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2019.09.16

吹く風は秋の風

190916164647_r2_20190916220401  残暑は相変わらずでさすがに猛暑日ではないが真夏日が続いている。日差しは暑い。しかし吹いている風は秋の風だ。さわやかでスーッとしている。自転車走行していても心地よい。
 
 昨年の夏の方が猛暑が酷かったと思うのだが、今年の我が家の草花は夏場の傷みようが凄い。まず、あの強固で明るいニチニチソウが半分枯れた。そしてこれまでそんなことがなかったススキもあまり穂を付けることなく半分は枯れてしまった。これは大変なことだ。私はこれら酷い夏バテの草花を集めて生けなくてはという気に駆られた。お彼岸も近いのに3、4本の赤と1本の白しか現れていないヒガンバナも摘んだ。ホトトギスは小さな硬い蕾を付けている1、2本。キクは最近苗を植えたのでしっかり元気に咲いている。青系が欲しくてリンドウだけ1本買ってきた。ススキももちろん入れてこの5種を生け合わせた。何分、花材に極めて限りがあり思うように生け切ることができなかった。しかも朝に思い立ちそれらを水切りして養生していたのだが、日中に建具屋さんが我が家の三ヶ所の扉の調整に来てくださってこれが長引いた。半世紀もののそれらは戸車替えて削ってといろいろしていただいて見事に快適になった。早い夕食を済ませた後、大急ぎでこの花を生けた。それぞれが水を揚げてバンバン咲いてきていたのだ。ススキにいたっては穂がふわふわになりかかってもいた。明日では間に合わない、そしてそれらの替えさえもない、これは急いでとにかく生けねばというところだった。自分の力のなさを言い訳しているようだが状態としてはその通りだった。本当はもっと最初に書いたように透明感ある秋の風を感じるように生けたかった。また機会を作って生けよう。
 
 一昨年再会を果たした秋田の先生が支部での花展の写真を沢山届けてくださった。同封のお便りには見てね、くらいのことだけ書かれてあったが、やはり立派な作品たちだった。組織として動かなくても、何十年も大先生に付いて頑張っていたのだから、花鋏を持ってね、という先生の思いが感じられた。そこでのやや恥ずかしい作品ではあるが、研鑽し続けて行こうと思い直した。

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