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2020.11.26

ヤツデの花が咲いた

Cimg0969_r2  我が家のヤツデの木に花が咲いた。ピンポン玉のように真ん丸でポカポカした感じの白い花でいつもこの時期に咲く。ヤツデの木は家庭の庭には一般的な木なのだが、なかなか花生けにしたことはなく、稀に葉だけを使ったくらいだった。しかし今回は葉も花も生けてみた。やや渋めの陶製の壺を花器にした。
 ヤツデの葉は八つとはいかないが大きな切れ込みがありまるで手を開いたようである。元々は日本の固有種だったが江戸期にシーボルトがヨーロッパに持ち帰った日本の固有種植物の中にヤツデもあった。丈夫で育てやすい常緑樹で重宝され世界に広まった。
 
 さてヤツデと言えば天狗さん。天狗さんは手に鳥の羽で作った羽団扇(ハウチワ)を持っている。そして魔物を追い払いながら空を飛んだりする。そこで魔よけや疫病除けに通じると考えられてハウチワではないが似たタイプの常緑樹のヤツデが縁起物になった。大きな手のような形は千客万来、福をかき寄せるおめでたさに通じるものということでである。
 
 まだまだ終息の目途のないまま第三波を世界的に迎えている新型コロナウィルス。なにかの思し召しのように生けたが、本当に疫病を世界から追い払いたい。
 ツヤツヤしたヤツデの葉と愛らしくも力強い花をお粗末ながらも心こめて生けた。いけばなは、そもそもが祈りの花である。

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2020.11.24

古くなったクリスマスリースを飾った

Cimg0966_r2  どうしようかと思ったが、家の中はクリスマスムードになっていないが玄関先にはちょっとそれは欲しいと思ってクリスマスリースを探し出した。作ったものは売ったりプレゼントしたりであまり我が家用がなかったが古くなったクリスマスリースを見つけて掛けた。これはずい分以前にクリスマスリースコンテストがあって入賞、デパートに展示された。まだとっていた賞状を見ると平成9年となっていた。二十年以上前のものだ。丁寧に扱って保存してはいるが何分経年の劣化は避けられず、まあ喪に服している家庭だからいいかなとか思うことにした。
 この作品は当時何もそれ用に買うことなく作られた。我が家の庭の藤蔓を巻いて土台にして、生けた後のサンキライの実、拾ってきたマツカサ、台所にあった六角、月桂樹の葉、庭のツバキの実がはじけたものなどを付けた。ベルもリボンもそれ以前から持っていたものを使った。当時はそれなりの色味があったが、こうなってはなんとも地味で、今回、ミニバラの造花を取り付けてみた。これはいただきものギフトラッピングにあったもので、鮮やかな色合いでなくくすんだトーンのオールドローズだったので喜んで採用してみた。なんとか浮かない感じだと思う。
 
 いつまで持っているのだろうか。なかなかさよならするキッカケはなさそうだ。大地震も一緒に乗り越えてきたのだし。
とにかく、来る年の希望に満ちた我が家のクリスマスリースは家族も同然。外、寒くなるけど頑張って!

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2020.11.23

ちょっと足してクリスマス風に

Cimg0963_r2  以前、100円ショップで買っていたショルダーバッグにちょっと足してクリスマス風にアレンジした。今時は100円ショップでも200円、300円商品もあるがこれはまったくの100円+税で買った。黒いサテン生地で段々に押さえのように縫い目がある。案外しっかりした商品で気に入って買った。段々の高さに合わせてクリスマスプリントの生地を裁ちパッチワークして縫い留めた。9種類の柄が並んだ。裏面もまったく同様にした。そして少し埋もれ気味のファスナーにやはりクリスマスプリントをカットして飾りにもなる引手にした。
 
 いつも10月を過ぎると直ぐにクリスマスグッズを凄い勢いで作ってばかりなのだが、今年は何やらあまり気が乗らずという感じだ。私はクリスマス人なのだが今年はあれこれと楽しくディスプレイするのも止めた。
 今年の初夏、40年近く一緒に暮らしていた義母が急逝し、我が家は喪中にある。それでなくても、何か気が乗らないのだ。なんとなく。こういうことは初めてで、自分でも驚いている。年が明けたらきっとまた動き出す私であろうと思う。ちょっと静かに年越しになる。コロナ禍、これもいいのかも。いつもと違うクリスマスシーズンだ。しかし、やはりキラキラのクリスマスには心惹かれる。心に大きな夢のようなクリスマスツリー、キラキラのデコレーションを描いている。

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2020.11.18

サクラの紅葉を集めて

Cimg0959_r2  なんだかんだで長く小春日和が続いてくれていて、主婦頑張っていて記事のことは思い出さなかった。相変わらず検査通院も多いが私は秋の自転車走行が大好きなのでそれは楽しみの一環だ。今日は大学病院に行ったが自転車置き場に向かう途中でサクラの木の下、紅葉して散ったサクラの葉に目が行き、自転車を停めた。そして文庫本に挟めるだけ拾った。
 
 以前にも書いたことがあるがサクラの紅葉は本当に美しいと思う。ハッとする。他の紅葉と違って斑点が入っているが、さながらアバタのビーナスなのだ。アバタのビーナスは古代ギリシャ神話に登場する彫像でお気の毒にもお肌が荒れているのだがなんとも上品で美しい。優しい憂いをも感じさせる。私はサクラの紅葉を拾いながらつくづく思った。水気が蒸散してしまいカラカラとなって木から落ちてしまう葉であってもこのようになりたいなあと。つまり「あの人って、味わい深かったのねー」と誰からか思ってもらえたらなあと。早い話が家族でいいのだ。
 この紅葉の葉をしかと収めて帰った文庫本は読みかけだったが病院にいる間に読み切った。「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」というタイトルで、これまた味わい深かった。なるほどなるほど・・・の本だった。

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