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2020.03.22

スプリングスターフラワー咲き誇る

Cimg0888_r2  今年もスプリングスターが咲き誇る玄関先だ。この時期のこの場所が本当に好きだ。この扉開けるとバリバリ昭和の民家なのだけど、これだとなんだかメルヘンっぽく感じられる。もしかしたら素敵な雰囲気の服装でおっとりとして優し気なターシャさんのような女性が微笑みながらこの家から出て来るような気さえする。ちょっと言い過ぎ、それはなかろうとも言えるけど。
 
 先日、まだ降らない、大丈夫と思ってスーパーに買い物に出たが買い物済んで出たらザンザン降りの雨。自転車だしまた買い込んでしまったのでとにかく入り口軒下で雨宿りした。うんと小降りだったらもうダーッと飛ばして帰るけどまったく普通降りで諦めた。結局40分ばかりして雨雲が完全に通り過ぎた時に自転車置き場へと向かった。
 その間に二回同じ声掛けしてもらった。最初は中年のマダム(おしゃれな感じの人だった)で一度自分の車に荷物を積みに行って戻って来て「よかったらこの傘使ってください。もうその後は捨てていいから。古くなった傘何本かいつも積んでますから、どうぞどうぞ。」と手には花柄の傘を持っておられた。その次にはやはり中年の男性で、「あんた傘無くて帰れないんだろ。これ使ってください。私は車まで走ればあとは家に帰るんだし、もう放ってもらっていいビニール傘なんだから。」と差し出された手には大ぶりのビニール傘があった。
 どちらのお方にも「お気持ち、本当にありがとうございます。もう少し止むまでいますから大丈夫です。」と丁寧にお断りした。私は傘差して自転車走行しないのでとは言えなかった。でも心からご親切には感謝した。まだまだこういう人たちがおられるんだと少し嬉しく思った。
 
 小さな事柄に嬉しい気持ちを感じることほど心の栄養になる。新型コロナウイルスの蔓延ですべての国、人がピリピリして暮らしている今、人を思いやることを忘れてはいけない。でも、もしかしたら私が傍目で見るととても哀れな雨宿りシニアに見えたのかもしれない。

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