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2020.02.13

ウメは咲いたけど

Cimg0877_r2  庭のウメは全部で3本あるけど、いずれもなかなかの瀕死の状態で毎日励ましの声かけをしている。今年も咲いてくれているのだが毎年「これが見納めかも」と思いながら見つめている。特に白の古木ウメはずい分以前にシロアリ被害に遭い、大きな幹の内部が空洞化していた。なんとか延命措置をしていただいているが庭師さんが「次、大きな台風が来たら難しいでしょうね」と言われた。実際、木の中程の高さあたりが朽ち果ててはがれて落ちて行っている。ダメもとで肥料やら励ましやらで手を入れてはいるが今年は特に花付きがよくない。末期状態かもと不安が増す。それでも明るく声かけしている。桃色のウメは少し離れた場所だったためシロアリ被害には遭わなかったが先の大地震で傾きつつある。そしてさらに離れた場所にあるこのウメもシロアリ被害は無いもののやはり大地震の際にバリッと根本から傾き、根の半分は見えている状態だ。しかし木は古木の内に入るが他の二本よりはうんと低い木だからかわからないが今年もしっかりと咲いた。根本の根が浮いているところには花の土という園芸用の土をしかと被せている。雨が降るとまたむき出しにはなるが。
 
 以前の台風で好きだったアンズが幹半ばで倒壊し、なんとか残った幹から新芽も出ていたのだが、やはり大地震で根本から完全倒壊してしまった。どれもこれも手入れに不案内で庭師さん任せだがただただ祈るしかない。まあなるようにしかならない。でも次の年も眺めていたいという思いは溢れるばかり。
 
 暖冬だったが天候不順で全国驚くようなニュースが多い。加えて新型コロナウイルスの脅威だ。落ち着かないこの頃だがとにかく心と体を労わって明るくこの早春を過ごしていこうと思う。

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2020.02.04

肥後ツバキ一枝

Cimg0869_r2  節分のヒイラギ枝をいただいた時に肥後ツバキの一枝も同時にゲットしていた。これも初めて口にした「一枝いただける?」をことのついでに言ったものだ。横枝で伸びている先の硬い蕾を切ってくれた。これはさすがに選ぶことはできなかった。そしてその花がようやく咲いた。真ん丸でない輪だがしっかりしている。
 
 肥後ツバキは苗、種ともに門外不出とされ他出されずにやってきた。見たければお越し下されたし、ただその品種の育て方その他については申し上げられませんということだ。肥後モッコスと言われる頑固さはそうやって自分の土地の文化を守り育ててきた。肥後六花があり、この肥後ツバキの他に肥後シャクヤク、肥後ハナショウブ、肥後アサガオ、肥後キク、肥後サザンカがある。いずれもずっしりとした存在感がある花たちだ。
 
 なかなか腕がないために細長い茎に一輪のしっかり重みのある花をうまく生けることができなかった。大きな葉があと3枚付いていたがカットして2枚半という葉の状態にした。花のインパクトに負けてはいけないので重量感ある陶製の壺を花器にした。花がはずっしりと重みがあるので挿すのを止めて剣山を入れて留めた。歌舞伎での見得を切るような強い花だ。
 
 暖冬の中、穏やかな立春を迎えた。世の中は新型コロナウィルスの世界的な広がりで大変な状態であるが世界中一体となって(ONE TEAM)早期解決に向けて頑張っていこう。生産も追いつかず世界中でマスクは品切れ状態だ。そうだわ、私は八重にしたガーゼでマスクを縫って作らなくては、自分のくらいでも。
 

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2020.02.01

節分、厄除

Cimg0867_r2  通りを挟んで向かいの親戚の家でヒイラギの枝落としをしていたところに出くわした。何十年も傍に住んでいるのに一度も言ったことがなかったが「落とした分でいいからヒイラギもらえる?」と聞いた。いいよということで私は小さな枝を3,4本ばかり拾って「ありがとうね」と立ち去った。あまり大きくないヒイラギの木で、端正に整えていたので言い出しにくかったのだが今回はラッキーだった。
 それから私は花屋さんへ行った。「ナノハナありますか?」パッと見たところショーケースに見当たらなかった。「あんまり出ないから花束とかアレンジで使った残りが少しありますよ」と言われた。そして指し示すショーケースの奥の隅に何本か明るい黄色が見えた。「ください。2本でいいです。これと、それ」しっかり開いてた花とこれから開いてゆく花、2本を買った。「何されるんですか?」と言われ、「ヒイラギを少しいただいたので極めて小さいものですが節分の花を生けようと思ってナノハナが欲しかったのです」と私が言うと「節分・・・」でおしまいだった。
 
 そして、ささやかながら節分の花を生けた。極めて小さい作品だ。ずい分以前にいただいた節分豆菓子が入っていた木箱にオトシを入れて剣山を入れている。本体には「福」蓋部分には「福ハ内」と焼き印がされている。その蓋は半掛け状態で中を覗かれないような感じにした。
 ナノハナの茎は生けるとあらら、あららと言う間にヒョロヒョロ伸びてゆき、また水切りして丈を整えていく。明日の朝この場所に来たらビックリのはず。でも「あなた自由ねー」とか言いながら生け直す。
 
 一月がアッと言う間に行き二月になった。節分は明後日。その冬と春との境にあって鬼を追い出し春を迎える。もちろんまだまだ春は名のみである。しかし厄除け、魔除けはしなければ。新型コロナウィルスの中国のみならず世界的な蔓延も叫ばれているこの頃、しかとその脅威には去って行ってほしい。
 ナノハナはポッと灯る灯りのように明るい。人間も地球も明日や未来が明るくあってほしいものだとナノハナ眺めながら心から願わずにはいられない。

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