サクラの紅葉を集めて
なんだかんだで長く小春日和が続いてくれていて、主婦頑張っていて記事のことは思い出さなかった。相変わらず検査通院も多いが私は秋の自転車走行が大好きなのでそれは楽しみの一環だ。今日は大学病院に行ったが自転車置き場に向かう途中でサクラの木の下、紅葉して散ったサクラの葉に目が行き、自転車を停めた。そして文庫本に挟めるだけ拾った。
以前にも書いたことがあるがサクラの紅葉は本当に美しいと思う。ハッとする。他の紅葉と違って斑点が入っているが、さながらアバタのビーナスなのだ。アバタのビーナスは古代ギリシャ神話に登場する彫像でお気の毒にもお肌が荒れているのだがなんとも上品で美しい。優しい憂いをも感じさせる。私はサクラの紅葉を拾いながらつくづく思った。水気が蒸散してしまいカラカラとなって木から落ちてしまう葉であってもこのようになりたいなあと。つまり「あの人って、味わい深かったのねー」と誰からか思ってもらえたらなあと。早い話が家族でいいのだ。
この紅葉の葉をしかと収めて帰った文庫本は読みかけだったが病院にいる間に読み切った。「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」というタイトルで、これまた味わい深かった。なるほどなるほど・・・の本だった。
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