2020.04.06

清明を過ぎて

Cimg0893_r2  個人的なことを含めてあまりにめまぐるしかったためもあり、気がつけば四月になっていた。そして季節の言葉で言えば清明を過ぎた。すべてのものが清らかで生き生きとする頃なのであるが、今年は世界的にも尋常ではなく落ち着かない春を迎えている。まだまだウイルスの脅威に世界中が怯え、そして戦っている。いつもの年ならば私が住んでいる辺りは学校が多く卒業式、合格者発表、入学式などで心嬉しい学生たち、親御さんたちを眺めてばかりだった。ああそうだったなあといつも思い出していたものだ。まったく、なんなのでしょうね。でも皆で頑張るしかない。
 
 ハナミズキの花が沢山咲いた。しかも現金なことに南側と東側にばかり。丈が高くなり過ぎないようにてっぺんをカットしたため横枝がぐんぐん伸びた。ぐいと引っ張って一枝を切ってフラスコのようなガラス花瓶に挿した。十年ばかり花芽もつけなかったハナミズキが一昨年からしっかり咲くようになって毎年楽しみだ。サクラの花見も自転車走行しながらあちこち眺めて回ったけれど心浮き立つ感じが起きず、来年のサクラはまたサウンドオブミュージックのオープニングのようにくるくる回りながら夢のように酔ってみたいと思う。我が家のハナミズキも来年はどうか北側西側にも多くの花付けてほしい。それでも咲いてくれてありがとう。
 
 どんな戦時下でも被災地にでも同じ地に花は咲く。それは神様のお慈悲かもしれないしエールかもしれない。清く明るく希望に満ちた春に戻れるように、まあ辛抱辛抱、明るく頑張りましょう。

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2020.03.22

スプリングスターフラワー咲き誇る

Cimg0888_r2  今年もスプリングスターが咲き誇る玄関先だ。この時期のこの場所が本当に好きだ。この扉開けるとバリバリ昭和の民家なのだけど、これだとなんだかメルヘンっぽく感じられる。もしかしたら素敵な雰囲気の服装でおっとりとして優し気なターシャさんのような女性が微笑みながらこの家から出て来るような気さえする。ちょっと言い過ぎ、それはなかろうとも言えるけど。
 
 先日、まだ降らない、大丈夫と思ってスーパーに買い物に出たが買い物済んで出たらザンザン降りの雨。自転車だしまた買い込んでしまったのでとにかく入り口軒下で雨宿りした。うんと小降りだったらもうダーッと飛ばして帰るけどまったく普通降りで諦めた。結局40分ばかりして雨雲が完全に通り過ぎた時に自転車置き場へと向かった。
 その間に二回同じ声掛けしてもらった。最初は中年のマダム(おしゃれな感じの人だった)で一度自分の車に荷物を積みに行って戻って来て「よかったらこの傘使ってください。もうその後は捨てていいから。古くなった傘何本かいつも積んでますから、どうぞどうぞ。」と手には花柄の傘を持っておられた。その次にはやはり中年の男性で、「あんた傘無くて帰れないんだろ。これ使ってください。私は車まで走ればあとは家に帰るんだし、もう放ってもらっていいビニール傘なんだから。」と差し出された手には大ぶりのビニール傘があった。
 どちらのお方にも「お気持ち、本当にありがとうございます。もう少し止むまでいますから大丈夫です。」と丁寧にお断りした。私は傘差して自転車走行しないのでとは言えなかった。でも心からご親切には感謝した。まだまだこういう人たちがおられるんだと少し嬉しく思った。
 
 小さな事柄に嬉しい気持ちを感じることほど心の栄養になる。新型コロナウイルスの蔓延ですべての国、人がピリピリして暮らしている今、人を思いやることを忘れてはいけない。でも、もしかしたら私が傍目で見るととても哀れな雨宿りシニアに見えたのかもしれない。

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2020.03.10

黄スイセン

Cimg0885_r2昨日、我が家に咲く黄スイセンを摘んだ。全部で七輪だけしかなかったが、明日は雨という予報だったので花茎から倒れると思い家の中に飾ろうと思い立ったのだ。これといった花器が無く、鶴首の一輪挿しに全部挿した。本当は生け口いっぱいになるようなことはしないのだが今回はビシッと口いっぱいになった。ポーンと中から噴き出して広がった感じだ。
 
 マスクの素材も形にしてしまい、沢山の替えも出来た。毎日、どこに行ってもマスクした同士でありそれが普通になった。まあいいことだけど人々の不安や恐れは日本中、世界中だ。そしてこんな時に議員さんともあろうお方がマスクを大量にネット売したり、マスク原因で争いが起きたり、さまざまなニュースが日々流れている。イベント、集まり、移動、旅行、そのほとんどが中止となり世界中の皆が辛抱して用心して頑張る春となった。
 
 そんな中でも花は咲く。黄色い花を見ていると何やら不安が和らぎ希望が湧いて元気が出る。近所の人とは毎日会うが、友人たちはどうしているかなあと思ったりする。先日、夢の中で友人二人とバッタリ会った。二人は何かのボランティアに行っていると話し、私は大いに感心したものだ。「わー、元気でよかったー」とお互い言いながら別れた。そこしか覚えていないが起きて夢だとわかった。皆、元気でいようね。夢の中の二人は黄スイセンのように明るく軽やかだった。

 

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2020.03.04

マスク、マスク!

Cimg0882_r2  世界的に蔓延してその猛威を振るっている新型コロナウイルス。毎日、その記事で溢れている。収束の目途は果たしていつつくのだろうか。そして東京オリンピック開催はどうなるのだろうか。マスクが店頭から消えて久しい。入荷日未定という張り紙ばかり見る。この頃ではデマも飛び交いトイレットペーパーやティッシュ、キッチンペーパーの紙製品も買い占めが起こり大騒動になっている。こういう全世界で知恵と心を寄せ合って乗り越えなければいけない時にまさかの高額での転売(中には盗んだものを大量に高額で売る者もいる)したりの悪い人もいて困ったものだ。
 
 手洗い、うがい、アルコール消毒の励行でかなりリスク回避は出来るらしいが世の中、不安を煽るニュースや番組で人々はピリピリしている。マスクはあまり役に立たないとの見方もあるが、いくらかでもリスク回避の助けにはなる。だから必死でマスク求める人々が尽きない。
 我が家にも元々買ってある使い捨ての不織布のマスクがそこそこにはある。しかし、それは家族に、と私はこのところマスク手作りに燃えている。私はもう8年も呼吸器の不具合に遭っているので基本、年中マスク姿だ。そこで、こういう事態になるうんと以前からダブルガーゼ生地で手作りマスクを作って使用していた。自分の顔形に合うように型紙起こしをした。だから私には一番フィットするマイマスクだ。大気汚染もあるし毎日自転車走行しているので重宝している。真夏には風邪ですかとよく聞かれたが手作りマスクしているとあまりそういったことを言われないので益々調子に乗った。
 
 マスクが店頭から消えるとほどほどのママさんたちが手作りマスク派となったらしく手芸店からもダブルガーゼ、薬店でも数メートル巻きのガーゼもあっと言う間に売り切れた。そこで手持ちの素材だけでとにかく出来るだけ沢山マスクを作ってしまおうとここのところ頑張っている。マスクゴムも日ごろから買っておいてよかった。結構沢山手持ちがある。
 
 こういう時こそしっかりして皆で頑張っていこう。お花見もマスクして。花粉症でなくても、とにかくマスク、マスク!

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2020.02.13

ウメは咲いたけど

Cimg0877_r2  庭のウメは全部で3本あるけど、いずれもなかなかの瀕死の状態で毎日励ましの声かけをしている。今年も咲いてくれているのだが毎年「これが見納めかも」と思いながら見つめている。特に白の古木ウメはずい分以前にシロアリ被害に遭い、大きな幹の内部が空洞化していた。なんとか延命措置をしていただいているが庭師さんが「次、大きな台風が来たら難しいでしょうね」と言われた。実際、木の中程の高さあたりが朽ち果ててはがれて落ちて行っている。ダメもとで肥料やら励ましやらで手を入れてはいるが今年は特に花付きがよくない。末期状態かもと不安が増す。それでも明るく声かけしている。桃色のウメは少し離れた場所だったためシロアリ被害には遭わなかったが先の大地震で傾きつつある。そしてさらに離れた場所にあるこのウメもシロアリ被害は無いもののやはり大地震の際にバリッと根本から傾き、根の半分は見えている状態だ。しかし木は古木の内に入るが他の二本よりはうんと低い木だからかわからないが今年もしっかりと咲いた。根本の根が浮いているところには花の土という園芸用の土をしかと被せている。雨が降るとまたむき出しにはなるが。
 
 以前の台風で好きだったアンズが幹半ばで倒壊し、なんとか残った幹から新芽も出ていたのだが、やはり大地震で根本から完全倒壊してしまった。どれもこれも手入れに不案内で庭師さん任せだがただただ祈るしかない。まあなるようにしかならない。でも次の年も眺めていたいという思いは溢れるばかり。
 
 暖冬だったが天候不順で全国驚くようなニュースが多い。加えて新型コロナウイルスの脅威だ。落ち着かないこの頃だがとにかく心と体を労わって明るくこの早春を過ごしていこうと思う。

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2020.02.04

肥後ツバキ一枝

Cimg0869_r2  節分のヒイラギ枝をいただいた時に肥後ツバキの一枝も同時にゲットしていた。これも初めて口にした「一枝いただける?」をことのついでに言ったものだ。横枝で伸びている先の硬い蕾を切ってくれた。これはさすがに選ぶことはできなかった。そしてその花がようやく咲いた。真ん丸でない輪だがしっかりしている。
 
 肥後ツバキは苗、種ともに門外不出とされ他出されずにやってきた。見たければお越し下されたし、ただその品種の育て方その他については申し上げられませんということだ。肥後モッコスと言われる頑固さはそうやって自分の土地の文化を守り育ててきた。肥後六花があり、この肥後ツバキの他に肥後シャクヤク、肥後ハナショウブ、肥後アサガオ、肥後キク、肥後サザンカがある。いずれもずっしりとした存在感がある花たちだ。
 
 なかなか腕がないために細長い茎に一輪のしっかり重みのある花をうまく生けることができなかった。大きな葉があと3枚付いていたがカットして2枚半という葉の状態にした。花のインパクトに負けてはいけないので重量感ある陶製の壺を花器にした。花がはずっしりと重みがあるので挿すのを止めて剣山を入れて留めた。歌舞伎での見得を切るような強い花だ。
 
 暖冬の中、穏やかな立春を迎えた。世の中は新型コロナウィルスの世界的な広がりで大変な状態であるが世界中一体となって(ONE TEAM)早期解決に向けて頑張っていこう。生産も追いつかず世界中でマスクは品切れ状態だ。そうだわ、私は八重にしたガーゼでマスクを縫って作らなくては、自分のくらいでも。
 

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2020.02.01

節分、厄除

Cimg0867_r2  通りを挟んで向かいの親戚の家でヒイラギの枝落としをしていたところに出くわした。何十年も傍に住んでいるのに一度も言ったことがなかったが「落とした分でいいからヒイラギもらえる?」と聞いた。いいよということで私は小さな枝を3,4本ばかり拾って「ありがとうね」と立ち去った。あまり大きくないヒイラギの木で、端正に整えていたので言い出しにくかったのだが今回はラッキーだった。
 それから私は花屋さんへ行った。「ナノハナありますか?」パッと見たところショーケースに見当たらなかった。「あんまり出ないから花束とかアレンジで使った残りが少しありますよ」と言われた。そして指し示すショーケースの奥の隅に何本か明るい黄色が見えた。「ください。2本でいいです。これと、それ」しっかり開いてた花とこれから開いてゆく花、2本を買った。「何されるんですか?」と言われ、「ヒイラギを少しいただいたので極めて小さいものですが節分の花を生けようと思ってナノハナが欲しかったのです」と私が言うと「節分・・・」でおしまいだった。
 
 そして、ささやかながら節分の花を生けた。極めて小さい作品だ。ずい分以前にいただいた節分豆菓子が入っていた木箱にオトシを入れて剣山を入れている。本体には「福」蓋部分には「福ハ内」と焼き印がされている。その蓋は半掛け状態で中を覗かれないような感じにした。
 ナノハナの茎は生けるとあらら、あららと言う間にヒョロヒョロ伸びてゆき、また水切りして丈を整えていく。明日の朝この場所に来たらビックリのはず。でも「あなた自由ねー」とか言いながら生け直す。
 
 一月がアッと言う間に行き二月になった。節分は明後日。その冬と春との境にあって鬼を追い出し春を迎える。もちろんまだまだ春は名のみである。しかし厄除け、魔除けはしなければ。新型コロナウィルスの中国のみならず世界的な蔓延も叫ばれているこの頃、しかとその脅威には去って行ってほしい。
 ナノハナはポッと灯る灯りのように明るい。人間も地球も明日や未来が明るくあってほしいものだとナノハナ眺めながら心から願わずにはいられない。

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2020.01.16

初生けは同系色でまとめた

Cimg0863_r2_20200116165001  そして初生け。白から緑までの間での同系色でまとめた。舞台となる花器は水盤にした。手前に大きく水面を見せるのは夏のご馳走なので生け口を手前にして脇に水面を取った。挿し色もなく見どころも少ないがこの一年が落ち着いた穏やかな年でありますようにとの切なる思いを込めた単調ではあるが清々しい作品を目指した。
 
 トキワマンサクの枝は4本切って用意していたがその内3本を使った。ツバキのように葉に艶が無いがあちこち伸びる枝が枝に当たってそれでも太陽の方へと向かうため枝は動きがあって助かった。スカシユリ3本は長く短く長くで奥、中、手前に挿してある。手前に来ている花はこれから咲く花、蕾からのやや成長。中はしっかり咲いた輪を含む花咲いたもの。奥は丈高く奥行きになる中くらい咲きのもの。マッスで低くこんもりのコギクとテマリソウは先述の主役、準主役クラスの花たちを引き立たせているが名脇役でなくてはいけない。助演男優賞、助演女優賞ものにしたい。 私の力不足で言っているわりにはそうとも行きついていないが、いつも心して目指している。
 
 この作品は大きく、これは玄関先で生けた。玄関内でも少し大きい感じだった。そこでこの後は全てを短く切って花瓶に挿した。我が家は築50年の古家で玄関、床の間は比較的大きいが一般的な生活の中では幅や奥行き高さについて生け花を置くスペースはなかなか難しいと思う。そういう理由もあって枝もの生け花は大変かとも思っている。しかし私の中では枝ものに配材の花を生ける生け花が「生け花らしい生け花」であり、とにかく好きなのだ。とは言えまだまだいろいろ挑戦はしてゆこうと思っている。
 
 
 
 
 


 


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2020.01.12

初生けの支度

Cimg0855_r2 Cimg0856_r2 Cimg0857_r2 Cimg0858_r2        初生けはやはりスイセンと思っていて我が家の庭にも細々とニホンスイセンがあって花が咲いているので安心していたところ、数日前の全国的な季節外れの春の嵐とかいう大風に遭い朝見た時には花茎から折れてしまっていた。
 どうしようかと思っていたらやはり庭に咲き始めたスカシユリがありこれをとにかく確保した。それから枝ものはどれもこれもあまりに短く剪定してもらったため振りが無い。迷ったがなんとかなりそうな生垣のトキワマンサクの枝を数本切って確保した。
 
 それだけでは配材が足りないので花屋さんに行った。やはりスイセンは無く(ここに至ってもあればスイセンで初生けしたかった)決め手に欠けたがとりあえずわずかに買い揃えた。こうして初生けの舞台の演者は揃った。今日はその紹介をしようと思う。先ずは枝もののトキワマンサク。葉だけ見てもなんともわからないが春先には真っ赤(濃いピンク)な花をびっしりと付ける。そして黄色のスカシユリ。ムーンライトとの呼び名もある明るい黄色だ。
 その次はスプレー咲きの白コギク。マッス(塊としての表現)の時に重宝する。そしてテマリソウ。実はこの花はまったく知らなくてびっくりしたが色味と形態を採用した。マリモのような見た目だ。帰宅してネットで調べるとナデシコ科ナデシコ属だった。そういえば茎の節や葉などがカーネーションと似ている。
 
 そういうわけでキャストだけは揃った。まだ舞台であるところの花器もストーリーや演出も決まっていない。果たして私はできるのだろうかという懸念も起こり、とりあえず全てを水で養生している。一つにはスカシユリがほとんど蕾であるためその時間待ちもある。
 私には心だけはある。しかしその魂だけでどこまで出来るのか不安がよぎる。ただ、負けないくらいの意欲もある。混在する心持ちで結局、その時になるようになると思い切った。

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2020.01.01

あけましておめでとうございます / 令和の新春

Cimg0853_r2  あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。なかなか更新が頻繁でなく中身も地味で愛想無し気味でもあって魅力に乏しいかもしれませんが自分の生活ペースで少しずつ上げて明るくやってゆきたいと思っています。
 
 
 令和となって初めて迎える新年。朝方は相当寒かったが日が昇ると穏やかな冬日和となった。家族と初詣に近くの神社へ行き、そのまま歩いてケンタッキーフライドチキンでお昼ごはんして、ミスタードーナツでドーナツ買って帰ったりして呑気な年明けだ。
 
 令和となって初めての新春の花はささやかなものだ。シルバーの長筒に松竹梅と少しの配材だけで生けた。しかもマツがネビキマツ、ゴヨウマツといった枝ぶりのよい葉が小さめのマツを目指していたところ天候異変もあったか入ってなくてワカマツ2本にした。縞タケ、ウメは我が家のものだ。配材の小ギク2色(濃い赤とピンク)と白いデンファーレ、それぞれ2本はワカマツと同時に買った。 花器の胴には真ん中で金銀に分かれている水引をゆるく巻いた。その下には葉みかんと加賀一刀彫のねずみの置物を置き添えた。
 
 松竹梅はおめでたいが生けるとなるとどれもが大きく主張しては喧嘩する。今回の私はマツであるがどれかを主役にして大きく持って行くことが肝要だと思う。比率としては今回はマツを10とするならばウメ6、タケ4ばかりにした。残念なのはマツがワカマツなので枝ぶりが無く、そして我が家の庭木は極めて短く刈り込んでもらったため松竹梅どれも見せ場と言うか面白味が無いことだ。しかし嫌味もなくなんとなく無難と言えるかもしれない。あまり頑張らずあるものを心こめて生けたということにもなる。
 しかしどんなに寒くても水が冷たくてもそういったことを相変わらずまったく感じない花生けだった。幸せだった。また今年もコツコツと習作を重ねて研鑽し続けていきたい。

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2019.12.29

今年もありがとうございました

Cimg0843_r2  毎年クリスマスには咲かない蕾を付ける我が家のクリスマスローズ、しかも極めて背丈は低い。地に這って葉陰にうずくまるようにして何輪かがあった。もうやがて新年の花になるし、これらを摘んできて赤いマグカップに挿した。
 
 本当に全国的に災害の多いこの年で次々とお気の毒な光景をテレビのニュース画面で見ては胸が痛んだものだ。避難所で年越しを余儀なくされる方々もおられることと思う。来る年はこういった災害や人災(車が関係する)、そして凄惨な事件など出来るだけ起こらないようにと願ってやまない。令和はすべての人が明るく希望が持てる時代であれと思う。なかなかそうはいかないのであるが、目指してすべての人がそれに向けて自分が出来ることを尽くしていきたいものだ。
 
 それにしてもお越しくださったお方々へ心から感謝申し上げます。今年もありがとうございました。この拙いブログ記事にわずかでも何かヒントでもあれば嬉しいのですが、反省しきりで毎年過ぎます。来る年もどうぞよろしくお願いします。私は柔らかな心(あっ、体もそうなければいけないのだった!)でお粗末ながらも自分の記録として続けて参ります。
 
 どうぞよい年お迎えください。
次は明けてからまた始まります。相変わらず年末押し迫ってからバタバタと頑張る主婦しています。苦笑い、苦笑い!

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2019.12.18

カエデの紅葉

Cimg0842_r2  我が家にごく低木のカエデが2本ありどちらかというとあまり観賞用ではない。どう庭師さんに手を入れてもらっても元々がカジュアルなのだと思うが今ひとつパッとしない。それでもこうして年が押し迫って来ると燃えるような紅葉になりそしてほぼ一気に散る。その葉を掃いていてきれいだなと思ったので両手で一杯の分を持って家に入った。そして写真撮影。きれいに見えてなかったのは枝の振り等がパッとしないのではないかとも思った。ましてや一部のアップだと欲目も手伝ってパチパチパチの拍手ものだ。
 
 歳末点描としてはイチョウの葉の方がイメージが大きい。カエデの紅葉は晩秋であって歳末の趣とはいかない。イチョウの葉は色こそさしたる変化はやや濃い薄い黄色としかほぼ無いのだがパッと見での歳末感は圧倒的だ。落ち葉ながめて歩くのも楽しいが、しかし乗ると滑りやすいので慎重に歩いてゆく。歳末感はやや薄れるとはいえ、真っ赤に燃えて風にザーッと散るカエデは独特の味わいがある。まして水分蒸散しっ放しとなってのカラカラで散ってゆくのはさらに人の身にも置き換えられそうで見入ってしまう。炎が消える前にほうーっと大きくなることと同じで命の燃え上がりを感じる。
 
 私はぐうたらで家の草木には水やりくらいしかせずに勝手なことばかり言っているが、手入れもろくにしないなりにしっかり愛している。植物は人の足音も話しかけも好きだ。呼応して頑張ってくれる。なんのかんのとグタグタ言うオバサンにも長年のことで慣れてくれているのだと思う。今年の私はとにかく家の周りの草取りと一部に除草シート敷くことに息巻いていた。来る年からは少し時間割いてしっかり手を入れてゆきたい。

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2019.12.09

スエットをリメイク

Cimg0840_r2  そんなに長く着てはいなかったスエットだけどシニア向きではなかったね、身幅はいいけど着丈が短くて腰が冷えるし落ち付かないので思い切ってリメイクしてみた。丸い輪っかの持ち手が手元にあったのでそれを活用。基本的に素材は出来るだけ買わないことにしている。断・捨・離の一環だ。スエットはラグラン袖であったため、それを生かしていい具合に出来た。袖は袖山あたり部分をカットしてゴム通しを作りゴムを通した。もう今年は済んでしまったが年賀ハガキの表書きやのし書き時のアームカバーにした。のし書きは年間通して案外機会がある。袋物の方は裁った本体をそのままで裾のニット部分だけカットして底部を縫った。ラグラン袖であったため開き口がドッと広がっていて大きすぎるし中のものも心配になる。そこで途中にこれまた手持ちの黒いちりめん紐を縫い付けて結んでリボン状にした。
 昨日、初めてスーパーに買い物に行く時に使った。木製の持ち手は直径が30cm近くあるのでショルダーバッグにして肩に掛けて歩いた。手持ちしていると年末、やはり物騒だ。案外いい感じだった。
 誰かに着てもらってもよかったのだが(市のリサイクルに出しても)生かして使うのならば無駄ではない。少し傷んできても家の中で物入れにしてまだまだ使うと思う。クリスマスにはうんと負けるがちょっとだけ楽しくなった。

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2019.12.05

クリスマス、クリスマス!

Cimg0838_r2  その後の私はクリスマスで浮かれている。手持ちの生地でクリスマスクッションを作ったり毛糸でモチーフを編んで繋いでクリスマスクッション作ったりした。これらは並んで置いていないけれど、せっかくなので並べて記念写真を撮った。もうこれからは今年はクリスマスグッズを作ることはない。また来年の秋口まで途中までのものも沢山あるけど仕舞い込んでおこう。
 
 クリスマスケーキのパンフレット眺めて、クリスマスカード書いて、何やら遊ぶことばかり楽しく想像して日は過ぎて行っている。もはや「まっ、いいか」というところで。頭の中はルンルンのクリスマスソングが鳴りっ放しだ。それもいいかも。この年になってようやくそういう心境に至った。元々がぐうたらさんなので本性が出現してきただけなんだけど、本人はなかなか痛快に感じている。今年は庭のことをしっかりやってきたのだから上等だよと一人大きくうなずいている。
 それでも急がなくてはという賀状書きは心にある。毎日数枚ずつ進めることにした。
 
 北海道、東北は結構な雪になっているとのニュース。明後日あたりは関東も雪模様とか。九州は雪ではないけど、さすがに冬らしい冷え込みとなった。洗濯物も乾き切らずストーブで完全乾燥している。これは我が家のいいつもの冬の光景。またこの季節になったとしきりに思いながら洗濯物をあっち向けこっち向けさせて乾燥の手助けしている。クリスマス、クリスマス!家の中と心と体はあったかーくして楽しみにしている。さあ、ケーキも決めなくてはね。

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2019.12.02

12月のニチニチソウ

Cimg0833_r2  長い間、玄関先の小さな門扉に掛けていたハンギング鉢を取り払った。そしてニチンチソウを昨年地植えして元気に今年も咲いたニチニチソウの隣ともう一ヶ所に地植えした。根詰まりしていないのだが地植えした方が花は強く大きくなる気がする。これから元気に根付いてほしい。
 そもそもこの鉢は義母が元気な頃に据え付けたもので、まだ車の運転していたから10年以上前のことだ。私が半期毎にニチニチソウ(時にはポーチュラカ)、パンジーを植え込んで水やりなどもしてきた。しかしここにきて存在が邪魔となってきたので寂しいが取り払ったのだ。義母がデイケアに週4日通っているが早くその先の手摺りを握ろうと手で払い除けていることしばしば、少なくとも最近はそういう花にも目が行かなくなっていた。加えてその義母の片手を取って後ろ向きに歩いて先導してくてれいるデイケアスタッフの方の背中がバンと当たってしまっている光景も度々だった。もうさよならなのだと私は思った。
 
 12月のニチンチソウは越冬してまた春に芽吹き花咲かせてくれることを楽しみにしている。それはなるべくしてなったこと。何一つ残念なことではない。新たな出発だ。
 令和の時代になって私はすっかり元気を取り戻した。いつも言うように概ね元気と言える状態になった。(ということは、元気だということ)ニチニチソウと同じで私自身のことも楽しみにしている。よい年越ししたい。

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2019.11.25

クリスマスの飾り付けをした

Cimg0835_r2  今日は実にささやかな応接セット前にクリスマスの飾り付けをした。毎年このステージに抜擢されるグッズもあるが新米さんもいる。大きなポインセチアのリースは手持ちの土台にフエルトで手作りしたポインセチアの花を取り付けた。赤4輪、白2輪というのは偶然にも手持ちの赤白のフエルトで出来るだけの数だった。結果として比率はよかったように思う。マツカサと布で作った小さなクリスマスツリーは他人様に差し上げられない不出来の作で、でも我が子のように可愛いから採用している。ちまちましたものではあるが私の心はクリスマスに向けて嬉しいものとなった。
 
 長いこと、ネットで売っていたクリスマスの手作り商品。大地震後、それらを一気に止めた。そして作っては人にプレゼントしていたが今年からはやっと気づいたのであるが我が家を楽しくクリスマス気分にしようということだ。しかも手持ちの素材を使い切ることを基本にして出来るだけ素材などは買わないようにして、あるもので。完成度は低いが人間には知恵があるし、何より心、魂が入っていればなんとかなる。少なくとも私の心はポカポカに温かくなる。
 キラキラのクリスマス。小さい頃、社宅の小さな家で、それでもクリスマス人だった母が出来るだけのクリスマス楽しい感を盛り上げていた。小さなクリスマスツリーに綿を薄く引いて雪に見立てて、キラキラのボールやサンタ人形、星形など母子で楽しんで付けていた。あの頃は生クリームなどなくてバタークリームのあまり美味しくないクリスマスケーキも家族で笑って食べたらなんとも楽しかった。あの一様に物の無い時代には小さな喜びは大きな喜びだった。家族の笑顔を今でも思い出す。
 
 あらら、もうすぐ12月。大掃除とか賀状書きとか、まあ急がなくてはね。クリスマスソング歌いながら少しづつ頑張ろうー!

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2019.11.19

クリスマスリースを掛けた

Cimg0832_r2  あらまあ、なんという日にちの経過だろう。竹垣塗り後の私はまた庭の草取り、除草シート張りに精出していた。それからクリスマスリース等クリスマスグッズを作ることにも少しずつ頑張っていた。あまり自分のことをする時間が割けなくて本当に少しずつだった。しかし、今年の我が家玄関のクリスマスリースも出来た。今年も昔の藤棚(はるかな昔に撤去したのだが)のわずかな生き残りさんの蔓を全部取って土台を作った。それ以外のものは手持ちのもので仕上げた。そしてずい分早いのだが今年はもう玄関先に掛けた。
 
 一昨年、昨年とやや悪夢のような事態に遭っていたがなんとかなるもので、今年になってすっかり大丈夫だ。令和という新時代に大きく期待が持てるし、そうであってほしい。
 世の中、相変わらず目をそむけたくなる事件ばかりが起こって心が痛む。ただスポーツのニュース、話題は概ね明るい。もちろんスポーツ界でもいろいろあるのだが「何!?あーもう嫌っ!」とまでのことはまず無い。概ね明るい。私の状態も概ね良好となり、持論で言えば概ね、ですべてよいのだ。後の厄介があってもストレスにしなければよいのだ。完全無欠はあり得ない。おめでたくも概ね良しということの全てに拍手をしたい。
 
 月日が経つのが早いとは私も思うが今年は断・捨・離と庭の草取りをどんなに暑い日でも頑張って春先からずっとやってきた。だから「えっ、今年何してたかしら」は無い。納得の一年だった。旅行もその他のイベントも何も無かった。それでも納得している。明るく令和元年を見送り新年を迎えられることが心から嬉しい。来る年こそ花鋏をもっと手にしていたいとは思う。

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2019.10.31

金紋ツワブキ

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 秋晴れの好天はまだまだ続いている。今日は夫と一緒に玄関先の竹垣にクレオソートを塗った。竹垣の腐食止め剤で、毎年二人して塗っている。今年は初めてクレオソートの匂いに頭が痛くなったりもしたがなんとかやり遂げた。さらに今年初めてはまだあって、一番下側塗る時にはしゃがむのだが、ここから立ち上がる時についに出た「よーいしょ!」。案外足腰は強いと思っていたのだが思っていただけでしっかりシニアなのだった。
 
 何回かこの竹垣塗りしたことを書いて塗った竹垣の写真をアップしてきたがそれも面白くもないなということで庭の金紋ツワブキの花と葉を摘んで生けた。塗った竹垣は左手にそうっと同伴している。金紋ツワブキも今年は花が少なく、この3本のみだ。そして葉はやはり虫食い被害ばかり。もう家の中で共生することにして小さく生けた。金紋ツワブキの葉は本当に星空のファンタジーといった感じのロマンがある。ツワブキの花は秋空の下、家庭でも道端でも山の中などでも見られるなにか懐かしい温かさを感じさせてくれる素朴な花だ。
 
 そうだ、明日からは11月。年賀はがきも発売される。これから一気に加速しつつ師走へと突き進み、年の瀬に向かう。でもでも、その前にクリスマス!草取りに力注いでばかりだったがそろそろ切り上げて明日からはクリスマス迎えの支度、クリスマスグッズも作って行こう。私の頭の中はキラキラのクリスマスで溢れている。

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2019.10.21

秋晴れの日に

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 日本全国の熱量をピークにまでさせたようなラグビーワールドカップ日本大会。惜しくも準々決勝で日本は敗退したものの全て立派だった。私は深くまで知らないが俄かファンではなくラグビーという競技を好み長く応援してきた。世界に認められる力となった日本ラグビーは最高の試合を奮闘し続けて日本中に歓喜、勇気を与えてくれた。被災地への思いも伝わったと思うし、ご不幸にも負けずに頑張っていただきたい。
 
 関東方面へは台風が続けてやって来ているが九州は雨もなく秋晴れの好天だ。まだまだ花野への思いが絶てないが、自転車走行は快適だ。「野に咲く花の名前は知らない だけど野に咲く花が好き~」と気持ちよく歌いながら買い物に行っている。花野はしかと心の中にある。
 
 我が家の庭にささやかにあるミニバラ二本。私が殺虫剤を使わないのをいいことにまた虫さんたちがさんざん荒らしに来ている。あのトゲトゲの茎を登って葉を食べつくしそうな勢いだ。また私は無事な花を摘んで小さく生けた。花はこれだけだ。そして葉はほとんどなくなってしまっている哀れな状態。あれれ・・・。あまり季節感というか秋風情ではないが親の欲目もあって可愛いから載せた。御覧にいれるほどのものではないが被災の中、生存花の救出だった。
 これから秋はだんだんと深くなってゆく。

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2019.10.08

小さな秋草を

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 そして増税の10月となった。まだ食品以外のものは買っていない。世の中、当然ながら何かと問題も生じているようだ。まあなんとか賢い消費者でいきましょう。
 
 このところは夫と一緒にラグビーワールドカップのテレビ中継に夢中だ。自国開催でこんなにリアルタイムで凄い試合、素晴らしいプレイを観られるなんてすごく嬉しい。ここ熊本でも先日フランス、トンガ戦があって最高に盛り上がっていた。数日後にはウェールズ、ウルグアイ戦も行われる。何か月も前にこれらの試合の開始時間を調べて夕方だと判明した時点で直ぐにあきらめた。義母がデイケアから帰っているから。昼間であったら私はチケットを買っていた。最近それを話すと夫が一人でも行けばよかったのにと言った。いやいや、行くなら一緒でないと。そうでなければ行かない。まっ、そういう運命だったと直ぐにスパッとあきらめられたし後悔も無い。
 ラグビーをやっていた夫から何十年も一緒にテレビでラグビーの試合観ながらいろいろ教わった。ところがなかなか覚えてなくて何回も同じような質問とかばかり。その何十年かかってようやく最低限らしいラグビーのルールが分かり勢い付いていた頃にこのワールドカップだ。楽しく過ごしている。
 
 庭の草花は相変わらず育ちがよくなくてどれも小さくささやかに少しずつ咲いている。シロバナホトトギス、ミズヒキソウ、黄色のコギクを摘んで陶器の鉢皿に生けた。なんとなくの小さな秋。少しずつ朝方などはストンと冷え込んできた。間違いなく秋はやって来た。

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2019.09.25

秋の風の中を

   

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 また残暑のような日中の真夏日が続いているが、やはり吹く風は秋の風。見上げるとウロコ雲。気持ちは花野に駆けているが、実際はひどく現実的だ。毎日、スーパーやディスカウントショップに出かけて買い物、自転車いっぱいだ。よく空き缶いっぱいの大きな袋を沢山積んだおじさんが自転車でガンガン行っているのを見かける。あれには負けるがこの年齢でこの 運搬力と自分でも感心している。途中でどこかの家のブロック塀にポスターが貼ってあって「消費税10%、やっぱり無理!」とあった。声には出さないが心のなかで「そうだ、そうだー!」と叫んで通り過ぎた。
 
 消費税が5%から8%になってから何年か、日々辛いわーと痛感してきた。10%になるんだ。しかし避けられないものならば自分なりに対処していくしかない。ここ数ヶ月、ブレインストーミングして本当に買いためするものを選択、それらを書き抜いて一週間単位で予定を組んで買い込みをしてきている。ああ、それももう少しだ。でもできるだけのことしたからいいか。
 
 そういうことやっている自分が今どれだけ元気なのかよく判る。まーありがたいこと。花野に遊ばせる心を少し待たせてでも今少し頑張ろう。すーっとした秋の風と空は清涼剤。

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2019.09.16

吹く風は秋の風

190916164647_r2_20190916220401  残暑は相変わらずでさすがに猛暑日ではないが真夏日が続いている。日差しは暑い。しかし吹いている風は秋の風だ。さわやかでスーッとしている。自転車走行していても心地よい。
 
 昨年の夏の方が猛暑が酷かったと思うのだが、今年の我が家の草花は夏場の傷みようが凄い。まず、あの強固で明るいニチニチソウが半分枯れた。そしてこれまでそんなことがなかったススキもあまり穂を付けることなく半分は枯れてしまった。これは大変なことだ。私はこれら酷い夏バテの草花を集めて生けなくてはという気に駆られた。お彼岸も近いのに3、4本の赤と1本の白しか現れていないヒガンバナも摘んだ。ホトトギスは小さな硬い蕾を付けている1、2本。キクは最近苗を植えたのでしっかり元気に咲いている。青系が欲しくてリンドウだけ1本買ってきた。ススキももちろん入れてこの5種を生け合わせた。何分、花材に極めて限りがあり思うように生け切ることができなかった。しかも朝に思い立ちそれらを水切りして養生していたのだが、日中に建具屋さんが我が家の三ヶ所の扉の調整に来てくださってこれが長引いた。半世紀もののそれらは戸車替えて削ってといろいろしていただいて見事に快適になった。早い夕食を済ませた後、大急ぎでこの花を生けた。それぞれが水を揚げてバンバン咲いてきていたのだ。ススキにいたっては穂がふわふわになりかかってもいた。明日では間に合わない、そしてそれらの替えさえもない、これは急いでとにかく生けねばというところだった。自分の力のなさを言い訳しているようだが状態としてはその通りだった。本当はもっと最初に書いたように透明感ある秋の風を感じるように生けたかった。また機会を作って生けよう。
 
 一昨年再会を果たした秋田の先生が支部での花展の写真を沢山届けてくださった。同封のお便りには見てね、くらいのことだけ書かれてあったが、やはり立派な作品たちだった。組織として動かなくても、何十年も大先生に付いて頑張っていたのだから、花鋏を持ってね、という先生の思いが感じられた。そこでのやや恥ずかしい作品ではあるが、研鑽し続けて行こうと思い直した。

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2019.09.06

「デザインあ展」に行った

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 あと2、3日で会期終了となる「デザインあ展」に一人で行ってきた。夏休み中の子供たちが見て考えて体験してデザインの世界に親しんでもらうという意向の展覧会だ。夏休みはもう終わっているが、就学前の子ども連れ家族が多く、また中学生の団体も加わって会場は賑わっていた。そこでウォーリーを探せ状態でいるオバサンはそういう子供たちが生き生きと体験jしている様子を楽しく眺めて回った。
 
 私が中学1年生の時、美術の授業でお店の包装紙のデザインが課された。自分で架空の店舗の包装紙をデザインし着彩までするというものだった。私はこの作業をしていてあまりに楽しく、おめでたくも商業デザイナーを目指そうと思ったものだ。結局デザイナーになることはなく現在に至っているがデザインという分野がやはり好きだ。今の時代はパソコンで限りなくいろいろなことが出来るが私の学生時代はまったくそうではなかった。レタリングも烏口、ガラス棒での手書き、また極めて細かい分割部分をポスターカラー、面相筆で息を止めながらひたすら手塗りしていた。たいして才能もなく上手くなく、それでも人一倍努力して同じ作業を繰り返しやっていた。そしてやはり楽しかった。その日々も懐かしい。
 
 さーて!これから先は自分の穏やかで充実したシニアライフのデザインをしつつ元気にやってゆきましょう。
いつの間にか九月。かなり更新に間があったのだが私は元気に過ごしていた。大雨、台風、いろいろやってきても出来る時に出来る対策は地味にやってきた。あとは世界柔道に夢中の日々だった。好い秋を迎えよう。

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2019.08.14

ミニバラ一輪

Cimg0793_r2  台風の支度で家周りが終わり庭を見渡していると赤いミニバラが一輪だけ咲いていた。台風直撃でなくても大型台風の近くではある。大雨や暴風も予想されている。私はその小さな小さな一輪を手折って家に入った。直径6cmの小さな器に水を張り小さく短く生けた。この器はたぶん頂き物であるがミニ灰皿だ。タバコ1本を置くわずかなくぼみに肘掛け風に生けている。ここで水を揚げてスクッと短いなりにも自立した姿が大切だ。短い小さな花が花器に顎を乗せて「いい湯だな」状態は気が抜ける。このミニバラは一重で野ばら風だがパッと見はクリスマスのポインセチアにも似て見える。可愛い赤色だ。できるだけ長く目を楽しませてもらいたい。猛暑の最中。ミニバラ2本の葉は虫食いだらけ。調べて殺虫剤を撒けばよいのだが一度もやったことがない。無事な内に無事な葉、花を摘んで来ることだけだ。虫もよくトゲトゲの花の茎上ってパクつくよねと思ってもいる。
 
 昨年一昨年の体調不良から脱して今年は概ね元気で私は実に喜ばしい。「概ね元気」ですごく上等なのだ。何十年も使ってきた体なのだから誰でも多少の不具合は経験していて共生している。そして人間には知恵があるからそれをもパワーにしている。
 
 多くは高齢者だが車の悲惨な事故、柳葉包丁で人を刺し殺したり、はたまた放火しての大量殺人など見るに辛いニュースが多い中、この頃では芸能界の方々の結婚発表などが相次ぎややホッとしている。そして大好きな吉本の大騒動もなんとか皆が冷静になり最善を目指して動いている。よかった。笑顔が笑顔を呼ぶ。今、「笑顔になれる心の休ませ方」という小冊子を読んでいるが体だけでなく心がバテないようにしていきたい。ネットを見ると梅雨バテから夏バテ、続いて秋バテまであるらしい。なんだ、年中バテてしまうことなんだと笑った。季節季節にその季節をよく見て感じて好きなところを楽しみたい。私は猛暑は大変だけど夏は好きだ。暑いのも汗いっぱいなのもわりと平気だ。花が少ない真夏の今日、一輪の赤いミニバラを家の中に連れて来て益々幸せ気分になった。

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2019.08.05

シオカラトンボ

Cimg0791_r2    昨日、我が家の庭にトンボがやって来た。以前はよくトンボが庭を飛んでいたものだったが最近は我が家の庭では見ることもなくなっていて寂しかった。幼い頃から見慣れたシオカラトンボだ。傍を通っても飛んで行かず、またしばらくして見に行ってもそこにいた。そこで眠っているのかしらと思うくらいだった。あるいは、もしかして前世で知っている人なの、あなたはとも思った。ずい分の時間の後には姿がなかったが、また来てほしい。


 この家に来て何十年も経つ。最初の頃は庭で細い蛇や、ブローチにもしたい愛らしいアマガエル、ドンとした置物のようなガマガエルも来た。そして背丈の低いカエデの木の枝にブランコのようにぶら下がって遊ぶイタチもいた。あの時代だってここは町中だった。よく来てくれていたものだと思う。この頃は野良猫か害虫しか来ない。絶対にいたずらや意地悪しないからと思っても来なくなった。


 台風が接近中だ。明日の朝にかけて九州北部直撃らしい。そうそうそれこそずーい分以前には台風の通り過ぎた後に我が家の庭にも赤トンボも含んだトンボの大群がやって来たものだった。このところはそれも見なくなっているが台風の時にはそれだけが期待される。全国的に梅雨明け以来猛暑続きだ。それでなくても地球的に異常気象が続々と起こっている。本当に地球にやさしく、皆で出来ることを尽くしていかねばと思う。個人で出来る微々たる事柄であっても絶対にその心意気は持っていたいと強く思っている。

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2019.07.26

暑中お見舞い申し上げます、令和の夏

Cimg0786_r2  大雨、雷雨、遅くやって来てよく降り続いた梅雨もようやく明けたとの報道。すると待ってましたと猛暑が始まった。ミョウガの子がバンバン出ていて楽しく大収穫。蚊にもめげずに日々収穫。訪ねてきた夫の友人にもお持たせした。半ば押し付けで。しかしその方の家のミョウガはまだだと言っておられたので少しでも薬味で使っていただければ嬉しい。
 
 ミョウガの子を摘みながら目に入ったのは葉に取り付いたセミの抜け殻だ。そして頭上では朝早くから元気にセミが鳴いている。その数は多い。つい最近、ニュースで高校生の地道な研究、発表によりセミはそんなに短命ではないということが話題になった。とても悲しく思ってセミの鳴き声を応援していたのだが、一ヶ月くらいは生きているということだ。なんだか嬉しくなった。映画にもなったけど「八日目の蝉」ってバリバリ元気なところだったのだ。でも、とにかくよかった。
 
 そして相変わらず草取りと除草シート張り。お客様が見ると思われるところを除いてコツコツとこの作業をしている。雨の間に雑草の勢いはすごい。しかし、汗にも蚊にも負けず毎日少しずつ頑張っている。その後着替えて扇風機にあたりながらリアルゴールドを飲むのが楽しみになっている。
 
 ところで、大好きなお笑い、吉本の大騒動は収束のめども立たなくて私も何やら悲しく辛い。長い梅雨降りが明けてまた心から日本中を大笑いさせてくれる大所帯の再起を願っている。

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2019.07.12

気に入った息子の絵

Cimg0785_r2  自分の断・捨・離ついでにいつ家庭を持つかわからないが管理していた一人息子のアルバムや書いたもの、描いたもの、母子健康手帳などいつかは引き渡すものの整理をした。するとなんとも気に入った母の肖像画を発見。ずーっと以前に幼稚園で母の日用に描いて先生が紙で額縁を作ってくれた母の肖像画があった。悪くはないがなんとも寂しい表情で私自身は不満だった。しかし家族が「似てるよ」と言うのでまあいいかと今でも掛けて飾っている。その時思ったのは陰で寂しい表情していた母をいつも見ていたのではないかという気の毒さだった。それさえも忘れていた。今回見つけたのは息子が4歳、幼稚園の年中さんの時に家で裏紙に描いたものだ。上の方はあえてカットしている。息子の名前と日付を私がしっかりメモしているからだ。
 
 音楽は知らないが、どうも息子は幼い頃から現在に至るまで絵を描くということや美術系統の事柄に興味が無い。それでも親孝行と思っていたらしく親と子の写生大会や粘土細工大会には一緒に行った。要らぬ世話で「ここをしっかりと」とか少し言ったのが益々悪く、ちょこちょこっとして終了ー!という具合で親が真剣に取り組んでいた。親の方だけが入賞しても「わー、よかったねー」とまた親サービスで喜んだ。たぶん早く帰りたかったのだと思う。
 その息子が30年以上前に家で自発的に描いてくれた私の絵をどうして喜ばれずにいられようか。また、私好みのルンルンに明るい印象だ。息子は3歳で入園する時にはワープロを打ち、数字(一桁)や文字(平仮名)も既に読み書き出来た。「おかあさん」の文字も嬉しい。
 以前「スイートマザー」として書いて載せたあの絵もそのままだしいいけど、これは気に入った。ペラペラの裏紙に描いているのでこれはクリアファイルに入れていろいろ大事なものを立てている中に入れた。私の元気玉だ。さて、頑張って出雲大社でしかとお願いしたしどうかそろそろご縁の出会いがないかな。いつかこの絵も見せたい。
 

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2019.07.03

整形外科にて

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 昨日、整形外科へ行った。担当は若いイケメン医師。以下、私が受診の内容を話した後のやりとり。
 
医師「整形に来られる方々の二番目に多い受診です。」 私「はぁ。。。?」
医師「これはリウマチでもなければ病気でもありません。」私「はぁ~!?」
医師「ヘバーデン結節という加齢で誰にでも起こる症状です。放っていてかまいません。40代以降の女性に多く見られ原因は不明ですが大丈夫です」私「あのー・・・治療とか手術なんかは・・・?」
医師「治療も手術も無いです。どうしても見た目が困るという女優さんたちくらいはあるでしょうけど、普通無いです。」
私「そーですかー・・・ 美しくない~」(自分の手指を見つめて)
医師(微笑みながら)「同窓会あったら皆さんの手指見てください。皆、同じですよ。」私「・・・わかりました~」

 数年前から自分の手指の第一関節が固くなり腫れた感じで好きだった指輪もそこで引っ掛かって出来ない事態にはなっていた。やがて二本の指節の先が変形してしまってショックを受けた。まあ、そうだったのかと帰りながら安心するやら寂しいやら。ずい分手先の作業をやってきて、自分自身の歴史でもある。感謝して、労わって付き合っていこうと思い直した。ちょっと苦笑い。でも、笑顔!
 
 大雨は相変わらず九州に降り続いている。しかし元の場所に植え戻したネジバナはしっかりと立って咲き続けている。時には滝のように降られているのに。勝手口出た通路もブロック塀も同じ年を重ねてきた我が家の仲間。見苦しいようなこと言って申し訳なかった。一緒にあの大地震を越えてきた仲間だ。そこにネジバナが1本咲いた。全てに感謝。全て、笑顔で。

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2019.06.24

ネジバナ

Cimg0769_r2  ごく稀にしかないことだが、我が家の敷地内の何処かにネジバナが突如出現する。いつもただ1本、すっと伸びて咲いている。写真撮るにも周囲が雑草だらけとか石ころだらけといったことばかり。今回は勝手口出たところだったが何十年もののブロック塀の際であってどうにも気が乗らなかった。しかし結局、私は家に連れて入って写真を撮った。細くて淡いピンクのネジネジ状態の花が咲いている。実はこのか細い草花を摘んできたのではなく、すうっと根ごと抜いてきた。お猪口のように小さな花器の中はわりと太い根が踏ん張っている。撮影後には元の場所にまた戻してしっかり水やりもした。ありがとうね。花自体をしかとアップしないと遠目では分かりづらいかもしれない。せめてアップした写真をクリックして拡大してご覧いただきたい。撮り方の拙さ、申し訳ないですが。。。
 
 天気予報では明後日から雨、ずっと雨の日が続くとのこと。九州北部も梅雨入りらしい。観測史上最も遅い梅雨入りとのこと。ネジバナの出現した勝手口ではないが二軒の隣家との間の草取りを急いでやってしまい、防草シートを敷いて留め具等で固定した。いつも梅雨明けにはジャングル状態になるのでせめてお隣さんにはうっとうしくならないようにと頑張った。
 もう一度土に戻したか細いネジバナだけど雨の中いつまで咲いているだろうか。毎日様子を見ていきたい。

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2019.06.21

皆、仲良し

Cimg0767_r2  調べてみるとニチニチソウは元々一年草ではないそうだ。ただ越冬がネックらしい。だから昨年の暖冬を越えて今年もしっかりと地植えしたニチニチソウは咲き続けている。根の張りとか考えるとやはり地植えがよいのかもしれない。それでも白い一株以外はなんとなく弱っていたのでさようならをした。つまりは個々の丈夫さがあるのかもしれない。
 今年購入した花苗を入れると5色のニチニチソウだ。少しずつを手折ってグラスに挿してみた。なんとも明るく楽しい。皆、仲良し、そういった感じがする。
 
 一年草と思っていたニチニチソウが地植えしてバンバン元気に咲き続けていることに励まされたのは本当だけど、そういったことを調べてわかったところでエーーッ!とは思わない。嬉々として日々にこやかに咲き続けているニチニチソウはずっと友だちだ。
 私は誕生日を過ぎたが数字を見るとあら!というこの年までやってきた。でもこうなったらまだまだイジイジとあと一花を咲かせたい。(先ず、一花咲いたのかな?)経年の劣化に伴い、体は次々と不具合を呈してきている。しかし、それがどうした!まだまだですよー。しっかり手を入れ補修しながら笑顔でやってゆこう。
 
 九州北部はどうしたことか梅雨入りしていない。梅雨明けのような暑い日があり勘違いしそうになるが数日後には梅雨入りのようである。晴耕雨読ではないけれど晴れた日には晴れた日にしかできないことをせっせと頑張ってきた。思うほどはできないけど、まっいいかと納得している。雨の日には力を温存させてゆっくりと断・捨・離を再開したいと思っている。

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