正月用品を並べる台が作られた。よくそこ頃に遅番していたのでその作業を包装しながら眺めていた。すごく活気があって楽しかった。
 コロナ蔓延は日本中、世界中を陰鬱な空気に閉じ込めてしまった。しかし人間には知恵がある。いろいろ変化しつつウイルスが襲って来ていてもなんとか攻略していく道を見つけ出す。
 
 明日から強烈寒波が日本中を包み込むという。キャー寒いーとか言いながら元気に大晦日に向けて頑張ろう。まあ、ポチポチとね。

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2021.12.16

クリスマスローズ

Cimg1150_r2  家も人も古いので経年の劣化は免れずメンテばかり。幸い人の方はなんとか大丈夫で年を越せそうだ。家の方は何分半世紀の疲れがあって、最近では洗面所の蛇口のカートリッジ交換、台所の排水管の洗浄(結構大がかりな)があった。それでもとにかくよかった、よかった。家も人もこれで明るく新年を迎えることができる。
 私はというとヘルペスは完治しているが相変わらずキセノン治療に通っている。初めてリハというものになった。でももうリハカードを持ち歩くことも施術も慣れた。加齢していくとそうだろうなあと思っていた通り、まあ親切にしてくれるし丁寧に声掛けしてくれる。もうすっかり慣れた。ニコニコしながら「はい、ありがとうございますー」と返している。これは案外、楽しいことかなとも思う。痛い、痛いと叫んでいた肩も少しずつは改善されていっている。根気よくキセノン、通いましょ。
 
 我が家の玄関先にクリスマスローズが咲き始めた。まだ三輪だけで丈も低く咲いているが清らかな白いクリスマスローズは花言葉「慰め」というのにふさわしい花だと思う。明日から大寒波がやって来るということ。キセノン治療中にも「明日は雪になるとかですよ。頑張って治療に来てくださいね」と言われた。雪か・・・このうつむいて咲く小さなクリスマスローズに雪が降るのかと思ったら、逆に私が慰めてあげなくてはという気になった。
 これから加速しながら怒涛の勢いで日にちは過ぎて年末へと向かう。

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2021.12.12

クリスマスマーケット

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 クリスマスマーケットに行った。姉と待ち合わせて初めてのクリスマスマーケット行きだった。姉も私と同じクリスマス人なのでそれなりに楽しみにしていたと思う。そして会場には30分ばかりいて出て桜町バスターミナルへ移った。朝はそうでもなかったのでクリスマスらしいあったかい恰好で出かけたのだがあまりに日中の天気の良さに暑いくらいになりとてもその陽の下、その恰好では飲食もしたくなくなった。やれやれである。そしてクリスマスとは関係なく普通にパスタのセットで昼食をした。

 クリスマスマーケットにもっと手作りのクリスマスグッズが溢れているのではと思っていたがほとんど無かった。輸入もののクリスマスカードやその他のグッズがあったのだがなかなかいい値段だった。ちょっとだけ行った記念にと買い物はしたが、クリスマスマーケット、もう行かないかもねと思った。それは無理もないこと。ターゲットは日中も夕方以降もファミリーや若い仲間たち、カップルだ。食べるものもそれに合わせているようだ。シニア姉妹は、まあウォーリーを探せ状態だ。だからと言って「何なの!?」と怒るものではない。それはそうよねと主流は分かっている。
 
 このコロナ禍でいろいろなイベントが開催されていないが、以前行っていた教会のクリスマスバザーが私には(この年齢になるずっと以前から行っていた)合っているのだとなんとなく感じた。寂しい感じはなく、ただそう思った。
 しかしとても会場は賑わっていてよかった。開催には多くの関係の方々が苦労されてのご準備だったと思う。楽しいイベントが少しずつ生活の中に戻って来る日々になって来つつあるのは喜ばしい。クリスマスマーケットも続いて行ってほしい。写真は会場でいただいたパンフレットだ。とても楽しい気分になる。

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2021.12.01

クリスマスクッション

Cimg1144_r2  そして12月になった。わりと続いていた小春日和が懐かしい。さすがに冬の気候になった。クリスマスのクッションをブログで何度も登場させていたが今年もこのトリオを出した。
 私は今、肩を痛めてキセノン治療というのに通っている。また、一度よくなっていたのにヘルペスも再発して塗り薬治療になった。病院でしょんぼりしたら医師が慰めてくれた。「急に寒くなって皆、どこか具合悪くしてますよ」まあ、お優しい。
 
 12月になったら11月どころではない加速を増して年末へと時が流れる。しかし今年は書き出して計画的に少しずつ春先からやってきたのであまり困らない。大体、出来ることを出来る時にやってきた。行き届かないにしても我が家のことなのだから構わない。慌てずにやはり少しずつ。もはや10年前からすると同じことをこなすのに3、4倍の時間がかかる。もう嘆かない。早くからコツコツとやっていくだけでなんとかなる。
 
 クリスマスケーキの予約もした。クリスマスカードとかも準備した。スーパーとかでクリスマスソングが流れていると気分は盛り上がる。キラキラして暖かなクリスマスが近づいている。アドベントカレンダーも出さなくては。クリスマスを待つ!

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2021.11.29

クリスマスを待つ第三弾

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Cimg1142_r2  ホームセンターに日用品を買いに行ったついでに園芸用品売り場を覗いた。そして目が行ったのは花苗ではなく丈20cmばかりの小さな樹木の苗木だった。葉の先が星のような形をしていてモミの木ではないけれどクリスマスの感じだと思った。挿してあるカードを見るとレッドスターという名前だった。ヒノキ科ヒノキ属であるらしい。値段も400円弱。しかもその日は会員カードある人には割引きがあった。私は1個取って直ぐにレジに向かった。
 
 先日、物置の整理をしていたら奥の奥に丁寧に包まれた陶製の鉢が出てきた。亡き母がいつかは分からないが購入していたものらしい。私はそれをとりあえず外に出していたのだが今回このレッドスターを植え込むことにした。そして残っていたカラーボールのオーナメントを下げ、なんとも昔風に化繊綿をうっすらと巻いた。あまり雪っぽくはならなかったが、まあいいか。そしてこれを玄関前に置いた。ささやかだけどクリスマスを待つ第三弾。
 それから、第二弾のシーサーたちはあまりにも寒々しいと思い、少ないクリスマスの手持ちグッズからキラキラのモールとサンタさんを置き添えた。あくまでもシーサーサンタが主役なのでこれ以上はしない。さあ、もうすぐ12月!

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2021.11.24

クリスマスを待つ第二弾

Cimg1138_r2  そして思った通りに初冬の気候となった。ぐっと冷え込んでいる。北海道では大雪とのニュースも見た。これからどんどん加速して年末へと向かって行く。
 
 我が家にはきちんとした応接間は無く、応接スペースなるものがあってたいていのことはここで済む。ただ、昨年と今年はここにお祭壇があってその他のものは置けない。しかしクリスマスが来る! 手持ちの材料をとにかく形にするためいろいろやっているが、今は編み物をしている。そこでちょっとお遊び感じで、シーサーたち用にサンタ帽をちょこちょこと編んだ。急に思い立ってのことだったので覚えている感覚だけで作った。さて今朝になって被せようとしたら両脇の紐が届かない。と言うか顎らしきものがほとんど無いため編み足した紐を顎下で結ぼうなんて出来ない。仕方なくその紐を結んでから両側の耳に引っかけた。
 
 たぶん、ではあるがシーサーたちは嫌がっている。写真撮った後「さてさて」と私が去る時には「こっ、このままですかー」と言っている気がしたのだ。そうです!クリスマスまではね。もうじきたいていのスーパーや店舗で店員さん方がサンタ衣装だったりサンタ帽だったりするんだから、楽しくクリスマス気分でいるのよ。今年だけだからね。
 このシーサーたちを私は可愛がっている。どこで見たどんなシーサーさんたちよりもかっこよくて素敵だと大真面目に思っている。阿吽一対のシーサーだけど勝手に「シーちゃん」「サーちゃん」とも名付けて言っている。
 
 クリスマスを待つ第二弾はシーサーと一緒に待つクリスマス。少なくとも私は心がワクワクして楽しい。

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2021.11.18

クリスマスを待つ第一弾

Cimg1133_r2  もう年内にはやって来ないと思っていたところ、ここ数日は小春日和で日中はポカポカ陽気だ。また張り切って家のこと頑張って、ほとんどの場合、夕方以降は「アイタタタ・・・」でヨロヨロ状態になる。我ながら笑ってしまうが学習しないのか性分なのか、同じこと繰り返している。
 
 さて今年は実に早々と玄関にクリスマスリースを掛けた。リースの土台(私は今年は藤蔓を使って作らなかった)とサンタさん人形、手袋、赤い実のパーツは市販品だ。それ以外は家にあるもので作った。
 
 小春日和ではクリスマスの雰囲気にはなりにくいけど、それでもクリスマスを待つワクワク感はある。クリスマス人である私のクリスマスを待つ第一弾というところだ。いつまでも、寒い中で手に息吐きかけながらキラキラのクリスマスグッズを夢見るようにうっとりと眺めていた少女の頃の私だ。そしてずっとそうありたい。

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2021.11.14

バジル!

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 友人が自ら育てたバジルを分けてくれた。包み紙を開けるとこれまでに経験したことのない盛大なバジルの香りで感動した。
 
 スーパーで売られていた小さなバジルの苗を三個買ったことがある。私も楽しみに育てていたのだが、びっくりするくらいの虫害に遭い挫折した。私はプランターで育てたことがなく直ぐに庭に地植えする。しかも手入れはしても害虫駆除の薬を使うことはない。まあ私はズボラで、そのやり方でも逞しく育ってくれるものがあればというくらいの心でいるからいけないのかもしれない。自分自身は沢山の薬を毎日取り入れているのに。
 
 とにかく三本のバジルはとても元気で葉が沢山だ。とりあえず水切りをしてコーヒーの空き瓶に挿して台所の出窓のところに置いた。以前てるてる坊主を取り付けた場所だ。昨日はバジル初使いをした。ロールキャベツにパラパラと若い葉を浮かべた。すっきりする香りが漂ってなんとも嬉しい献立になった。これからもすべて無駄なく使わせていただくことになる。どうもありがとう!


 

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2021.11.05

サザンカを少しだけ

Cimg1128_r2  小春日和ももうそろそろ終わりそうだ。本当にいろいろと家のことなど頑張って出来てよかった。草取りは寒くなってからでもゆっくりとやってゆこう。年末の剪定に来てもらうのに恥ずかしいけど、まあいいか。
 
 サザンカが咲き始めた。我が家のサザンカは美しいというほどのものでなく、しかももう虫が凄い。虫の駆除が嫌なのでそのままにしているためあまり近づきたくない。とはいえ、少しだけ小さな枝を摘んできて陶製の花瓶に生けた。もちろん投げ入れである。剣山は入らない。量が少しだけの本数であることもあるが、少しでも多くても花瓶の口いっぱいには挿さない。生け口の半分は空きになっている。こうして生けてみると愛らしいサザンカだ。近くの学校の寮のところに咲くサザンカがあまりに美しく、毎年花見で自転車走行している。しかし結局はどなたかがしっかりと手入れしていてのものだと思う。花には虫も来る。虫よけしないのならば結果を受け入れなくては。とはいえ、確かに品種自体も異なる大輪で美しい花だ。まっ、うちのが一番。カジュアルでいい。
 
 お正月の花をぼちぼち考え始めている。生け花再始動してはじめからやり直している今、正月花は大いなる喜びと大いなる不安に満ちている。しかし新年を寿ぐ花を生けることの心身の張りつめ様はドキドキワクワクの方が大きい。まあなんとか頑張ってみようと思う。

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2021.10.22

草紅葉

Cimg1124_r2  すっきりとした秋晴れの日で気持ちが良い。草取りをまだまだ残している、あーあと思いながら洗濯物を干しに庭に出た時、足元の赤まんまの葉が紅葉しているのを発見した。草紅葉、小さな秋だ。
 
 テレビで行楽の特集やらニュースやらをこのところ沢山目にしていた。思えばずい分長いこと紅葉狩りの機会が無い。まあテレビの画面で愛でるのでいいかとも思ったりはした。赤まんまは別名でありイヌタデだ。しかしいつ見ても赤飯粒のようで素朴な親しみがある。
 陶製のゴブレットを花器にして投げ入れではなく中に小さな剣山を入れて挿した。こういう感じで一握り分を摘んで家に入ったのだが葉などを整理してから一本一本水切りして生けた。
 
 これから秋深くなってゆく。山々の見事な紅葉もやがて散り、振り返れば冬が見えてくる。赤まんまもそうしてやがて枯れてゆく。なかなか思うようにいかず草取りを多く残してしまっているが、こうした草々が枯れてしまってからでもいいか、ゆっくり続けよう。手指に息吐きかけながらやってゆこうと思った。

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2021.10.18

ホトトギスで一息

Cimg1110_r2  全国的に一気に秋深い気候となったようだ。天気図も寒冷前線がバッチリ出ている。いろんなことを備えていてよかったし、また大きな花生けも終わっていてよかった。なかなかの冷え込みで風も強かった。体は夏の疲れもコロナの疲れも出ていると思う。初めて口唇ヘルペスになった。なったのはしばらく前だが、なかなか治らない。私はまったくストレス無く過ごしていると思っていたのだが体は正直なのだと思う。(気持ちは鈍感かな!?)
 
 パワフルな花生けが続き楽しくもあったが体力的なこともあり、やれやれ感があった。勝手口出たところに一株のホトトギスがあり少しばかりだが花が咲いている。よく生け花に使うホトトギスは赤紫色ベースで斑点がある野趣溢れる花だ。我が家のは斑点の無い白花でこれは私の好みだ。たぶん毎年同じように生けてアップしているが私は秋の訪れを感じて落ち着く。
 
 花器もたぶん毎年これではないかと思っているが、いただきもので家族旅行のお土産だった。菓子入れとのことだったが「花器にでもしてくださいね」と言い添えられて嬉しかった。見た瞬間にそう思ったからだ。透かしがあり風が通るのがオトシを入れて野草生けにぴったりと思った。以来、たぶんほとんどホトトギスを生けている。
 くださった方はもう二十年ばかり前に亡くなられて今でも残念でならない。小さく虫の鳴き声もしてきそうなこの器を見る度に、ささやかな花を生ける度にその方のことを思い出す。ありがとうございました。

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2021.10.15

タイトル「飛翔」

Cimg1118_r2  明日の昼頃からは雨となり気温がグッと下がってくるという天気予報。熊本は記録的な残暑となった。三週間も真夏日が続き、そして最高気温は沖縄を上回っていた。暑いのは辛くなく、またよく体が動くしいろいろな家のことが出来て助かった。片付け、掃除、天日干し、早めの衣替えなど。
 
 しかし曇りがちな日々が続くようで気温はともかく暗そうな感じがした。まだゆっくり悩んでいようと決めていたのに花生けは急務となった。花器を検討するがどうにもモンステラに合わない。私は花展用にしていたガラス製の中作用の大水盤を取り出した。ずい分以前にこれが最後、卒業作品と思って花展で生けたもので、次に使うことなど考えられなかったのに。それというのも半端でない大きさのモンステラの葉3枚を生け方はともかくふさわしいステージである花器がギリギリこれだったからだ。そしてもう悩んでもいられずとにかく生けた。花屋さんに行ってユリ(オリエンタルリリー)とケイトウを買ってきて玄関先に出て大きく生けた。しかし葉の魅力を生けたかったがそれぞれがあまりに大き過ぎてあまりに面では暑苦しくうっとうしくなる。二枚を横に使うことにした。
 
 すべてが慌てての花生けであったため、そして私の力不足が何よりも思い描くような作品には出来なかった。苦肉の策なのだが、タイトル「飛翔」とした。クスッと笑われそうだが本人は相変わらず大真面目に生けた。フェニックスの飛翔イメージである。このコロナ禍から全世界が抜け出られることを信じる気持ちだ。

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2021.10.14

再びのモンステラ!

Cimg1112_r2  歯科に行った。今日はメンテではなく部分入れ歯という現実的なことで。なんとも仕方ないことながら夢ないわねーとか思いながら到着すると歯科衛生士さんがすっと出て来て「ご相談がありますが」との言葉。はぁ。。。と思ってお顔を見つめたら「空気清浄機に触れているモンステラをカットしたいのですが、またもらっていただけますか」と続けられた。そして帰りにはカットしてくれたモンステラの葉2枚をいただいた。まあ、思いもしなかったのですっかりご機嫌になって部分入れ歯がどうであろうが心の中はモンステラでいっぱいになった。ありがとうございます!
 
 帰宅して水切り、生け花用のバケツに入れた。前回の葉もまだ水切りしながら養生しているので3枚のセットとなった。葉の大きさは前回のが大で、今日いただいてきた葉が中と小だ。大の葉は花生けもしたしその後水切りしていっているので茎の丈が短い。
 これはこれはとまた悩む。中作から大作になる間くらいの大きさになりそうだ。花展から去って久しく、はたして私が、まして加齢まっしぐらの私が体力的にも技術的にもそんな花生けが出来るのだろうかと不安がよぎる。
 
 まあ、とにかくしばらく養生してもらってて、プランを練りたい。悩むが、困ってはいない。この悩みは幸せな悩みだからだ。このご縁、機会は本当にありがたいものだ。微力ながらも全力を尽くして生け込みたい。

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2021.10.04

モンステラとバラで

Cimg1101_r2  そして私はモンステラの葉を生けた。配材はインパクトのある花をと思って花屋さんに行ったのだが二軒行ってもなかなか気に入ったものはなかった。そして案外花屋さんの植物に関する知識が少ないことに落胆もした。それでもとにかくそれぞれの花屋さんで配材を買った。
 バラ3色とソリダゴだ。花器は水盤にした。いろいろ花器を検討したがモダンに生けたいのに合う重量ある花器が無く、水盤にした。水盤はだいたいオールマイティだと思う。色合いが落ち着き加減よく、また水面をいっぱい出してもこの記録的な残暑続きの今ではまだまだご馳走の水面だ。
 モンステラはかなり大きな葉であるため葉をバンと全面的に出してしまうとあまりに強すぎるので斜め加減に使った。普通、写真を撮る時でも正面向きよりもやや斜め加減に立って撮る方がスマートに見える。奥行きが出ることもその要因だと思う。それは被写体が植物でも同じことだ。
 モダンに生けようと思ったところ、後ろのオレンジ色と白のバラを扇状に広げて手前の赤いバラはその続きではあるがややマッス状にした。一番手前には足元隠し兼ねてソリダゴを生け添えた。赤いバラ3輪は大きさも色味もなかなかインパクトがある。このくらいの量感がなければ斜め加減とはいえモンステラの葉の迫力には対応できない。
 
 通年ある花、葉では季節感が出ない。それだけは残念であるが久しぶりにやや大きく生けることができて嬉しかった。たいした作品ではないけど今度モンステラをくださった歯科に行く時にはこの花をプリントして、見ていただくために持って行こうと思う。

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