2018.12.12

クリスマスはどうして過ごそうか

Cimg0702_r2 やっとの思いで一つだけでも手作りのクリスマスグッズが出来たので置き合わせた。小さな布製で点々と金色のビーズを縫い付けた。キラキラよりもチラチラと光る感じだ。トップスターは忘れずに既製品を付けた。この右側には前回アップしたサンタさんやスノーマンなどの置き合わせがある。
 このサンタさんは大きな本を開いてメリークリスマス!となっているしトナカイさんは読書中。私の夫は本の虫であって常に読書している。(夫の「読んだ屋」をリンクしてますのでご覧いただければ幸いです)私は学生時代まで盛んに読書した。言うならほとんど古典文学の類だ。もうそこまでで読書生活が完結したかのようになっている。専門書とかは読むが、特に小説というものを読まない。夫の勧めによりいくらかだけ最近の本も読み感動したものもある。何やら臨界期過ぎてしまったようで、小説についてはさらに心が動かない。
 
 さて、クリスマスはどう過ごしたものか。こう言っていても結局は主婦の仕事ばかりに追われるのが常。まして加齢して行くに従って同じことをするのに時間がかかる。私が思うに三倍かかる。それを見越して早めに取り掛からなければならない。いつも同じなのだけど、常日頃「今日は何して暮らそうかしら」とか仰っている方々がうらやましいのか、この時期「さてさてクリスマスシーズンをどう過ごしたものかな」と思ってみるのが楽しみになっている。遂には笑ってしまうが、これはこれでいいのかも。バタついていても楽しい日々には違いないクリスマス。今年は思い切って本読んだりしてね!?


| | コメント (0)

2018.12.07

いよいよの冬

Cimg0701_r2

 全国的に奇妙なくらいの陽気が長々と続いていたが、いよいよの冬が到来するようだ。これまでが異常だったにしろ前日までと気温が7度も8度も低いだけでびっくりするが寒気団も控えているらしい。
 
 しかし、クリスマスもやって来る。キラキラ明るく温かい希望に満ちたクリスマスシーズン。悲しみに沈んだクリスマスもここまで生きてきた内には何度かあったが、それでもキラキラの輝きを寂しくもボーッと眺めていたように思う。私の今年はほどほどの年。概ね良好。全て概ね良好であれば最高であるという風に思う。良いことがあった人はもっと素晴らしい年に、辛いことがあった人は来る年はきっと良い年にとそこまで来ている新しい年に期待する。そういうキッカケとなるのがクリスマス。
 
 今、盛んにクリスマスリース等のクリスマスグッズを作っている。これは断・捨・離の一環であって、手作りショップに大々的に置いていた時期が長くあったためその手持ち素材がまだまだ沢山あり、形にしておこうと思ったのだ。玄関には出てきた二十年くらい前のクリスマスリースがあり棚の上には作品らしいものが今は無いけれど何やら賑やかに温かい家庭の感じがある。寒さに負けないあったかい心と体で元気に年越ししたい。

| | コメント (2)

2018.11.27

冬の顔して

Cimg0696_r2 ここに来てまたまた懸念される健康状態があり、やれ検査だ結果待ちだと落ち着かない日が続きなかなか記事書こうにも気分が乗らなかった。幸い、ひとまず安心できる結果を得てようやく書いている。
 
 そんな中でも一昨日に花苗を買ってきて植えた。玄関先のハンギングにはまだ日中の陽気がよくてニチニチソウがわずかではあるが咲いていた。それを地植えして、ハンギング鉢にパンジーを植えた。実はなかなかパンジーも例年より高くてそれにしては値段と見合わないためずっと見送っていたところ、ようやくいつも通りの値段で少なかったが店頭に並んだのを見て、即買いした。厚かましい言い方だがいつももっと大きな花で株もしっかりしているのに、さて今年は何の影響だろうか。大雨、台風の塩害かなとも思うが長く暖冬とまで言われ陽気よい日がここまで続いているので一体何が何やらわからない。まあいいかと思い直してパンジーを眺めやるとわずかな風に小さくうなずいているかのように見えた。
 我が家ではパンジーは冬の顔だ。霜が降り凍れるようになっても頑張って明るく咲き続けて冬を越してくれている。木枯らしなどの日には花びらが旗のように震えて揺れ可哀そうに思ってしまうが、「なんの!」とばかりに耐えていてくれる。まあ感心する。負けられないわねえとかも思う。
 
 まだ冬らしい気候にはなっていないが、パンジーはしかと冬の顔して嬉々として咲いている。平成最後の冬、一緒に元気に過ごそうね。


| | コメント (2)

2018.11.11

コギクが少々咲いていた


Cimg0694_r2_6

 庭師さんが年末の手入れに来てくれたら、その後庭もきちんと掃除して新年迎えの準備しなくてはと思っている。しかしこの夏の異常な暑さで毎日「命の危険がある暑さ」とまで言っていたのでまったく見て見ぬふりしてきた。あっと思い出してその場所に行った時には先に書いた通り酷暑、台風、大雨などにより哀れな姿となっていた。こまめに手入れしていたら少しはよかったのにと後悔したが遅かった。体調不良にかこつけていたが案外ぐうたら志向なのかも。まあ恥ずかしい。そんなこんな思いながら庭に出てよくよく見ると絶え果てたと思っていたコギクが少しばかりではあるが咲いていた。周囲に伸びたネコジャラシに隠れていたようだ。麗らかな秋日和にコギクだから小さな花たちだが明るく映えていた。それをちょっとだけ手摘みして家に入った。
 
 小さな塗りのマスに剣山を入れてコギクをそうっと挿した。菊の節句にも文化の日にもキクをバンと生けてみたかったが止めた。今日ささやかに一枝二枝挿しただけで気分は上がり、嬉しかった。昨年東北でしかと観てきた花展の花たちの写真も見返した。そうだった、生け込んで生け込んでいこうと決心していた。ここも私の情けないところだ。
 
 少し落ち込む私の心をパッと明るくして励ましてくれる花たち。どうもありがとう。ここのところずっと続いていた小春日和。いよいよ終わりのようだ。明日から緩やかに気温も下がり雨の日もあるらしい。そしていよいよ秋深くなって初冬へと向かう。玄関先にはまだニチニチソウも花数が少なくなったが咲き続けている。まだまだ毎日、本当にありがとう。

| | コメント (3)

2018.11.08

金紋ツワブキが咲いたけど

Cimg0693_r2 我が家の庭にある金紋ツワブキが今年も11月になって咲いた。しかし、どうしたことか花茎は1本だけだ。いつも数本は出ているのにその様子さえ感じられないし見当たらない。こんなに小春日和が続いているのにと不思議に思う。咲いた1本はいたって普通に咲いている。
 
 ツワブキは今の時期、どこそこで見られる。先日訪れた出雲大社の敷地内でも多く見かけた。なんとも素朴で里の秋といった風情がある。金紋ツワブキはそれとは少し違っていて、どちらかと言うと洋風、モダンな感じがする。葉の斑が水玉模様のようにも見えたりするからかもしれないが、普通のツワブキも金紋ツワブキもそれぞれに好きだ。摘んできて生けるよりも秋深い自然の中で見ていたい花だと思う。
 
 今年の夏の過酷だったこと、それは日本中でそうであった。大雨、台風も多く日本列島を襲った。平成最後の年はなんとも大変だった。いろんな異常事象も起こって何もおかしくないことだった。
 穏やかな年の瀬へとすべてが向かってほしいし、来る年はいろいろな面で落ち着いていてほしい。金紋ツワブキの件は天候ばかりのせいではないとも思う。しかし張り切って育てかけていたスイートバジルやコギク、ソリダスターは多くの雨毎にぐしゃぐしゃとなって儚く短い夢と消えた。私の手入れもよくなかったのだろうとは思う。ほんと、ごめんね。そんな中、宿根の花は強い。これからでもいいから金紋ツワブキ、もっと咲いてほしい。ダメならば、来年は。まあ気落ちすることなく希望を持って行こう。


| | コメント (0)

2018.11.02

そしてクリスマスを迎える

Cimg0692_r2 そのクリスマスリースを玄関正面に掛けた。写真はここ数回同じものとなってしまったが、私としてはそれぞれの時に思いがある。
 さてここのところ小春日和なのか朝方は冷え込むが日中は陽気がよい。あれこれ干して洗濯も日に幾度もした。洗濯物がカラッと乾く季節は過ぎたなあと思いかけていた時にやってきた日々なので嬉しい。乾燥機など無縁な我が家だ。とにかく好天という日はおひさまの恩恵にはしっかり乗っかる。
 
 スーパー等に行くと先月からクリスマスソングが流れていた。ハロウィンにそういう歌が無いので流すのは先のクリスマスメロディだったのだ。そして「クリスマスケーキ、クリスマスパーティのご馳走はぜひ当店で。カタログによる予約受付中!」と続く。何年か年末年始にスーパーのギフト要員としてバイトしていたのでいくらかの事情や商売努力は分かる。そして元々がクリスマス大好き人なのですっかり気持ちは上がる。
 
 クリスマスを迎える。世の中、平成最後の〇〇と言うのがすっかり流行っているが、実際その通り。クリスマスを平成で迎えるのも最後だ。この30年、まあいろいろあったが何とか乗り越えてきた。世界も日本もかもしれない。元気出そう、知恵出そう、そして笑顔で。


| | コメント (0)

2018.10.26

そして我が家のクリスマスリースに

Cimg0686_r2_2Cimg0687_r2_2Cimg0689_r2_2 そして修復成ったクリスマスリースだ。私はフラワーアレンジメントで使うグルーガン等使わないので一般的な水溶性ボンドを使うため経年の劣化に加えて剥げ落ちてしまったパーツは写真には撮らなかったが多かった。
 裏側にクリスマスベルを取り付けた。これだけが新しく付けたものだ。正面から見ると少し奥に見える。このリースの土台は藤蔓だ。ずい分以前には我が家に藤棚まで有った。しかし毛虫にも悩まされたこともあり後々撤去した。その残党と言っては申し訳ないのだがわずかに1本残っていて毎年秋口に地を這う藤蔓を切る。それをクルクルして土台が出来る。裏側から見るとわりとワイルドだし面白み、趣がある。細いものもほとんど使うため横から見ると結構な厚みとなっている。
 
 取り付けたものの内、サンキライとハンノキの実は生け花で生けたものを使った。マツカサはその時代に我が家に1本だけあったマツのもの。我が家の庭のツバキの実、賞味期限切れのハーブ、月桂樹の葉はモスグリーン、サンキライの実と唐辛子は赤色だった。地味ながらもほどよく落ち着いたクリスマスカラーを呈していた。それがよもやここまでセピアになるとは思っていなかった。保存していたことさえ忘れていたのだから。同じハーブの八角(スターエニス)とクローブは元々が茶色なのでまるで変化なく驚いたほどだ。しかし発掘した訳ではないが復元して、我が家のクリスマスリースが出来た。今年はこれ!もしかしたら毎年これになるかも。それならそれで構わない。家も人も古く、リースも古いけれどそれぞれに温かいよと思い込んで楽しみたい。


| | コメント (2)

2018.10.24

20年ばかり前のクリスマスリース

Cimg0685_r2 断・捨・離兼ねてまたまた秋日和の今日、片付けしていたら、いろいろなクリスマスリースが出てきた。昔は作っては販売していてほとんど手元には無く、途中まで作ったものや手つかずの素材が多数の中、しっかり梱包してまるでミイラのようにして出てきた。それはなんとも懐かしいクリスマスリースだった。小さなクリスマスリースのコンテストで受賞したもので、素材のほとんどが我が家の庭の植物、手持ちで消費期限が切れてしまっていたハーブ等だ。シンプルでナチュラルとは言え、デパートの作品展示会場に行って見た時は華やかなそれらの中に実に地味に佇んでいた。しかしやはり我が子のように手塩にかけた作品なので嬉しかった。賞状や記念品もたぶん家の何処かに有る。
 
 とにかく経年の劣化もいくらかあり、私が土台だけにして新たに新素材で作り直そうと思うと家族に言うと「このアンティーク状態がいいと思う」と言われた。そうねえとその時は今一つリメイクから気が抜けていなかったが、少し後に「・・そうねえ!」と思った。そこで朽ち果てて取れていたパーツ等を取り付けて復元作業に入ることに決めた。素材も沢山だしこの際出来るだけ形にしておきたいとも思う。今年は作るだけ。どれだけ出来るかもわからないけど。少しばかり楽しみになってきた。


| | コメント (0)

2018.10.23

森永チョコフレーク

Cimg0683_r2 これは出雲の続きでもある。森永チョコフレークは新発売当時から即気に入って本当に長い間友だちだった。今は改良だかされていてチョコが溶けてベトついたりフレーク同士がくっつきあって塊になることはないが、しばらくはそういう状態だった。紙箱入りだったチョコフレークをよく映画館に持って行って現在で言うポップコーン状態で画面観ながらパクパクしていた。映画が終わって場内が明るくなると手はチョコだらけ、時には衣服にもチョコがついていて友人とよく大笑いした。この長~い間の友だちがなくなるということを息子が電話で知らせてくれた。聞いたままにパソコンで調べると間違いなかった。「そんな~!」と、私は翌日からスーパーやコンビニに向かったが何処にも無い。店の人もたぶん入ることはないと言う。さらに別の日、量を少なくしてローソンセレクトで森永チョコフレークが有ったことを思い出した。実際、時々買っていた。鼻息荒く私はローソンへと向かった。しかし、無い。ここでバイト店員さんが「ほとんど見つけられないでしょうね。生産打ち切りと発表されて直ぐからどこでも直ぐになくなっていますよ。知りませんか?ネットオークションで開始値1個500円で出ていて飛ぶように買い手がついて終了していますよ。」と言った。私は自分にそういうことは考えられず、思いもよらぬ現実にしょんぼりとなった。今一度、名残りの森永チョコフレークをしみじみと食べたかった。
 
 ところが、である。先日の旅先、出雲のローソンで遂に再会できたのだ。あの古代出雲歴史博物館からホテルに帰る途中に。もうこれは「ご縁」を神様から頂戴したに違いなかった。私はホテルで開けることなく、自宅に送った。私は旅行鞄を持たずに手ブラで行き帰るので帰りの鞄の中に大切に仕舞い込んだのだった。
 そうして家族と一緒に楽しく食べた。しかし私がそういう経緯を話すし私が好きならばとたぶん家族は遠慮してくれていた。今回はありがたくその厚意にしかと甘えた。二袋買ったが存分に味わった。さようなら、森永チョコフレーク。会えてよかった。最後にも会えてよかった。神様、ありがとうございました!


| | コメント (2)

2018.10.21

古代出雲歴史博物館

Cimg0668_r_2
Cimg0669_r_2
Cimg0677_r_3
Cimg0678_r
Cimg0679_r
Cimg0680_r
 田中屋さんで美味しく蕎麦を食べた私は島根県立古代出雲歴史博物館へと向かった。割引券を観光案内所でいただいていた。「出雲大社と隣接していますから直ぐですよ」と言われていた。まあ確かに隣接ではあったがずい分歩いてたどり着いた。ここのチケット売り場で「フラッシュさえ無ければ館内は撮影できます」と言われて驚いた。そして入り口入って直ぐのところに平成12年に出雲大社境内遺跡から出土した本殿の本物の巨大柱が展示されていた。あの、丸3個が記録として描かれていたそのものだった。これは圧巻で古代の巨大神殿出雲大社が想像できた。高さは50メートル近くあったらしい。
 だいたい、博物館へ行って古代の出土品である銅鐸、銅剣、銅矛は見ることはできるがこの博物館の展示数はそれら国宝419点が一堂に展示されている。それはもう目を見張る光景でありかなり興奮してじっくりと見て回った。この博物館はまったく知らなかったし、またそんなに期待して向かったのではなかったがしかと心満たされた。
 
 携帯電話の歩数計によると9000歩以上歩いたことになっていたこの日だった。家族のための出雲大社行きだったが、これは私へのプレゼントのような気がした。天気もよく、すべてを神様に感謝感謝でしかなかった。

| | コメント (0)

2018.10.19

出雲大社へ

Cimg0682_r
Cimg0649_r
Cimg0651_r
Cimg0657_r
Cimg0663_r 出雲大社へ行ってきた。幸い好天に恵まれた。家族のことの神頼みが主目的だった。福岡まで行き福岡から出雲を飛行機往復したが一日は行くだけで翌日は終日出雲大社そしてその翌日は帰るだけという二泊三日のゆったり一人旅だった。久しぶりにずーっと以前に乗った記憶がある可愛い機体に乗った。出雲縁結び空港とは何ともおめでたい有難い名称だ。空港で手を合わせたい気になった。
 
 当日は出雲大社ご参拝定時ガイド、初級コースの案内を90分500円で参加した。実にきめ細かに楽しく案内していただいた。私以外はご夫婦だった。義母のことがありとにかく私が代表して息子の良縁願いに行ったので、もし先で叶った折にはいつか夫とお礼に伺いたいと思う。一の鳥居を遠くに見渡す二の鳥居前、ここから出雲マラソンが出発と言われ、眺めやるとその光景が浮かんだ。大昔の出雲大社はもっと巨大であったらしい。直径1メートルの杉の柱3本を束ねた柱数か所がある。丸3個はその印だ。大しめ縄は今年張替えられて大変きれいな状態だった。ご本殿でしかと私は役目である祈願をし、絵馬も奉納してきた。テレビの「ブラタモリ」やガイドブック「るるぶ」で見たりしてきたことがずい分役に立った。
 
 出雲大社前にある出雲そばの名店田中屋さんで昼食を摂った。カウンターの窓越しにテレビロケの一行が通った。蕎麦湯まで飲んでゆったりとした時間だった。少し早く行ってよかった。私は2、3人待ちだったが店を出た時には長蛇の列を成していた。
 旧暦の10月が神在月なので来月がそれなのだが、しかし観光客は多い。とにかく秋晴れの出雲でよかった。


| | コメント (2)

2018.10.11

ホトトギスが咲いたので

Cimg0645_r
 裏口にささやかにあるホトトギスの花が咲いた。急に秋深くなっていくような冷え込みを感じたらようやく咲いた。早ければ秋草たくさんの中に一緒できたのだが長く葉ばかり育っていてやがて小さな蕾を少しずつ付けるようにはなった。
 
 友人が生け花作品展のチケットをくれたので行ってきた。秋は紅葉や実のものもあるので生け花作品の幅も広がり見ごたえがある。友人の作品は格調高くシンプルでしっかりした作品だった。どの作品にも敬意を払って拝見して回った。ところが思いがけずに同じ流派の人と出会ってしまった。立ち話を40分ほどした。生け花のこと、本部のこと、支部のこと、知っている皆さんのことなどだ。しかし、ここでまた花生けの勧めが大変だった。教授者活動を停止していて休業中だから不可能だと言うと諸流展の花でなく華道協会の常設展示の花でいいと言われた。流派が持ち回りでやっている。慌てて私はなんだかんだと言ってとにかくその場から逃れて帰ってきた。
 
 裏口に少しだけ咲き出したホトトギスを見てなんとなく小品を生けたいと思ったので摘んで家に入った。花生けすることはこの先までもずっと数こなして精進していきたいとは思う。昔盛んにやっていた頃の感覚になったらもっと上を目指したいとも思う。今でもちょっとは観られる花は生けられるとも思っている。花鋏持ってから半世紀に近くなっているのだから、失敗の方が圧倒的に多いかもしれないけど無心に魂入れ込めて生けている。
 しかし展示花を生けに行く気にはなれない。少なくとも今は。たぶんこれから先も。
 深いジレンマかもしれない。しかしホトトギスの何本かと対話しながら生けた花は拙いものであっても愛おしく感じられる。何がさびしいのかわからないけど何か感じて帰宅してそのさびしさから解放された。心の中は秋陽。しかも澄んだ空気が漂っている。

| | コメント (3)

2018.09.29

曼珠沙華

Cimg0635_r_old_2
 台風が接近している。今夜から明日昼頃までが暴風雨とか。家の周りの飛びそうなものを片付けたりして、そうだと思い我が家に咲いているささやかな花たちを切って家に入った。ヒガンバナとニチニチソウだけだ。そして花生けした。
 
 マンジュシャゲとはヒガンバナの別名だが漢字にするといかにも仏教のイメージがある。「曼珠沙華 一むら燃えて 秋陽つよし そこ過ぎてゐる しづかなる径」 という短歌が高校の教科書にあった。作者は木下利玄。この作者のこれ以外の作品をまったく知らず、また作者に関しても知らない。ただ強烈な印象を持ってこの短歌は心に残っている。根茎に毒を持つ花がワッと燃え立つように咲いている秋の初め頃、まだ日差し自体は力がある。そこ過ぎてすーっと伸びる径(道のように幅広い大きなものでない小径)は絵画のようにいろいろな想像を掻き立てる。そこ吹く風はスーッとした秋の風だ。間違いなく毎年彼岸頃目指して咲くヒガンバナ。彼岸も過ぎたし何やら秋深まってゆく華やかなイメージすらあるマンジュシャゲ(やはり曼珠沙華と書いた方がもっといいかも)に怪しいイメージを拭ってあげたい。
 
 陶製花器に並べるように生けてあるが左側に満開とそれに近いものをほぼ等間隔に生け(剣山の足元は縦一直線になっている)右側に蕾とわずかに開いているものをリズミカルに遊ばせた。(剣山の足元は横一直線になっている)配材として白いニチニチソウを根元に挿した。マンジュシャゲに葉が無いので多めに葉を見せた。
 台風に遭って倒れたり折れたりっしては可哀そうということでに俄かに生けることになったが、それだけできっと花たちは喜んでくれたと思う。花以外でも大きな被害に遭わないように祈る。


| | コメント (2)

2018.09.22

秋草を少しだけ

Cimg0630_r
 お彼岸にお花をと買いに行きそれらしいセットになっているものを購入した。開いてみると秋草数種類。丈は低いし少しずつではあったがワレモコウ、オミナエシ、リンドウ、コギクだった。我が家の庭に出て赤いヒガンバナとタカノハススキをこれまた2、3本と少しずつ切ってきた。それらをとりあえず竹籠花器に生けた。花の種類的には偶数なのだがコギクが品種違いで二種だったので奇数となった。そしてそれらを自然に投げ入れした。セットになっているそのものみたいにも見えるが一応考えて1本1本挿している。リンドウが青色に写ってしまうのが(私が写し下手なのだが)残念。これこそチャチャッと投げ入れして「おままごと」のようなもので人に観ていただくものではないのだけど秋のささやかな感じだけをと自分を甘やかして恥ずかしくもなくアップしてみた。いつかワッとある花材から沢山を選んで観ていただくに足る作品を生けてみたいと思う。もう花展に参加は無いと思うので、運よくそういうチャンスがあればいいなあと思っている。
 
 昨年東北の同期生の花展を訪ねたことを思い出している。ほぼ一年になる。人の指導をしていっているし日々の研鑽も積んでいる彼女たちの作品はそれぞれの個性を輝かせながらもその深さが伝わってきた。花生け愛好家となっているのでまあいいかではなく、少しでも昔の生け込み、生け込みを繰り返す努力、それから生まれてくる喜びをやはりごく稀にでもいいから得たいと思う。
 
 この写真だけ撮ってからそれらを入れ直してお仏壇に差し上げた。ぶ然とされるかなとも思い、我が家であんこを炊いて作った白玉だんごを一緒にお出しした。
 私は秋草の軽やかですっとした秋の空気を感じさせてくれるところが好きだ。心は直ぐに花野へと飛んでゆく。

| | コメント (0)

2018.09.14

秋の訪れ

Cimg0626_r
  またまた体調不良などに悩まされ、ブログ更新もままならなかった。気が付けばもう九月半ば。そしてすっかり風は秋の風。草むらでは虫の声。日中、真夏日となって残暑があってももはや日差しの強さは違う。そこで瞬く間に乾いていた洗濯物も日中いっぱい干していてなんとかという具合になった。あの酷い暑さからようやく逃れられたと思った。菊の節句に菊三昧で花生けもしたかったのだけど今年は見送った。
 
 写真は笑い転げるネコちゃんで、キャサリンハムネットTシャツのリメイクバッグに住み家を定めたところからキャサリンと名前を付けたのだけど、何分笑い袋なものでどうしても子猫やギャル猫の大笑いでなく親父風。でもこうして直ぐにでも笑いに行きますよとバッグから顔見せているところを見ると、あら可愛いわねーと思う。実際、心身ともに具合がよくない時にも大笑い姿を見るだけで涙出そうになるくらいこちらも笑った。訪れる人の嗜好に関係なく大笑いを披露したりもした。まだまだこれからもキャサリンの大笑いに助けられることが多いと思う。
 
 初夏に墓参などがあり上京したりしたが、旅の予定はなかなか元気をくれる。先の楽しみそのものだから。来月、またちょっと出て来る予定。もう既に全ての手配済み。私が旅、というとそのほとんどが一人旅。大勢でも仲間でも家族でもよいのだが、一人旅は大きな時間とそのゆとりを与えてくれる。いつかまた家族で旅にも行きたいけれども。秋はとにかく落ち着いた生活をしたい。そしてやはり花鋏を持ちたい。

| | コメント (2)

2018.08.24

晩夏

Cimg0625_r3_7 病院のことがあったりしてなかなか更新できなかった。しかし台風が連発、日本列島をくまなく襲っている。すごい風、時々雷雨などに遭い草木も家も人もヨロヨロ気味だ。
 
 先日コンビニ店員さんが移転オープンのチラシを持って訪れた。5個パックではない大きめのちょっとリッチなボックスティッシュの引換券が付いていて、開店日の今日の朝早くに行ってきた。今日も台風影響と思われるすごい風が吹きまくっていた。そのため、オープンして1時間というところで開店祝いのスタンド花を「どうぞお持ち帰りくださいー」と、私が着いた時に叫んでいた。女の人のそういう時は台風並みに早くてすごい。私も丁度の時に出くわしたことをラッキーと、急いだ。そしてヒマワリとカスミソウだけをパッパッと頂戴してその場を去った。風で多くが倒れたりしていたし土台のオアシス(吸水スポンジ状の花留め)の水気も乾燥していたので花は可哀そうだった。買い物をして、ボックスティッシュをいただいて急いで自転車飛ばして帰宅、花を水切りして養った。
 
 我が家の庭からタカノハススキを5本ばかり選んで切り、取り合わせた。花器は麦わら帽子を斜めにしてオトシを入れたものにした。なんとなく、夏の思い出という感じだ。まだまだ猛暑日が続いているし夏の暑さのままだ。しかし昨日は処暑。タカノハススキをスッと入れてわずかな秋の気配とした。猛暑で葉焼けしているものが多かった。手前にその葉先がわずかに焼けて巻いているものを持ってきて晩夏の佇まいを出した。
 麦わら帽子は日ごろ私が洗濯物出し入れの際に被っているものだ。よくある麦わら帽子のリボンや紐を取り払って手持ちのリボンや造花を付けている。誰が見るものでもないがたったこれだけのことで心楽しい日常となっていた。
 
 もう少し前の時期であればタカノハススキはもっと藪のようにワイルドにしたいし、もう少し後であれば虫食い葉を見せたりススキの穂も少し合わせたい。今はわずかな葉先の枯れを少しだけ。
 夏場の生け花はなかなか大変だ。しかし花鋏を持つと暑さも忘れた。いろいろプレゼントしてくれたコンビニにたくさん感謝した。


| | コメント (0)

2018.08.10

猛暑、続く

Cimg0615_r2 旧暦で秋なので毎年まだまだ暑いのだけれど今年の暑さはどうやら全国的にまだまだ続くと言われている。ハッハッしながらも比較的涼しい午前中に庭の草取りと風呂場等のカビ取りに最近は燃えている。ものすごい汗をかくので何回も着替えたりしている。先日、脳外科に年に一度のMRI検査に行った時、採血からの診断で「水分補給がまったく足りていないですね。しっかりやってください。」と言われた。どうやら、尿素窒素という項目の数値で判るらしい。その数値にH(許容値よりも高い)と印字されていた。魔法瓶に入れた冷たいお茶を時々飲みながら30分自転車走行して行って、着いてからドッと飲んだのだけれど足りてなかったようだ。怖い熱中症、早め早めのしっかりした水分補給が必要だ。
 
 ただ1本だけある我が家のミニバラ、スイートマザー。この暑さの下、わずかに花を付けている。葉は虫食いが多い。その咲いているミニバラ全てを切って家の中に入った。横枝でチマチマと咲いているので枝は極めて短い。しかし小さな一輪挿しに挿した。足元がバラバラになっているとうっとうしいので一点にまとめた。
 新しいパソコン、相変わらず難航しているが、とにかく家族のヘルプのおかげでブログ更新が出来て嬉しい。これまでのサイズより大きい写真を掲載することにした。さて、それ見ていただけるものになっていくだろうか。チャレンジ、チャレンジ!


| | コメント (1)

2018.08.05

笑い転がる猫の玩具

 相変わらず命の危険があるとアナウンスされっ放しの酷暑の毎日。自分や家族の病院関係の出入りで何かと慌ただしかった。それから、いよいよ私が使っていたパソコンが寿命のようで末期状態を呈してきたので遂に買い替えた。するとまあ大変。これまでの単純さとは異なり大きく時間も手間もかかってしまっている。やれやれであるが家族の力を借りてやっとブログ更新にたどり着いた。
 
 さて、笑い転げる猫の玩具をネット買いした。テレビで見て「もうこれは買わなきゃ!」と思ったもので、人の声やタッチなどに反応してあっちこっちに転げまわって笑う。私はトラウマがあり猫は好きとは言えないが、もうこれは元気付けの楽しい友だちになった。少しくらい落ち込んでいても「ハーッハッハッハッ!!」とか笑っている猫ちゃん見ていると涙出そうになるくらい私も笑う。
 
 Tシャツリメイクしたショルダーバッグに入れて棲み処にした。キャサリン・ハムネットだから、名前はキャサリンでもいいかとふと思った。いろいろな事態が起こってきても、もう笑ってやり過ごすしかないですよーというあたり、いいかもしれない。ただ、この昨今、エアコン入れている部屋でないと暑苦しくて無理かもしれない。でも楽しい友だち、出来た。


Neko_6


Neko2


Neko3


Neko4


| | コメント (1)

2018.07.15

ミョウガの子、収穫

 Cimg0595_ 梅雨明けとされた日からずっと猛暑続きだ。降らないとなったら水不足懸念されそうにピタと降らない。蚊と闘いながら少しばかりの水撒きしてもすぐに乾く。
 
 我が家のミョウガの子の収穫。びっくりするほど豊作というわけではないが日々の利用に買うことはなさそうで実に嬉しい。物忘れなど気にもせずに素麺の薬味でいっぱい食べている。買ったものはイジイジとしか食べない。水撒き同様、蚊と奮戦しながらの収穫、「勝った」感に溢れてクックックッと怪しげに笑いながら家に入る。汗だくになっているが欲が満たされ、そういうことはどうでもよくなっている。店頭に並んでいるミョウガの方がきれいで大きいし揃っているのだが「3個で98円!?(税抜き)」と買っていた時はブツブツ言っていた。しばらくは楽しみは続きそうだ。「うちのが一番!あなたがたは凄い!ありがとう!」とか調子よくおだてながらの収穫、しかも片手で蚊と闘いながら。笑ってしまうオバサンの一コマだ。
 
 さすがにエアコンに浸っている生活だ。今年はこういう酷暑が長く続くというが、やせ我慢して点けていないと頭ものぼせてしまうし、眠る頃には疲れがドッと出てくる。天気予報、ニュースでも「エアコンも上手に使って夏バテしないようにしましょう」と言ってくれている。涼しく楽しく夏を過ごそうと思う。そして日々元気にミョウガの子を収穫に行く。


| | コメント (1)

2018.07.09

ルドベキア咲く

 Cimg0593_ 私の首コリは若干改善されたものの耳の下側が未だに鈍く痛む。次にホームドクターのところへお薬いただきに行ったら相談してみようかと思う。耳鼻科に診せた方がいいのかどうか。もう少し日にちがあるのでまだ様子見して行く。
 
 西日本豪雨は超甚大な災害を引き起こしている。毎日のニュースで見るのが辛いくらいだ。九州北部は今日梅雨明けした模様との発表がなされた。例年より早めの梅雨明けだ。久しぶりによく晴れて暑い。これから30℃超えの日々が続いていくとの予報。
 当地でも大雨は続き、なかなか洗濯ものを外干しできなかったし庭に出ることもほとんどなかった。そんな今日庭に出てみると雨の間に楽しみにしていたソリダスターが咲いてしぼんでしまっていた。バジルも葉は虫食い被害が酷く、無事な葉だけすべて摘み取った。上部を摘んで脇芽を伸ばすなんてやっていられなかった。屋内でプランター栽培がよかったかもしれない。まあ、これから先の日々を楽しみにしていこう。蚊が凄くてミョウガの子を探すことはまったくせず仕舞い。素麺の相棒なので近い内に捕獲しに行かねば。
 
 雨の間にルドベキアが咲いていた。お仏壇のお花に困っていたので少し助かる。私の父が育てていてその株を分けて持ってきて植えてくれた花だ。まだその作業の姿も覚えている。大切に育てていこう。この葉はよく虫食いに遭っているが花は見たことがない。今回お仏壇に上げる花にして、次はお盆なので花屋さんで買うことになると思う。


| | コメント (2)

2018.07.01

扇子の風

 Cimg0591_Cimg0592_ 七月になった。数日前から私は首筋に痛みが生じて参っている。しかし三日前より二日前、二日前よりは前日、という風に若干改善されてはきている。最初、あまりの痛さに夜中に目が覚めた。そしてどうしようが痛くてそれから眠れなかった。その後一日一日酷さが軽減され、現在でも悩ましい痛みはあるがギリギリキリキリではなく鈍くズーンという感じになった。やれやれである。明日、明後日に期待しよう。
 
 写真の扇子は先月上京した折りに友人からいただいたものだ。そのように書かれた包みに入っていたが赤坂山王日枝神社の夏越扇で、仰ぐとかずかに白檀の香りが風とともに訪れる。さすがに高貴と思った。シンプルであるしとにかくこの夏はこの扇子で風を頂こうと思う。夏越大祭は昨日だと思うのでそれ以前にいただきものしたのだ。住まいがすぐ近くだしお店もしているから氏子さんで度々参っているのではないだろうか。とにかくなんとなくありがたい風で難なく夏越をと思っている。
 
 私は香りには興味が無く、どちらかと言えば無臭好みであった。特にフローラル系の甘めの香りには頭痛を引き起こしてばかりだ。しかし昨年私が心身共に辛い状態にある時、香りによる落ち着きもあるのではないかと苦しさ紛れに思い立ち、ネットで調べてレモングラスの精油を購入、そのわずかをたまに寝室に置いて安らぎを得ていた。こうして日にちが経ってみると案外癒してもらったことに気付く。結局この年になってはっきりわかったことは、私はかすかなる清廉の香りが好きだということだ。花でも顔を寄せてゆき「あっ」と感じるくらいの香りが好きなのだ。もちろん無くても困らない。しかし心や体にやさしく働きかけてくれることもある。
 白檀のささやかなる香りを仰ぐ度に感じて元気な夏を過ごしたい。先ずは、この長引く首コリの解消からだ。

| | コメント (2)

2018.06.21

ありがとう、ありがとう

 Cimg0581_ 昨日のこと。この梅雨の最中、mokoさんが来訪。上がって行かないけど・・・と、わざわざバースディプレゼントを届けてくれた。夫と私は誕生日が近いのでいつもその間の頃にmokoさんは二人にとバースディプレゼントサンタレディ(あら、いい名前)となって届けてくれる。昨日届いたのは可愛い鉢花のセットと冷菓だった。どうもありがとう。またゆっくり立ち寄ってくださいね。
 
 早い内にカードやプレゼントを送ってくれた友人もいる。当日の昨日、花束が届いたり、メールや電話もあった。数としては少ないけど何とも嬉しかった。心からありがとう、ありがとうと思った。
 昨年の体調不良による心身の苦しみは辛く、長い一年に思えた。ただ、その中にあっても「私は来年の今頃は元の自分に戻っていて笑って暮らしているに違いない」ということを信じた。元々、根が陽気であるが、すがるように信じていなければ苦しかった。そして今年、思い描いていた自分に私はなれている。
 
 数日前は大阪周辺で大地震が発生。たたみ掛けるように梅雨降りだ。そして地震でなくても雨被害に遭っている地域もある。不安で悲しく辛い日々を送っている皆さま、どうか励まし合って元気出してください。先でまた良い日々がありますから。
 当地、熊本も二年前の大地震の惨状からゆっくりゆっくり加速しながら復興途中。どんな中にあっても笑顔でいると周囲を明るくし、自分自身も(泣き笑いであっても)少しずつ元気が出てくる。目の前の悲惨さに打ちのめされることなく、深呼吸しながら先の希望を信じていきたい。今回、被災地に更なる追い打ちが起こりませんようにと祈っている。


| | コメント (2)

2018.06.13

富士山、車窓から

 Cimg0553_ 上京中に静岡県にも行った。こちらも気持ちだけのお参りが主目的だった。新幹線だと数時間かかる山の中だ。ネットで調べて、東京駅南口から高速バスが通っていることを発見。直ぐに手配、予約をした。これだと富士宮市役所というバス停が最寄りでここからは数十分で着くようだった。義弟嫁が時間に迎えに来てくれるということでご好意に甘えた。着いてびっくり、本当にすべてが山の中だった。標高も高くて涼しかった。空気がきれいだし小川のせせらぎが聞こえて、山間の温泉宿にいる気分になった。ゆっくり時が流れるのだろうなあと思った。あいにくここから見える富士山はその日は晴れていたが上部にしっかりと厚い雲がかかっていた。いつも義弟の写真で見事な富士山の姿を見ていたので楽しみにしていたがこちらは残念だった。
 
 しかし高速バスからは間近に富士山を見ることが出来た。義弟の写真のように裾野までの優美なスロープは見ることは出来なかったが長い時間、大きく富士山を目にしていた。車窓からのそのショットだが、大きな鳥が悠々と飛んでいた。わずかではあったが雪が残っており、ああ富士山!とため息だった。私が富士山を見るのは実に16年ぶりだった。家族と新幹線のぞみに乗って上京する時がそれで、美しい雪化粧の富士山が現れた時には長い乗車でくたびれていた私たちは思わず拍手した。その後は飛行機なので見下ろしては見たこともなかった。
 
 しかし富士山は素晴らしい。いつまでも日本人の魂の故郷のように感じる。富士山周辺の県に住む人たちは毎日仰いで暮らしているのはうらやましい。ここでしかと思った。日本人の心が富士山であるならば、ある意味、東京タワーは東京の人たちの心であるかもしれない。そして私が住んできた熊本城は熊本人の心の故郷であるのだ。一昨年の大地震で大被害に遭った時は、我が家も周辺も酷い状態であったが熊本城の惨状は心が押しつぶされそうに悲しかった。義弟が「地震でそうなったから心のよりどころと気付いたのでしょ」と言ったがそれは違う。熊本市内あちこちから大天守が見えていて、例えば繁華街に出る度に「やっぱり熊本城だよねーお城は」と必ず思っていた。また私が通っていた高校は隣とまでは大袈裟だが直ぐ近くにあり、お庭のようにいつも皆で行っていた。
 
 富士山も東京タワーも熊本城も、それぞれに私の心を捉えてしまっている。今は熊本城が一番気がかりではあるが着実に(長い時間はかかるようだが)復興途上だ。東京もそうだったが富士山がそろそろ噴火とも言われ、また地震の話も時々上がる。すべて、酷い事態となりませんように。私は二時間ちょっとの高速バスの中で富士山を見ながらこういった思いに駆られていた。


| | コメント (2)

2018.06.10

東京タワーへ

 Cimg0565_ 東京に行ってきた。恩師の墓参、お世話になった友人のご両親様のお参り等、日頃心にかかっていた事柄がすべて出来て、また幸い雨にも遭わず好天だった。東京の友人二人ともそれぞれ会ってゆっくり話することが出来てよかった。
 
 最終日は誰とも会わず、一人フリーの日。朝一番で東京都庁へと向かった。使用済みの携帯電話を回収して2020年東京オリンピックの金、銀、銅メダルを作るというニュースを見ていたので持って行ったのだ。目の前で携帯電話に穴を開けて回収箱に入れ、提供のナンバーカードと記念品(ピンバッジ)をくださった。それから記念写真撮りましょか、ということでそれらしいものをバックに私のデジカメで写真を撮ってくださった。微々たることでもお役に立つことは嬉しい。2020年東京オリンピック、パラリンピックの成功を心から願っている。
 
 そして私は都庁下から直結している都営地下鉄、大江戸線に乗って赤羽橋まで行った。地上に出ると、バン!と東京タワーが見えた。直ぐそこにありそうなのに結局8分ばかり歩いて東京タワーエントランスに到着。2F展望台へ行った。東京タワーは60周年だという。あら還暦なんだと思った。そして映画「Always 三丁目の夕日」を思い出しながら展望台の四方をゆっくり見て回った。東京タワーは見上げる人たちの夢や希望であったのだとも思った。戦後まもなくに建ち、懸命な日本の国や人を見つめてきたのだ。少しずつ豊かになってゆく昭和の多くの歴史をも見てきた。
 私自身は高校の修学旅行で行っただけで、実は二回目だった。修学旅行の時は何も覚えていないくらい興味関心がなかったように思う。しかし今回、いろいろ思いめぐらしながら見える範囲の東京の眺めをしみじみと見つめた。
 私はわずかな年数しか住んだことがないが、その後度々用で上京していた。もう今では大都会である東京に住みたいとは思わないが、東京は好きだ。今後30年以内に起こる確率とさんざん言われているが未曾有の災害に遭わないでいてほしいし、なんとか知恵出し合っていってほしい。東京タワーはシンプルでしかもフォルムが美しい。今回の東京タワーのアングルは踏ん張って建つパワーだ。私は力強くそのパワーを受け止めた。


| | コメント (0)

2018.05.31

バジリコスパゲティ

 Cimg0549_ いよいよ梅雨となった。今日も一日雨降りだ。昨年よりも早い梅雨入りとなった。明日から東京等に出かけるのに、もう少し遅れてくれたらよかったけど、こればかりは成り行きで仕方ない。まあすべてを楽しもう。家族に「バジルに水やりしといてね」と言わなくてよくなったのは助かった。
 
 明日からいないこともあり雨だしバジルの葉を小さなもの以外摘んだ。そしてバジリコスパゲティをして昼食とした。ゴマもそうだけど半量はすりつぶし、半量は形を残したい。少ないのにすり鉢ですって、残りは包丁でたたいて細かくした。オリーブオイル、すったニンニク、塩コショウと混ぜた。そして我が家ではスパゲティは一人50gという少量なので玉ねぎをスライスして減塩ベーコン少々としっかり炒めて合わせてさらに炒めて、なんちゃってバジリコスパゲティの出来上がり。そんなに葉が大量でもないので見た目が地味で焼きそばみたいにも見える。しかし味はまあいいかの及第点クラス。我が家のバジル葉ということが嬉しかった。家族は何も言わないし、私も聞かなかった。私だけがフッフッフと思っている、それだけでよいのだ。
 
 さて2020年オリンピックに向けて勢いづいているであろう東京へちょっと出かける。そして静岡にもちょっとだけ。主婦休みの、自分のことだけで過ごせる贅沢を久しぶりに味わってくる。雨傘持ってルンルンルン!


| | コメント (2)

2018.05.28

ニチニチソウと共に

 Cimg0540_ 玄関先のハンギング鉢にはまたパンジーに替わってニチニチソウが登場した。スーパーで見つけて、買い物多く自転車だったがどうしてもとの思いに駆られて腕に下げての帰宅となった。そしてまた長い間、毎日咲き続けてくれることになる。
 花屋さんで切り花として見たことがないのだがずい分以前ではあるが生け花の花材として出会った。今ではどんどん生け花の花組みをできる花屋さんも少なくなってしまったが昔は多かった。枝物というと花に添えて素敵感が出るものを添える、あるいは花咲く枝物ばかりになった。昔は植物全般の知識が豊富で、水揚げ等も相談したり教わったりした。時代に乗って行くのだから衰退も仕方ないのだろうけれど少し寂しい。確かに今では枝物に配材としての花を取り合わせることを毎週は大変なことに違いない。生ける側もそういう時勢に乗っていくことも大事だ。今、生け花お教室をしていたら難しいだろうなあと思う。たぶんうんと若い世代の先生方が新しく上手にやっておられることだろう。昔ながらの花生け人は私もそうであるが頭柔らかくして自分なりに進んでいかなくてはと思う。
 
 それにしてもニチニチソウはいつ見ても笑顔いっぱいという感じで心がフワーッとなり楽しくなる。本当に大好きな花だ。毎日笑顔でいてくれる。本当に、たいていのことは些細なこと、大丈夫大丈夫と言ってくれているように感じる。そして笑顔になれる。辛かった日にも間違いなく笑顔になってきた。また今年もニチニチソウと共に笑顔で暮らしていきたい。そう、SMILE!


| | コメント (0)

2018.05.23

青いガクアジサイをちょっと生け

 Cimg0544_ またまた我が家に1株だけある青いガクアジサイが咲いた。今日は一日中小雨だったがその中できれいに映えていた。少しだけ切って今回はガクアジサイをちょっと生けした。陶製の鉢にたっぷり水を張り、剣山を入れて生けた。長年この家に住んでいるこのガクアジサイはしっかりしていて株も大きい。あまり大きくならないように花が終わった時点で切り戻ししている。アジサイは手毬のようにふっくりと大きく咲くアジサイも美しいが私はこの青いガクアジサイが最も好きだ。葉が大きいので剣山をしっかりと隠してくれるので有り難い。葉は重なるところを中心にずい分取った。ここでも葉取りには悩んだがこの辺りだろうというところで落ち着いた。花が四本に見えるが五本入っている。奥行きに一本見え隠れしながらちゃんとある。基本的には奇数本だ。私の場合はよく一輪が見え隠れしがちで○本半となることが多い。
 
 あららと言う感じで六月がやって来ている。梅雨も早くなるように聞いた。とにかく災害が起こらなければ梅雨も決して嫌いではない。湿度が高いとうっとうしい日もあるけど、雨の中を歩くのも案外好きだ。
 六月に入ると直ぐに私は上京する。久しぶりの東京は楽しみで、他県へも赴く。お決まりの気ままな一人旅である。しかし何処へでもリスク回避の最低限のものは持参する。防災ずきんは無理だが呼子笛など持ち運びしやすいものだ。そして災害時でも走れるパンプスと謳(うた)っている履きものだ。あと一週間となった。荷物はホテルに先送りするのでそろそろ作らなければ。たとえ早過ぎる梅雨となっても楽しい旅立ちだ。


| | コメント (1)

2018.05.16

西洋アジサイをちょっと生け

 Cimg0533_ これも我が家に1株だけある西洋アジサイで、義母へのプレゼントで届いた鉢花だったものを私が後日地植えした。毎年しっかり咲いてくれる。今年も少しずつ咲き始めた。根元付近にはドクダミの大群があってこちらも今、花盛り。可愛い花なのでそのままにしている。しかしよく見ると必死になってその間から西洋アジサイの花が顔を出していた。ドクダミから上ばかりに気をとられていて気付かなかった。これら数本を切って小さな花を生けた。
 
 花器は金属製の水差しで、中に留めの仕掛けもなくまったくの投げ入れ花だ。その枝は大きくうねっているが、どれも矯めたりの手を加えているものではない。光ある方へ頑張って生き延びていた軌跡だ。私はこの花の隣にあるアジサイ(これは何十年も前からこの場所にある一般的な青いアジサイだ)の新芽の時期にこういううねりを持った枝を切って他の配材と生け合わせようと思っていたのだがとうとう時期を逸してしまった。しかし細い枝の西洋アジサイの方が大きさのバランスが器である水差しには丁度よかった。
 思うようには生けることはできなかったがもうじきやって来る梅雨の予感がある。葉取りは、葉を取ってしまったら後悔してももう付けることは出来ないのでずい分迷った。花を生き生きとしてくれるのは葉でもあるのでなかなか難しい。葉一枚を開いたり戻したりしてその後の風景を見て行ってばかりだった。沢山の中から選ぶことが出来ずあるだけのもので一応まとめようとする花も大切な学習だ。前回のミニバラ同様、花展でなく普通のお稽古で当たった花材という感じだ。
 生けた花は喜んでくれたかなあと思う。「こーんな姿にしてくれて!」と憮然としているとは思わない。本気で心こめて生けているから。でも気持ちばかりの習作。続けること、花鋏を握ることが力になっていくと信じてこれからも花のある生活を心がけていきたい。


| | コメント (0)

2018.05.06

ミニバラ1本を

 Cimg0527_ 我が家にたった1本だけあるバラはミニバラで「スイートマザー」という品種らしい。家族がずい分以前に買ってきて植えたもので、なんとも野放しで育てている。わりと好きな花なのに調べてもっとしっかり育ててあげればいいのだけど、ついそのままだ。今年初めての花が咲いた。花自体は被害が見られないが、葉はなにやらさんざん虫食い被害に遭っている。これからはそういった被害も出ないように少し勉強したいとは思うのだがどうしても薬剤噴霧での守りだけはあまり気が乗らない。しかし可哀想なので今年はちょっとだけ頑張ってみようと思う。
 
 とにかく花を摘んだ。葉も比較的無事できれい目な葉を確保した。そして手のひらくらいの直径のガラス器に生けた。このバラは1本にすべて花、蕾が付いている。花も蕾も落とすことなくそのままだ。出来るだけ表情がよく思われるところをグルグル1本を回しながら探した。決定的なところは無いがここかなと思うあたりで決定して極めて低く生けた。小さな剣山を入れているが奥方に挿して前傾させ剣山の針が見えないようにした。そして何本かの葉の小枝を同じく剣山隠ししながら各方向へと挿し加えた。
 
 以前も似た花生けて「あら絵画のようで案外いいわね」と自分に甘くも語った覚えがある。まあホワーッとした雰囲気は悪くはない。とにかくミニバラ1本を生けたというぎりぎりの感じだけだ。しかし生けながらスイートマザーが私に語りかけてきている気がしていた。なんとなくだが、ありがとうと。もしかしたら虫被害よりは第二の生き方を選んでくれたのかもしれない。ふと(もしかしたら自分に都合よく)そう思われた。ごめんね。虫からも守る努力するからね。柔らかな薄いピンクのミニバラのスイートマザーさん。


| | コメント (0)

2018.04.30

そして、バジル!

 Cimg0523_ 今度はスーパーの店頭でバジルの苗と出会った。種からは自信がないけど苗からならば育てられるかしらねと思い値段を見ると2個(ポット入り)で150円だった。私は即刻スーパーのカゴの中にそのバジルの苗を4個入れた。
 
 帰宅してからワクワクしながら空いている庭の隅に植えた。日当たりよく水はけもよい所が適しているそうだ。ネットで調べてもあまり多くは情報がなく、大体一緒の事柄で少なめだった。しかしシンプルでわかりやすい。品種を見ていくと、どうやら我が家に来たのはスイートバジルという一般的な品種のようだ。柔らかくて艶のある丸っこいバジルの葉はまたまた私に元気をくれた。
 
 このところ花生けもしていなくてミョウガだバジルだに熱をあげている私だ。花のある生活よりも団子の方かしらという感じになっていきそうだが、欲張りだから花も団子も好きだ。両手に持ってニッコニコだ。
 バジルソース出来るほどに沢山収穫できるかしらね。ちょっと無理かな。でもバジリコスパゲッティにはなりそう。今度はスパゲッティ麺とフォークを両手に持っている自分さえが見えた。ちょっと苦笑い。でも楽しい。
 
 大型連休も相変わらず何も関係なく平常通りの日々となる。しかしありがたいことだ。去年の連休中は何も考えられない混沌とした状態だった。浅ましくとも食す日を楽しみにしてムフフと言っている今年の自分が嬉しい。今一つ天候も不安定で、まだ完全に衣替えというわけにもいかない。とにかく元気に初夏へと向かいたい。


| | コメント (6)

«今年もミョウガ!