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2021.09.30

モンステラの葉

Cimg1091_r2  歯科メンテに行った。ずい分大きくなったなーと目の前にある大きなモンステラの鉢を見ていたら2枚ばかり葉を切った跡があった。「厚かましいのですが、今後もしモンステラの葉を落とすことがあってそれが不要ならば電話していただけませんか。自転車飛ばして直ぐに参りますから。」と歯科衛生士さんに言ったところ、会計途中で歯科医師がそこに現れて「どうぞ今、切って持って行っていいですよ」と言われた。恐縮して遠慮したが、どうぞどうぞと促進され剪定鋏まで渡されたため遂にその気になった。しかし枚数がとても多いわけでもなく1枚の葉を根本から切って頂戴してきた。先生が「増やすんですか」と尋ねられるので「いえ、花生けするんです、本当にこんな立派な葉をありがとうございます」と答えた。
 
 私はかなり興奮してその葉を自転車の前かごに入れてバッグを入れて押さえて帰宅した。これまでずい分花生けして使ったことがあるがこんなに大きく立派なモンステラの葉ではなかった。測ってみるとおよそ40cm四方ある葉だ。モンステラはサトイモ科の観葉植物で人気もある。一つ一つ切り込みのような葉の割れ目も個性的でしっかりとしている。花用のバケツに入れて撮影した。
 
 さて今となって私がこの大きな葉1枚を上手に生けられるかということが少しばかり不安も出てきた。葉1枚でかなりのボリュームがあるため配材の花もそして花器も見合うものでなければいけない。しばらく水を替えながら悩むかもしれないなと思った。ただ、生け花らしい生け花をしたいという思いの方が強い。どうなるのかなー。

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2021.09.26

うろこ雲

Cimg1087_r2  草取りを相変わらずせっせとやっている。中腰はお年頃もあってなかなか辛く、時々背伸びしたり腰かけたりする。ふと空を見上げたら、うろこ雲。ああ、秋だなーと思った。日差しはまだ残暑続きで真夏日ばかりなので強いが風は秋の風になっている。朝夕はひんやりもする。今だと思って衣替えを始めている。ある日突然肌寒い日になっても慌てなくていいように衣類と寝具を洗濯したり日干ししたり。
 
 先日、スリッパのままマットに乗った瞬間に滑って転倒した。あっと言う間だった。声も出なかった。一瞬後には日ごろ見ない洗面所の天井を見た。転倒した時にパイプ椅子の角で頭を打った。ガバッと大きなタンコブが出来た。夫に言いに行くと直ぐにネットで情報を見つけてくれた。頭打撲後6時間が勝負なのだという。その間になんらかの事が生じたら脳外科でMRIが良いということ。とにかく冷やして安静にしておくことということでアイスノンと仲良くしていた。
 幸い外傷(タンコブ)だけだったようで、用心しながら暮らしている。触れるといくらかの痛みがあるがずい分状態はいい。でなければこんなに家のことで活躍していけない。
 
 うろこ雲を眺めながらそうっとタンコブのところを触って、それから撫でていた。決して転倒は慌てていた訳でもなく思わぬ事故に遭ったのだが、そういうこと人生で多々あること。まあそれでもいろいろ用心して慎重にやってゆこうと思う。大好きな秋だもの、元気にしていなくては。コロナ禍、なかなか会えない親しい人たち、元気かな。元気でいようね。

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2021.09.16

ヒガンバナ、咲く

Cimg1081_r2  雨が数日降った後に晴れ、見るとヒガンバナが沢山咲いていた。たぶん蕾の時にはたいして目に止まらなかったのだと思う。数本手折って家に入り、小さな水盤(実は食器の中深皿)に生けた。赤ばかりで、白は二本、しかも一本は蕾だ。ちょっとだけのアクセントとして用いた。
 
 高校生の時に国語、現代文において木下利玄の短歌を習った。「 曼珠沙華 一むら燃えて 秋陽つよし そこ過ぎてゐる しづかなる径 」という作品だ。私は頭の中に直ぐにこの光景がありありと浮かんで、以来、この短歌を忘れずにいる。
 曼珠沙華(マンジュシャゲ)というのはヒガンバナの別名だ。真っ赤に燃えるようなヒガンバナが秋陽に照らされて咲いている。その径(このミチという字は小さい、小径だ)はずっと向こうまで続いている。命が燃えたぎって続く小径ではあるがあくまでも秋の静寂とそこ渡るスーッとした秋風までも感じられる。
 
 ヒガンバナには感心する。本当に知って、分かっているように彼岸手前になると出て、咲く。他のどの花よりも目安が付く。
 私の心は野に行く。ヒガンバナも含めて、これからの花野がまた私の心を狂おしくさせる。大好きな桃源郷の風景なのだ。
九州は残暑がまだきついが、それでも着実に秋はそこまでやって来ている。

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2021.09.04

九月、まだ残暑

Cimg1075_r2  雨が続き、止んでまた雨が続きというこの頃。気が付けば九月になっている。しかし毎日最高気温は30℃超える残暑。お仏壇の花は手入れしていても傷みが早く、また今日花を買ってきた。庭には花が咲いていない。もう少ししたらヒガンバナが出てくるとは思う。店頭の花も通年あるような花が多く、結局キクの組み合わせ花束を買ってきた。お仏壇に一番きれいなところを差し上げて、少しばかり残ったコギクを小さく生けた。いかにも残り物でチャチャッという感じではあるが心こめて生けた。
 
 九月九日はキクの節句だ。重陽の節句でおめでたく、息災長命を願ってキクの花を生けたりキクの花を浮かべた酒の盃を楽しんだりする。コギクではなく大輪でしっかりした見事なキクの花をドンと生けたいものだ。来年はそういうことにしようと思った。ずい分長い付き合いだった花屋さんのご主人がお亡くなりになって久しく、信頼できる花屋さんに出会えていない。そして枝ものを扱う花屋さんにも。
 
 雨が止むと草取りをポチポチしているのだがあまりの藪に呆然となる。それでも、汗にも蚊にも負けずコツコツとしている。結局のところお金にモノ言わせてみせられないのならば根気よく自らの労力に頼るしかない。まあ体力は直ぐにガス欠になるので無理せずに本当にコツコツと続けてゆくだけ。
 そんな時には昔のように大きく花を生けている自分を思い描いて楽しんでいる。また似たような日は来るさと、とにかくSMILE!
まだ雲は夏の雲だ。陽も風も夏を引きずっている。もう少ししたら秋の気配漂ってくるかな。

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