2018.02.18

ようやく梅が一輪

 Cimg0422_ 毎日見上げていた我が家の紅白の梅の木。今日は久しぶりに好天に恵まれ日差しも暖かった。そして初めて梅の花開花我が家での一番を発見した。白梅でささやかに咲いていた。今日の陽気で硬かった蕾も一気にふくらんできたが咲いたのはこの一輪だけだ。嬉しくなって直ぐにデジカメを取りに家に入った。
 
 相変わらず北陸、東北、北海道などの主に裏日本地域で豪雪や猛吹雪とのニュースが続いている。何か申し訳ないような冬陽に当たりながら確実に冬の終わりを感じた。まだまだ寒の戻りは何回もあるかもしれないが山は越えたのだ。もうその角からわずかに春の姿が見え隠れしている。おいでおいでをしそうになる。
 辛く苦しかった昨年もなんだかんだで明け、それも冬の時期を過ぎてようやく落ち着いた。作り笑いしなくても、もう心から大笑いしている。
 
 昨年思い切って長く会っていなかった方々に会いに旅したことで私は調子に乗った。そうだ、友人たちに会いに行こうとまたまた欲が出た。その勢いで元気もさらに出た。会える時に会いたい人たちと会っておこう。鼻息荒く、さて今年は何処へ!?大体の気持ちは定まっている。さあ、旅心は十分。見上げると梅の花、そして時々その上を飛行機も飛びゆく。


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2018.02.06

凍れる日々の中で

 Cimg0419_ 立春寒波は毎年やって来ているが今年ほど酷い寒さはなかった。そして出口が見えないとまで言われている。全国的なのだがもしかしたら世界的なのかもしれない。冬季オリンピック開催地の韓国で外気がマイナス20℃を超えて屋外での練習は出来ないとのことだった。数日後には開会なのだがどうなるのだろう。そして国内に目を向けると特に裏日本の地域に凄まじい大寒気の連続で異常なまでの積雪となっている。雪おろし作業中での事故は死傷者も多数出ている。そしてそれ以外の地域でも低温や積雪、それによる交通マヒや事故も多い。これからラッシュの受験期になるのに大変だ。私が住むこの南国でもこのところバンバン雪が舞い積もってもいる。今日などは最高気温2℃、最低気温マイナス3℃という雪国並みだ。震えながら過ごしている。
 
 数日前の夕方、雪になるという予報を受け、玄関先のクリスマスローズを摘んだ。葉は霜焼けしていっているし霜や雪で花自体も相当弱ってきている。
 ジャムの空き瓶に水を入れてから水切りしたクリスマスローズをザッと挿した。案外無造作に挿した。そして以前いただいた生花ブーケのラッピング資材を利用して包んだ。丈も高くないが寒さの中に身を縮めている感じにもなった。そして義母が通うデイケアの迎えの方に渡した。暖かい部屋で皆さまで観ていただけたらと思った。我が家にはまた咲くから。
 
 凍れる日々の中で暮らしている。「あらま、寒いわね」と言うには寒すぎる日々だ。今年はまだ梅の蕾も硬い。そんな中で春待つ心は育つ。北陸、東北に過ごしている私の知人たちを思うとやはり根気違うかもとか思う。毎年、春迎える喜びは大きいだろうなあ。


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2018.01.25

スイセンで初生け

  Cimg0417_ 天気予報で「極寒列島」「大暴れん坊将軍(冬将軍)」とか言っていたけど本当に震えあがるような寒さが続いている。この南国で最高気温3℃最低気温マイナス3℃という日になっている。わー北の国だと思っていたら東京では大雪警報、朝の気温マイナス4℃とも言っていたし裏日本や北海道などではさらに記録的な雪や低温となっているようだ。
 
 なぜか沢山あったはずの我が家のスイセンは一部にわずかを残すだけとなってしまった。そしてこのところの寒さでさすがのスイセンも弱り気味。そういえば初生けしていなかったなと思い、なんとかなりそうなスイセンを摘んできて生けた。初生けにしてはずい分遅いのだけれど、今年の初生けには変わりない。我が家のやや弱り気味のスイセンなので思うようにはいかなかったが心こめて生けた。花屋さんで買ってくるとうんとスタイリッシュな花となるはずだけど、それなりの良さと思ってしまおう。
 花板も花器と同じオフホワイトにした。ボヤーッとする印象もないことはないが、あえて白く清らかな年の始まりという感じにした。その一月ももう行こうとしているのだが、とにかく明るい年でありますように。
 
 生け込みをしていないと、どんどん下手になる。目利きの花人というか口だけの花生け人になる。下手になっているのは百も承知。生け込んで思い出す感覚もあり、またまだまだ元々が鍛練中だっただけなので生け込んでいこうと思っている。今年は「花のある生活を・・・」と言える日々にしてゆきたい。お越しくださったお方、苦笑の花で恥ずかしいけどご容赦ください。いつか我ながらハッとする花が生けられたら幸せだ。


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2018.01.11

雪が降った

 Cimg0406_ 朝起きると雪が降っていた。南国なので積もらない雪が舞うことの方が多いが、この大寒あたりにはさすがに積もる。約2cmくらいにはなった。何日か前から外で受ける風が寒いというよりは冷たい感じになっていた。冷蔵庫でなく冷凍庫といった感じだったのだ。朝の掃き掃除は辛かった。でも「雪でした あなたのあとを なんとなく ついて行きたかった♪」などと歌いながら今朝も小雪降る中、ササッとではあるが表の掃き掃除した。寒い。やはり雪になる寒波だったのだ。天気予報では全国的に最大の寒波にすっかり包まれるとか言っていた。
 
 寒さには強く底冷えの中、北風の中ででも震えながらも咲き続けているパンジーも雪には少し固まったような気がした。それでも淡雪のように柔らかく清らかな純白の雪だから見ていて痛々しい感じにはならなかった。しかもあろうことか私は「これは夏に見たら涼しく感じたりするんだろうなあ」とか一瞬思ったりもした。
 
 雪国の人たちは本当に大変だと思う。秋田で聞いた「年の三分の一は雪ん中だ。慣れてっけど、吹雪くと辛ぇなあ」(少し違っているかもしれないがこういった言葉だったと記憶している)という言葉が浮かぶ。本当に雪国の方々の真冬の暮らしを思い浮かべてみたりもする。そして、真面目で辛抱強い人間が育つものだよとつくづく思う。


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2018.01.07

七草粥

 Cimg0401_ 今日で松の内を過ぎる。もう暗くならない内に生け花を流して(撤花のこと)しめ縄も取り込んだ。たいして正月気分という感じでもなかったが間違いなく日頃とは違う食生活だった。お腹きれいにして通常の食生活に戻そう。というわけで変わらずに今年も夕飯は七草粥。スーパーでセットになって販売しているので本当に楽。コトコトとお粥煮込みながら他の準備をした。毎年ほぼ同じ感じなので何一つ変わり映えしないが、今年は数の子だけでなく煮卵を添えた。実は年末に煮豚を作ったら妙に気に入って、また家族の評判もよかったので残したタレで煮卵を作った。やはり美味しかった。さあ、元気出して行こう。やはりしつこくナンテンの葉も置いた。
 
 七草粥作りながら大学ラグビーの決勝をテレビで観た。前半は鍋から離れられず、遠目に台所から観たが一旦区切りがついたので後半は火も止めて夫とともにテレビの前で観戦した。さすがのチーム同士で大変面白い試合だった。いつまで経っても私はなかなかラグビーのルールが覚えられず、半分くらいは「なんで?」「何?」と夫に尋ねてばかりだ。しかしラグビー観戦は大好きだ。今日の試合ではじりじりと前進あるのみの攻撃で、這っても転がっても少しでも前へという姿に心が震えた。大体、わかっていてもそうそう空きのチャンスはないのだろうけど、ひたむきに前進することには驚いていた。私は敵にぶつかって行くことなど出来ないと思っていた。今年の私は初めて違っていた。気持ちなんだわと思った。「行こう、前に進もう」これだわ、と。今さらのシニアでの目覚めなのだが、なんのまだまだ!運気は気持ちで引っ張って来なくては。リフレインながら、明るく、元気で、よい一年となりますように。


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2018.01.03

新しい年、新しい日々

 Cimg0397_ あけましておめでとうございます。
 全国的に冬晴れの穏やかなお正月のようだ。まったく昨年と変わらない年末年始を迎えることが出来た。落ち着いた心で清々しい年迎えが出来たことに感謝したい。同じように近くの神社に初詣に行き、おみくじを引いた。どのくらいぶりか忘れたがそれ程久しぶりに大吉だった。内容は「うん、うん」とよくわかるものだった。頭に入れてから、おみくじは結び付けてきた。お守りも買った。昨年のお守りは飾りを外した昨年のしめ縄と一緒にきれいに包んでお焚き上げをお願いした。生まれて初めて「健康お守り」という一般的な「お守り」でないのを買った。また、私にしては珍しく赤で。
 
 どこかのトップの方、年明け早々から「滅びのボタンは私の机の上にある」とか言わないでほしい。爆弾もミサイルも着弾したら花畑にならないものだろうか。絶対に無くならないとは思うのだけれどエゴではなくエコを大事にしたい。くたびれてきていて不具合が多々生じてきているこの地球に住み合わせているのだから、皆で地球を守ってゆく知恵出し合っていかねば。
 
 新年を迎える花はパッとしない生け花となったが気持ちは込めて生けたので写真をアップした。晒し竹筒にささやかに生けた。忘れずにナンテンの葉をしっかりと生けた。花台にしているのは昨年畳替えした折りに畳屋さんからサービスでいただいたミニミニ畳。直ぐに役立つこととなってよかった。少しずつ花のある生活を・・・というタイトル通りになってゆきたい。同じく年末に生けたダイオウショウの方は近い内に載せることにした。
 
 本年もどうぞよろしくお願い致します。明るく、元気で、よい一年となりますように。


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2017.12.29

来る年はよい年に

 Cimg0389_ 小品でも新春の迎花を生けようと思い花屋さんへ花材を買いに行った。イメージのポイントであったマツはダイオウショウとワカマツしかなかった。ネビキマツかゴヨウマツをと思っていたのだが入荷事情を聞いて驚いた。年々枝物を扱える職人さん方が減ってきていること、生け花の衰退での需要の低下、さらにはマツの伐り出し職人さんが大幅に減ってきていることなどだった。数日前にはマツの伐り出し職人さんが仕事中に事故で亡くなられたらしい。危険も伴う仕事だ。さらには近年の異常気象で発育不全なども追い打ちをかける。
 私はとりあえずダイオウショウとワカマツを1本ずつ、それと配材に淡いピンクのシンビジウムを1本買って帰った。今は水揚げしているが、はて、どうやって生けたものやら。
 
 そもそも我が家のナンテンが美しい実を最近まで沢山付けていたので豪勢にナンテン主体で生けようと思っていた。ところが数日前に強い雨や風に遭ってその実は半分以上が落ち果ててしまった。花屋さんで売られているナンテンは見事に美しいのだが我が家のナンテンをバン!と生けたかったのだ。今年の難を転じるようにと。まあ豪勢にとはいかないけど小さくとも使いたいとは思う。
 
 来る年は世界も日本も少しでもよい年でありますように。自分自身のことも願わずにはいられない。
更新少なく拙いブロクにお越しくださった皆さま、どうもありがとうございました。
どうぞよい年お迎えください。


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2017.12.24

今年はまだ蕾

 Cimg0385_ メリークリスマス! 特にホームパーティもなく、クリスマスケーキがあってほんのちょっと御馳走夕飯というくらいなのだけれど。街に出たら盛り上がっているだろうなあとか思いながらクリスマスイヴを迎えている。曇りで少し前から地味に雨も落ちてきた。なんとなくひんやりする。
  
 去年はわずかであってもクリスマスに咲いた玄関先のクリスマスローズは今年は間に合わなかった。小さな蕾を付けている。もっともクリスマスローズというのは日本での呼称らしい。ロマンチックになるものね。花言葉はいろいろ聞くけど、今の私に都合よいように取り上げると「なぐさめ」「いたわり」となる。やさしい感じだ。我が家の花も白くて清らかな花なのでまったくそうだ。
 今年のようにクリスマスグッズもなかなか作る気になれずにいた年は珍しい。命の灯が危なげになった母の傍にいる時以来だ。それにしても細々と大掃除らしいことはやっている。今年のホコリを持ち越してなるかといった気合いがあるからだ。もちろん年神様お迎えすることも頭にあるけれども。
 
 「なぐさめ」「いたわり」の花の蕾に励まされながら、ようやく帰ってきたSMILEでクリスマス過ごせていることは喜ばしい。あったかい色味の電飾、夢のようなキラキラ、友人から届いたクリスマスカード、美味しいねと言って食べるクリスマスケーキ、もう本当に感謝したい気持ちででいっぱいになる。


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2017.12.15

歳末の趣

 Cimg0380_ いよいよ本年も加速しながら歳末へと向かっている。玄関先の小さなカエデもすっかり紅葉を落としてしまい、風でバンバン舞って行くので片付けようとしたが、とりあえず写真を撮った。これも歳末の趣。これから裸木になっていくが、その体内では力強く春待ちながら生きている生命がある。枯れてはいない。
 
 姪の結婚が決まり弟夫婦、姪とお相手の方が我が家に見えたりしてなんとも楽しいこの頃だった。本当におめでとうございます。弟夫婦も当然ながら幸せそうだった。我が家はシニア家庭となっているので家族がすれ違うのも少なく、少しでも人が増えると「人とすれ違う」という事象が多くあり、これもまた楽しく思える。そして人が増えると笑いも増える。笑いが増えると家も喜ぶ。とにかく築50年の古い家に古い人たちが住んでいるのだが幸い笑いには溢れている。大雑把に言えば「金は無くても愛がある」家で、そのことが実に喜ばしい。ニュースは相変わらず明るくないことがほとんどだ。スポーツ界さえも最近はすっきりしないことばかり。世界、日本のニュースもテレビドラマにそのままありそうな事柄で時々「うそー!」と思ってしまうくらいだ。まあ世の中のこと7割方よくないことなのだと思ってはいるのでそういうものかもしれないが、少し苛立ったり悲しくなったりすることもある。
 
 しかし表掃きながら手に息吐きかけて朝日を浴びていると毎日新鮮な喜びに満たされる。こんなに明るくないニュースが多いのだから家庭内のささやかな事柄であっても有り難いこと、おめでたいことは心から喜びたい。意味が違うが私はおめでたい。シャ乱Qの歌歌いながらバンバン掃き掃除している。今日の元気をありがとうございますと感謝しながら。


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2017.12.04

満月

 Cimg0379_ 昨日は二ヶ月ぶりに単発の派遣仕事に出た。早朝に出てまる半日後の帰宅だった。わりのいい仕事ではあったがかなり神経や体力も使うのでヨタヨタの帰宅となったが、電車を降りて我が家への道を行っていると正面にとても大きくて美しい月が出ていた。この方面が帰り道でよかったと思った。それはなんとも大きくキラキラ磨き立てた鏡のように輝く美しい月であった。家に近づくことは月にも近づいていっているようで幸せだった。家に入る前には立ち止まってしばし見とれてしまった。
 
 帰宅後、着替えて夕飯その他を済ませた後パソコンを点けた。するとYahooのトップ画面に大きく「今年最大の満月」とありきれいな写真も載っていた。「あっ!」と思い出して、私はデジカメ持って家の外に出た。そして玄関先からアップで撮った。いろんな写真からするとお粗末ではあるが個人的には初めてよく撮れた月だった。本当は目視の月がもっともっと美しかったが。
 
 いつの間にか12月。今年は体調崩したりしてなかなか大変な年だったが、「まあよくやったよ。お疲れさま。」と月が労ってくれているようで心から嬉しかった。もうすぐやって来る新年は明るい年であると信じられるような、おみくじで大吉引き当てた感じだった。本当に、日々まあるく明るくやっていっていたらここまでは望まないけどチラッとくらいは輝いてくるのかなあとか思った。この、冬の満月はこうして沢山の人の心を澄ましていっているのだろうか。


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2017.11.29

星に願いを

 Cimg0096_昨日は戻ってきた小春日和の陽気で、久しぶりのクラス会。美味しいランチを皆で食べてからは私たちの卒業した高校へと散歩して行った。正門辺りは地震による工事中で、大回りして裏門から入った。実は私は高校を卒業して以来初めての母校立ち寄りだった。ずい分経っているにもかかわらず変わっていないことが多かった。人数が十人超えているとそれぞれに覚えていることがあって、さまざまな解明も出来た。カエデの紅葉もイチョウの黄葉も本当に美しく、感嘆の声しきりだった。時間かけて隅から隅まで見ていって満足した。私はカメラを持たずに出たため写真に残せなかったが皆スマートフォンのカメラで沢山撮影していた。今日、集合写真が私にもパソコンに届いた。自然には負けるものの、その自然に高揚している昔乙女たちの笑顔が楽しい。
 
 実に久しぶりに皆と会えてよかった。今日は雨となり、天気にも恵まれていた昨日で本当によかった。元気に、笑ってまた会おうね。昔と変わらずに笑顔で手を振り振りそれぞれ別れた。
 
 昔、いただいた手回しのオルゴールがある。手のひらに乗る小さなものでそうっとネジを回すと愛らしい音がする。曲名は「星に願いを」。絵柄も付いているが映画の「ピノキオ」で歌われる。辛く苦しい夜に一人でこのオルゴールを鳴らして聴いたものだ。
 世界も日本もニュースはスポーツを含めて明るくない。すべてが愛がもたらす明るい日々で満たされるようにとこの年の瀬にも願う。ようやく自分のことを離れて大きなことを願う余裕も出てきた。オルゴールの音色は心に染みた。
 


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2017.11.19

冬を迎える

  Cimg0372__2Cimg0373_ 布帽子を一人で楽しんでいると少し前の小春日和がうそのような初冬の到来。全国的に12月半ばくらいの気温だそうだ。ほとんど衣替えも済んでいたが残りを急ぎ、また防寒衣料、寝具も急いで出した。まあこれでなんとか乗り越えられるだろうと一安心した。
 
 玄関先のハンギング鉢の日ニチニチソウは地植えにして、パンジーに植え替えた。ところで昨年地植えして今年もバンバン咲き誇った白いニチニチソウは相変わらず元気に少なくはなったが咲き続けている。でも、つい味占めてしまったが来期には今年のニチニチソウもまた芽吹いて咲いてほしい。昨年のニチニチソウもまた一緒に咲いていてほしい。
 
 秋田の先生とお社中の先生方と食事を一緒にした時に「辛抱するしかねえからなぁ。一年の内、四ヶ月はほぼ雪ん中だ。でも、やっぱり吹雪くと辛ぇなぁ。」(覚えているのはこういう言葉だったが地元の方からすると間違っているかも。ほぼこういう感じだった)という言葉が出た。本当に、慣れていても大変なんだなあと思った。そして、だからこそ口数少なく、辛抱強い東北の地の方々なのだとも思った。暗くなく、ふんわりと優しい方ばかりだった。
 
 人生の中でもそういう時期がある。大きなことがなくても日常でもそういう時もある。辛抱ね、と思った。辛さを抱えて耐えるのね。そうか、それを私もふんわりと優しく言えるようなおおらかな人でいなくては。パンジーを植え付けながらそういうことを考えた。冬を迎える支度が出来た。この南国での冬は辛抱するようなものではない。しかし、心身共に元気に冬を乗り切って行こう。

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2017.11.13

赤い手拭いで帽子を

 Cimg0360_Cimg0361_ 東北から自分のための土産はぜひ食べたかった「かきめし」の素と一枚の日本手拭いだった。かきめしは牡蠣ファンなので美味しく食べた。もっと買ってきたらよかったとも思った。食品成分の表示などを見て安心できるようだったので喜んで買ったものだ。まあ、もう少し食べたかったのになあと思えるあたりが一番いいのかもしれない。
 
 手拭いは赤の色味が気に入って買った。大体地味目なあずき色などが多いが、この赤は私の心を引きつけて離さなかった。即買いした。全面総柄の手拭いだ。これは家事の時に被るのがいいと思った。パッと顔色が明るくなるし気分も高揚して仕事もはかどりそうだから。
 何日かして、被るのならば赤ずきんちゃんのお婆ちゃんが被っているようなのがいいかなと思い直した。そしてタックを取っては待ち針で留め付けながら帽子っぽい形にしていった。それをここは縫わなきゃという部分だけにしたがチクチク手縫いした。ベル形となったところで裏にバイヤステープを縫い付けてゴム通しかなと思いじっと見つめていると、まてよ、ワードローブが叶わないなと思い直した。それ風なエプロンルックで決められるといいけど何かと制限されそうな気がした。そこで布帽子で行くことにした。
 
 思いつきの行きあたりばったりの作品なので人に見せられるものでもないが、時々被りながら嬉しく仕上げていった。もう無邪気に「見て、見て」と言っちゃおうと決めた。ブリム部分は全て降ろすと怪しい人の感じで、5cm程折り返した。気分ではくるくるとロールアップしてもいいかと思う。こうなったら家事だけではもったいないという更に厚かましい気分になってきた。春夏の一寸したおでかけにも戦力にしようと決心までした。
 とにかく久しぶりにこの調子乗りの本来の私が戻ってきて、私は元の気を取り戻したことを実感した。


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2017.11.08

仙台へ

 Cimg0359_ 秋田の会場の初日の開場を待ち、手入れ済んだばかりの新鮮な生け花作品をしかと時間かけて観賞させていただき、昼過ぎには秋田駅。東北新幹線で仙台へ。田沢湖、盛岡などを通り二時間半かけて仙台に到着。車窓から秋景色も堪能した。心の中には先生方の入魂の作品が時々浮かんでいた。
 
 宮城では、撮った写真はほとんどすべてが生け花作品だ。諸流展の花でなく流派の支部展であり小品からステージいっぱいに広がる作品までたくさんだった。枝物のほとんどがどんなに大きくても買ったものでなく自宅などから調達したものであることに驚いた。さまざまな場の工夫もなされており時間かけてご準備は大変だったであろうとも思われた。どの作品も語りかけてくる生命力に溢れ、感動した。
 同期の一人は解説ガイドまでしていた。子どもや男性、生け花をまったく知らない方々にもわかりやすく、耳ダンボしながら彼女の才能に驚き感心した。私にはこういう才能はないが、しかしこの分野はあった方がよいものと感じ、後で彼女に熱く伝えた。もう一人の同期生も知り合いの方の接待に忙しく、会場は盛況で本当に嬉しかった。昼食時だけいろいろと昔話などした。
 翌日、解説ガイドまでしていた彼女がご主人様と一緒に私を松島観光に連れて行ってくれた。よく晴れてはいたが台風一過の強風であまりに波も高く遊覧船は断念した。臨済宗、瑞巌寺参道の杉の大木が強風で裂かれて真っ二つに割れかけていた。しかし瑞巌寺は圧巻で楽しく、満たされた。
 
 何十年とあまりに長く会っていなかったにもかかわらず、お互いに(写真も持っていないのに)パッと顔見てわかったのは素晴らしいことだった。ちょっと会ってなかったかのように「元気だったー?」の感じだったのが良かった。私は現役でなく休業中であるが、しかと同志として扱ってくれていてありがたかった。生け花はすべて心に迫る素敵な作品ばかりだった。秋田も宮城もはるばる思い切って出かけて行って本当によかった。いずれの先生方も催促とかはまったくなかったが、自分にしか出来ないことがあれば、それと出会いさえすればしっかりと花鋏を持とうという気持ちになった。
 
 花以外で一枚だけ撮った写真は、三越のライオンがハロウィン姿で鎮座していた一枚だ。このハロウィンの日に帰路に就いた。


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2017.11.05

秋、秋田へ

 Cimg0328_Cimg0318_Cimg0317_Cimg0312_  長年飛行機に乗っているが乗り継ぎしての国内旅行は初めてだった。羽田空港が混雑のため遅れて離陸ということで羽田に着いたら秋田上空濃霧で視界不良のため秋田からの便が約1時間遅れた。やれやれで乗り込み、ようやく秋田へ。リムジンバスで秋田駅まで行くと、十何年ぶりかで懐かしい先生がバス停に待っていてくださった。ここで陽気な南国のオバサンよろしく「わーっ!センセー!お久しぶりですー!お変わりなく嬉しいですー!」と飛びついていった。先生はもうすぐ84歳とのことだがどうしてもそうは見えず10歳はお若く思われた。喫茶店で「東北の人たちはあまり自分を出さねえから、少し戸惑ったよぉ。」と仰った。あら、ごめんなさい。でもちゃんと応えてくださって嬉しかった。すみませんでした!
 
 秋田の町は人通りが少なく、静かできれいだ。ポイ捨てのチリなど何処にも見当たらなかった。バスの運転手さんは高齢の方には特に優しく、徹底した安全運転であった。
 写真は駅正面のパネル。そうそう、秋田美人の先生に会えた。それから撮っている私が写り込んだがバス停前の窓に貼ってあるウエルカムフィルム。ゴジラ岩と竿燈、どちらも魅力的だ。
 
 翌日は先生方が生け込みされているので一人で早朝から街探索をした。千秋公園は久保田城城跡はじめ資料館等々があり広い敷地内を楽しんだ。私はここでしばし紅葉狩りだった。静かに歩きながらいろいろな事柄を思い出したり考えたりしてゆったりとした時を過ごせた。その後、千秋公園を出て美術館へ向かった。ここでも開催されている展覧会をゆっくりと観賞した。
 夕方になり生け込み終了間際の会場へ伺った。先生方それぞれが最後まで奮闘されていて美しい緊張感だった。そして懐かしい光景でもあった。時間が来て、先生方の片付け作業の様子も手際よく、気持ち良かった。さすがのものだった。作品は少しだけ拝ませていただいた。一晩置いている内に結構姿が変わるので翌日の早朝から開場までがまた詰め、仕上げの花生けとなる。

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2017.10.18

旅の支度

 Cimg0311_ 旅の支度は久しぶりだ。二月には二泊で出たが今回は五泊六日というやや長旅。しかも初めて行く東北。まったくの「みちのく一人旅」だ。まだそういったことで心配することはないが確かに寒いだろうなあと思う。東京だと大体のことはわかるが東京以北は未知の地。秋田の先生が「こちらは急に寒くなりました」とのおハガキをくださった。あらら、まあ大変。まだ十分に衣替えしていないのに北へ向かう支度は、こればかりは悩ましい。
 
 できるだけ組み合わせがきいてあまり大がかりでなく行けるようにしていたが、だんだん防寒の方へと気が移る。だからといって、これではマタギでしょと笑ってしまったりしながら時間ばかりが経つ。荷物は持たないとしているのでボストンバッグに詰めてホテルへと先送りするがはるか遠い地域だから宅配でも3日かかる。何かあってもいけないから1、2日余裕を見て送ろうとするとここ2、3日で荷造りしなければいけない。
 
 少し疲れたので少しずつ3日で支度して送ることにした。ある程度細かく書いたリストを基に訂正しながらやっていく。もう衆議院議員選挙の期日前投票も済ませた。通院の予定もない。普通に暮らしながら、とにかく元気に行って帰られるように体調もメンタルも整えておく。
 九州の当地も急激に冷え込んできた。衣替えも衣服の他に寝具の秋冬支度が急務となっている。私がいつも出入りする勝手口のところに盛んに咲いているホトトギスが大曇りの下、ひんやりした風に吹かれて揺れていた。


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2017.10.08

花の絆

 Cimg0294_ 今月末頃、五泊六日で東北二県へ旅立つ。確かに紅葉美しい季節なのだが、街中にしか行かない。それぞれ花展を観に行くのが目的だ。先に行く秋田には役員会議で上京した時にしかお会いしたことはないのだがペーペーの私に本当に親切丁寧に対応してくださった大先輩の先生がおられる。行きますと手紙を書いたらはるばる電話をくださった。先生の出瓶作品も拝めそうで嬉しい。生け込み前日に私が合わせ、先生もお忙しいところお時間割いてくださるご様子。
 それから新幹線で仙台へ向かい、震災後初めての大きな流派花展を観に行く。こちらには同期の先生が二名いる。生け花教授者として立つ前に受けなければならない研究会という名ではあるが試験がある。三日間、朝から極めて夜に近い夕方まで花を生ける。途中で振り当てられた講義を板書、実技交えて時間内で行ったりもした。一番最後はテーマが出て大きな作品の創作だ。全国から受けに来るがこうして三日一緒に苦労して笑って過ごしてほぼ仲良くなる。ここでの同期生だ。年が近そうな人たちが当然ながら親しくなる。私も年賀状やりとりではあるが何十年と続いている。現役を退いた私のことなどどうでもよいだろうし機会が無くて賀状も切れないのだろうなあと思っていると最近お互い大震災に遭い、そこでまた機会ができた。
 
 どうしたら自分が元気になれるかと日々思っていて、まず心血注いだ花生けに行き着いた。折からの連絡もあった。元旦に引いたおみくじの願い事のところ。「積極的に出て吉」に違いない。
 九州にいては考えられないくらい東北は北の地。防寒できるように組み合わせられる服装計画を立てている。


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2017.10.01

秋草を生けた

 Cimg0308_ 秋草を生けた。スーパー内の花屋さんの店頭にセット売りしている秋草を発見。じっと見つめていると「ああ、秋草を生けたい」という思いが大きくなり、買って帰った。リンドウ2色、クジャクギク2色、ケイトウがセットになったものだった。我が家の庭にあるススキと勝手口のシロバナホトトギスを加えた5種で生けた。ススキはほとんど終わりに近く、葉も穂もきれいどころか無事なのを見つけるのに苦労した。
 
 本家とも言える左の差し口にはススキを入れて高めに、分家と言うか右の差し口には極く小さく低く生けた。しかし小さめの方にはこれから伸びゆく未来がありその意志も伺えるように生けた。ススキの葉は前後左右に数枚あるがどれも高さ、長さ、方向が同じものはない。右側へ大きくカーブしてゆらりとしたススキの葉はわずかに伸びゆく秋草へとかかり、何かを語りかけているかのような感じだ。どういう言葉なのだろうか。
 
 沢山の候補から選び抜いてステージに上がらせる花展の花と異なり、ほんのわずか手に入っただけの花材を生けるのは家庭の花にふさわしく、カジュアルだ。お稽古していた時に包みを開けて「やった!」と思ったり「うそー!」と思ったりだったがそういう昔々のことも懐かしく思い出される。
 
 十月になった。心身共に苦しかった半年を経て、花鋏を持つことに意欲や喜びが戻ってきた。秋草を生けながら、私はそこ通る風になっていた。スーッと透き通った風だ。


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2017.09.17

落花生

 Cimg0293_
 新畳に喜んで寝転んでいたけれど時には体調悪くて横にもなっていた。なかなかブログが頭に浮かぶこともなく日にちは過ぎていた。大型台風18号は幸い当地は外れてくれたけど、多くの地域で被害が出続けていて心が痛む。東南へ急遽進路を変えて日本から遠ざかってほしかったのに。しかし、とにかく古い家のシニア家庭なのでひとまずよかった。
 
 最近、生落花生をいただいた。ちゃんと畑で作られた落花生だ。圧力釜があると早いけど茹でて、とメッセージが添えられていた。しかし、やはり柔らかいのよりもカリッとしたピーナツが好みなので電子レンジでカリットピーナツにした。殻から実を取り出して水洗い。軽く水気を切ってから耐熱皿に並べて軽く塩を振り、レンジでチン。60秒から始まり40秒、20秒として加減見ながら仕上げた。大体一つかみ分くらいが適当だと思った。これは二回目になる。前回は今ひとつ湿気た感じが残っていて、今回は焦がさないように混ぜながら数回に分けて様子見ながら長めにチンした。なかなかいい感じになった。我が家の塩はナトリウム量が半分の減塩なので軽く振れば程良い塩加減だ。これでまた夜のお楽しみが増えた。
 何かないかと探していたらお土産にいただいたエーデルワイス花柄の紙ナフキンがあったので敷いた。さあこれでパクパクパクの(本当はよくないだろうけど夜のお茶タイム、お菓子いっぱい付き!)仲間が出来た。
 
 概ね元気だ。ようやくここまで来たという感じで。ガパオライスの時に思ったが食べることに少しでも意欲を持って楽しもう。しかも秋。飽くほどに海山の幸、笑顔で頬張りたい。今日は、落花生。


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2017.09.03

青畳

 Cimg0292_ 我が家の六畳の茶の間は畳敷きだが、思い切って最近畳を新調した。古いので表替えでなく畳そのものを新しくした。最近のものはダニ防止もあるそうだ。イグサ、畳表はやはり熊本県産で良いものを選んだ。もうこれでしばらく安心。畳は何十年と我が家で人や物を乗せてきたが同じように震災にも遭った。お疲れ様でした、長い間。
 
 そして青畳となった。近くを通るだけで青い(という感じの)イグサの香りがする。なんとも心地よい。撫でたり寝そべったり、子どもみたいに嬉しくてパチパチパチと拍手したくなってくる。
 
 九月となった。今年は少し早く風が秋の風になってきている。さらーっと自転車走行していると風が抜けて行く。まだ日差しは残暑の感じなのだが秋は間違いなくじわじわと押し寄せて来ている。ああ夏を乗り切ったなあと思う。秋、心の中に花野が広がる。元気に笑顔で生きていきたい。
 青畳もやがては陽に焼けて黄ばむ。そしてそれなりの趣となっていく。しかし青畳の香りを忘れないだろう。贅沢だわーとしみじみ思う。すべての歴史をまた畳も乗せて行く。


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2017.08.26

ガパオライス

 Cimg0289_ 久しぶりに髪をカットしに美容院へ行った。何十年も通っている美容院でお互い着実に年を重ねてきた美容師さんと「暑いですねー」「年々こたえますねー」と言い合って笑ってきた。「少し前に出来ていた時間では出来ないですね、いろいろ」「うーん、老人力増したと思いましょう」とも言い合って笑った。頭はベリーショート、実に軽くなった。
 本当に残暑は未だ酷く続いている。蒸し風呂にいるような時もある。スコスコとエアコンきいた部屋へと逃げ込むこともある。本当に笑ってしまわなくては。
 
 スーパーでふとナンプラー(タイの魚醤)を発見。「ガパオライス作ろう」と思って買って帰った。うろ覚えながらもなんとか出来た。ご飯が柔らかめになってしまったけど、案外味は良かった。パチパチパチ!と自画自賛。
 食べるとかどうでもいい、家族が食べたらもうそれで、とか思っていた時がわりと多かったけど、いえいえ食を楽しもうとやはり思い直した。まだ間に合う。もう若い頃の食生活でもなく、これからの日々を見据えて楽しみをほんの少しでも見つけていこうと思う。それは生きていく意欲、パワーでもある。幸い、食欲というものはある。何かとストレスに負けてしまっていて「食べるのなんてどーでもいいのよ」とか思うことになっていたことがあったように思う。今現在のすべてをあるがままに受け止めて、「まーこんなもんだわー、さっ!何か食べよう、美味しく食べよう!」と切り返すことにした。自分に都合よくでよいのだ。
 
 ガパオライスにはナンプラーも入れたが大好きなオイスターソースも入れたので好みに出来たのかもしれない。ここまで夏バテもせず頑張って来られたのだから残暑も笑って乗り越えて行こう。写真のランチョンマットは息子のトレイ敷きのものだが私の大好きなカバさん柄。端切れで手作りした。ガパオライスという名前に合うカバさん。これも見るだけで元気が出る。


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2017.08.14

団扇(うちわ)の風

 Cimg0287_ 気分が優れないのはあまり変わらないが出来るだけ知恵を出して乗り越える努力をしている。この間暑中お見舞い申し上げますと書いたと思っていたら、八月盆に入った。もうじき残暑お見舞い申し上げますという言葉に替わる。
 
 先の大地震ではいろいろ目茶苦茶になったが押し入れの中も酷いシャッフル状態だった。去年の内にこつこつと根気よく片付け整理した。その中にケースに入った渋団扇(うちわ)があった。それはその存在さえも忘れていたものだった。何十年も前に仕舞い込んでそのままだった。
 
 嫁いできて義父が弁護士だったので市内、県内に運転手としてご一緒することがわりとあった。それは臨月まで、そして生まれて直ぐの我が子をベビーバッグに入れて助手席に固定してということもあった。たまに依頼者宅へのこともあったがほとんどは裁判所行きだった。
 山鹿の裁判所への往復で義父が必ず仰る言葉があった。「この辺りがクタミだよ。民が来るで、来民。柿渋塗った昔ながらの立派な団扇を作っているからね。」私はいつも「あらーそーですかー」だった。
 義父こそご立派だしお優しい方だったが嫁いで数年で急逝された。それから何年か経って伝統工芸館に知人の作品展観に行き、常設販売所で来民の団扇に出会った。伝統工芸品であり高かったがホオズキの貼り絵も気に入った1本を購入した。しかしケースに入れたままの状態で大切に保管、そのまま忘れてしまっていた。
 
 ケースから出して扇いでみると何とも妙なる風が起こった。日頃、家電量販店などでもらったペラの団扇でハッハッ言いながら扇いでいた。これからはそういったものでなくこれだわと思った。今年のように気分が優れず辛い夏には良質と感じられる風が欲しい。よかった、よかったと毎日扇いでいる。そして時々、来民の団扇を教えてくださった義父のことをやはり思い出す。


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2017.08.01

暑中お見舞い申し上げます 2017

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 連日の猛暑、本当に今言わなくていつ言うのという感じだ。
「 暑中お見舞い申し上げます。」
 
 お仏壇の花もなかなかもたない。直ぐに水は湯のようになり水を差し替えても氷を入れていても何分置く所が一日中冷房の部屋でもないのであまり変わらない。今時期は上げるお花も乏しく、結局はコギクのように葉もきれいでいくらか花持ちする花材になってしまう。昨日、傷んだコギクを外して洗い水切りして入れたが少しさびしいので他の花でもと思いスーパーの花を見た。通年あるものが多く、まあコギクが多い中、わずかばかりのグラジオラスを発見。色はオレンジ色のみ、三本一束になっていた。花屋さんに行けばもっといくらかのものはあるかもしれないが比較的丈夫な花、コギク同様の花を求めているのでこれに決定。しかもかなり安かった。
 
 この気候なので残念ながら葉の傷みが大きく、迷ったのだが、お仏壇の花に入れ添える前にちょっと花生けしてみた。ガラス製の器以外、何一つ涼を感じられるものがなく、またこのところ花鋏を置いていたので生け花としては拙い。でもいいか、恥かいてもと思いながら書中見舞いの言葉に代えた。
 
 概ね元気になったが気分が優れず困ったものだ。しかしこの気候なのだから薬害でなくても多くの人は不快であり体力も消耗しているに違いないと思えば気は軽くなる。
 今年も夏らしい夏だ。夏産業は笑いが止まらないくらいかもしれない。酷暑はまだまだ続く。体労わっていこう。
 
 粗末なブログにお越しくださったお優しい皆さま、ありがとうございます。
どうぞお元気で良い夏を楽しんでください。

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2017.07.18

冷凍のケーキ

Cimg0281_ 全国的に猛暑続き。さぞかし夏産業は喜んでいることだろうと、水分補給ばかりしている毎日。最近始めた投薬がなかなか合わず時々吐きそうになる気分悪さが襲い、まあなんとかやり過ごしている。この夏はこれまで以上にエアコン効いた部屋に沈んでいることだろう。
 
 久しぶりにmokoさんの来訪。なんと、私たち夫婦の遅ればせながらのバースディプレゼントということで手持ちしてくれた。わりと近くにある老舗洋菓子店の商品。えっ!?冷凍のケーキ!?食べ切れなくて小分けして冷凍、小出しにして食べることはあるケーキだが、元々がそういう設定で作られたケーキ!?食べる前に5分ほど(真夏でも)常温に出してからいただくとのメモが付いていた。
 連休で息子も帰って来ていたので夫と三人でうやうやしく取り出して見つめた。見た目、アイスキャンディ!?だった。はて、と7つの味の内それぞれ好みで取って御馳走になった。
 
 メモには凍らせて食べるまったく新しいスタイルのケーキ「樹氷」と書かれていた。アイスでもムースでもない新しい食感のスティック状のケーキ。まあ画期的なこと。気分としてはアイスで食べた。美味しかった。mokoさん、ありがとうね。私がなかなか辛い体調が続き、そろそろよさそうと思ってこういう粋なお計らいをしてくださってね。今度あなたが来た時にはコーヒーと一緒に出しますね。パクパクパク、冷凍のケーキ、一緒にね。


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2017.07.05

今年も、ミョウガの子

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 台風3号は駆け足でやって来て駆け足で通り抜けて行った。大型台風ではないようなのであまりいろいろな前準備をしていなかったが、やはり今朝の表掃き掃除は大変だった。早朝から汗だくになった。それでもびっくりするようなものでもなく、ただ私に体力がなくなっていっていることが大変さを増したのだった。
 
 もはや体力もなく、今年は庭は雑草生え放題、しかしそのままにしている。時々は少しずつ抜いているがこぼれ種や鳥さんたちが運ぶので防ぐことはできず、庭持つ家庭の運命かと思う。天候も酷くなっていくし、家の外は多々ご迷惑とかもあるから毎日きれいにするけど庭はもう今年は「ご自由にどうぞ」状態に決めた。まあ、自然がいっぱいと言えばそれまでだけど、本当は恥ずかしい。でもとにかく今年はいいと決めた。
 
 庭ですっかり草を取ってきれいにしている所はミョウガの辺りだけだ。ここはミョウガに水分も栄養も行ってほしいと思ってせっせと手入れしている。すると、台風一過、今朝見つけた。今年初生りのミョウガの子たち。たった5個ではあったが、収穫。これでいつでも素麺できるわと一人でニコニコ。これからバンバン収穫したい。毎日の見回りも楽しみになった。去年、野菜炒めに入れたら私の好みだったので、今年はそれに加えてもう少し冒険してみようかと思う。食欲なくなったらいけないし夏バテしないように食べることも楽しみたいと最近思う。それって生きて行く意欲に近いから。元気でいなくては。楽しい季節にもしなくては。能動的に。


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2017.06.29

はやり、ニチニチソウで

 Cimg0276_Cimg0274_ 玄関門扉(壊れていて開けっぱなし!)の両側にハンギングバスケットを掛けていてささやかな花苗を植え込んでいる。パンジーが雨にも打たれいよいよおしまいとなって、丁寧にさようならをした。替わりに植え込んだのは、やはりニチニチソウ。地植えしてなんと今年も咲き続けているニチニチソウも相変わらず元気だ。
 
 身も心も痛む日々が長く続いたが、目標にした予定通りにあと半月しての梅雨明けには私もニチニチソウのように日々SMILEであるはず。まだいくらか引きこもり気味の心ではあるが、私には先の笑顔が見えている。頑張らなくても大丈夫。
 
 秋には花展を観に行くことにした。はるばる東北へと向かう。一人で行く。諸流展の花々はもう気が無いが自分のやっている流派の花展を観たいと言っていた時に「震災後久しぶりに県支部展を・・・」という便り。行ける時に行って会いたい人たちには会っておきたいと思う。一つでも先に希望、目標が出来ると頑張らなくても元気が出る。そしてニチニチソウの新たな仲間たち。
 スコスコと玄関に入って行く前に振り返ってニチニチソウたちに声に出さずに言った。「I’m OK!!」

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2017.06.24

三本のバラを生けた

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 結局、生け花用のバケツに残った八重のトルコキキョウは一部を一輪差しに入れて、後はお仏壇のお花となった。まあ豪勢で、お線香も浴びている。そして3本のバラには参った。同じ品種の同じ色で、ほぼ同じくらいの大きさ、開き具合だ。しかし花生け長くやってきている経験もありなんとかしようと思った。
 
 極めて同じように見えても微妙には違っているはずなのだ。私は1本1本を時間かけて観察した。生け花は目で見て構成がヒットするまでが長く時間がかかる。それが整えば(おおまかなプランが決まれば)後はとりあえず進む。鋏を入れる前までが一番の勝負だと思う。極くわずかな違いを見極め、とにかく同じ器に生けようと決めた。そして花自体はさして個性が強いわけでもなく似たバラ三姉妹なのだ。言うならば器の方に目を引きたいとも思い染付の器にした。絵柄の個性に着目してほしいくらいの思いだった。
 
 三本それぞれが長さ高さ角度を違えてその器に生けた。葉は大ぶりの葉ばかりであって、しかも折れたりの負傷葉もあった。最小限の葉を残した。そして付いた葉によって立ち位置を決めた。すべてが苦肉の策ではあった。ハッとするものでもない作品なのだが、似たケースに当たった方のわずかなヒントにでもなればと思い恥ずかしながらアップすることにした。
 庭に行けばいくらでも素材があり、あるいは買い足しに行けばいくらでも思い描く素敵な作品は出来るかもしれない。しかし縁あって手元に来た素材、それだけをなんとか生かすことを懸命に悩み考えて自分の力の可能な限りを尽くすことは生け花にとっても大事ではないかと思う。
 私は現在はいろいろあって開店休業中の身であるため自画自賛か自虐的かそういうあり方に行きがちだ。研究会、学習会で仲間の作品、仕事を見て、話し合い学んでいった頃が懐かしく、もう一度そういう場に参加してみたいと思う。


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2017.06.22

花束が届いた

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 私宛に花束が届いた。私へのバースデープレゼントとして。バースデープレゼントとして花束いただくことは実は初めてで、嬉しかった。くださる方のお気持ちだからどういった形態でも嬉しく有り難いのだけど、花束というのはことさらに嬉しかった。アレンジメントの籠花もそれなりに感激もあるけれど、花生けする人はそのままがもっと嬉しい。ここしばらく私がなかなか元気が出ないからだと直ぐに気付いた。長く会っていないが姉には感謝。
 
 花束は開いて水切りしてから深水で一晩養生させた。翌日は親戚の法事があり夫が家代表で出席するので水が揚がった花、八重のガーベラ、これは大きな輪でインパクトがあったが6本とカスミソウを包んで持って行ってもらった。家に帰ってお仏壇にということで。

 さて、ガーベラとカスミソウが出て行った後に残ったのは生け花専用のバケツに入れている八重のトルコキキョウと濃いピンクのバラだ。はてさてどうしたものかと、また一晩深水で養生させることに。花瓶にポンではつまらないけど、これはまとまりにくい。たぶんバラ3本は生けるけど困ったことに3本のバラの花の大きさ、開き具合がほぼ同じだ。もう明日考えることにした。
 目の周りがよくなって、気持ちはやや持ち直している。なかなか辛いものがあるが梅雨明け目指すと自分で言ったのだから、まあ焦らずに梅雨明けを先ず目指せばいいだろう。花鋏を握ると心が騒いだ。沖縄は梅雨明け宣言した。これから九州が真っ只中となる。

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2017.06.19

友だち増えてきた

 Cimg0250_ 越冬して今年も咲いた玄関先のニチニチソウはしばらく1輪ばかりの姿だったが、液肥が効いたかこの頃友だちが増えてきて嬉しい。白くて花の真ん中に赤い点がちょっと付いている感じのニチニチソウ。上等なお饅頭っぽい。
 
 そして私の目の周りは劇的によくなった。ここ二年、一進一退の繰り返しでこの感じまでもなったことはなかった。ということはやはり大気汚染、PM2.5とかに対するアレルギーだったのだろう。久々の普通の状態に、ここでまた平凡で平安なことの有り難さがしみじみと湧いてきた。あと1本塗り薬がある。医師はまた同じようなことになったら開封以前だと二年くらい大丈夫だからまた塗ってくださいと言われた。もし次回がそうでなくて塗っても効果が無く酷いことになったらどうしましょと尋ねると「その時はそれらの情報を持ってまた皮膚科受診してください。お大事に。」との返答。若い医師だった。情報も判断も素早く、たぶん適切であるように思われた。とにかくこれで安心。
 
 梅雨入りしたということだったが梅雨明けのような天候が続いていた。しかし、いよいよ本領発揮となりそうだ。天気良い時に大物などの洗濯とか頑張っていてよかった。明日から雨、梅雨降りとの予報だ。
 
 強い雨に叩かれても友だち一緒でよかったね、ニチニチソウ。もっとたくさん増えたらいいね。ハンギングの方はまだまだパンジーが元気なのでそのままだけど先でこちらもニチンチソウに植え替える予定。
 私は、日々ニコニコして咲き続けるニチニチソウが大好きだ。


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2017.06.07

六月の顔

 Cimg0245_Cimg0244_  梅雨入りしたということを人から聞いた。今日は一日雨降りだった。そうか、梅雨かと思いながら歩いた。何処にもアジサイが咲いていてつい眺めてしまう。我が家のわずかなアジサイも咲いている。青いガクアジサイと二年前に人からいただいた鉢ものの西洋アジサイを地植えした濃いピンクだ。
 
 顔と言えば、私の顔。またまた目の周りはボソボソと剥がれてしまい赤くなっていた。しかしあらゆる検査して塗り薬出してもらっても薬を替えて行ってもなかなかよくならなかった。その内、「この薬より柔らかく安全なものは何処へ行ってもないですよ」とまで言われて出していただいていた純正のワセリンも塗ると真っ赤になった。しかたなく放っていたらその内少し治まった。そしてこうして忘れた頃にまた再発。一体なんなんだと思った。私は肺を病んでからは基本通年マスクしているのでその上の目辺りがこうでは怖いし情けない。
 今は別なことで日頃通っている所とは違う総合病院に行っているため、今回、恐る恐るそこの皮膚科を受診してみた。いろいろ情報提供していると「・・・はて・・・」と言う感じらしく、水虫の検査をしていただき陰性。アレルギーも何も無いと言うと「もしかしたらPM2.5や黄砂によるアレルギーかもしれないですね」とういうこと。そう言えば大気汚染の分野でのアレルギー反応結果は無かった。
 そして塗り薬と飲み薬をいただいて帰宅。まだそれが昨日のことなので2回飲んで塗っただけだ。少しまし、というところ。しかし今回はとにかく期待している。マスクしていてもあまりに怪し過ぎるのでサングラスしていることないし、それでバンバン自転車走行もしている。どうぞうまく治りますように!
 
 六月の顔と言えばアジサイの花。でも私の六月の顔も晴れ雨両方できれいとまでは言わなくても元気に見えるようになっていたい。やっと六月になって私は少しは元気になってきたかなと思われたのに。こうなったら梅雨明け目指したい。
  

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