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2019.01.20

クリスマスローズを

Cimg0715_r2 初生けはスイセンと大体決めてきたのだが、驚いたことにスイセンが我が家にまだ咲いていない。それどころか何処そこに何か所もスイセンが毎年出ては咲いていたのがわずかな場所にしかも葉が出ているだけだ。毎年正月の花に足すほどに年末までには咲いていた。蕾すら出ていないとは事件だ。しかし現実は仕方ない。買えば済むのであるが束で買うよりは花付きや葉の状態を見ながら選べる我が家の庭に咲き乱れているスイセンをと思っていた。咲き乱れるどころではない事態だ。遅れてもいいからもっと出て咲いてほしい。

 クリスマスローズが年明けから玄関先に咲き出した。数本摘んで小さく生けた。どれもうつむき加減に咲くのだが生ける時は少しずつ表情は変えるようにしている。白くて美しい。清廉なる花だ。先日、私が大好きなマツカサを友人が沢山持ってきてプレゼントしてくれた。とても嬉しくて、とりあえずこのクリスマスローズ数本を摘んで水切りして空き瓶に入れてお持たせした。それをとても気に入ってくれて二、三度メールで「本当にきれい!株分けして!」と言ってきた。こうなるとお世辞でもないので嬉しく思い、近い内に渡すことになった。子沢山の我が家から養女に出すようなことで、よく知った友人であるし本当に嬉しい。しべがパラパラと落ちるので私はそれはあまり好きではないが彼女は「それもいいね!」と言っていた。私よりも大切に育ててくれることだろう。ありがたく幸せなクリスマスローズだ。私はスイセンの残念もしばらく忘れていられることだろう。


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2019.01.11

タンポポが咲いていた

Cimg0713_r2 松も明け、いろいろなものを片付けたりして正月気分もさすがに去った。つい調子に乗って益々食べてしまっていたお正月。これから引き締めて(生活)行こう。
 
 我が家の古くささやかな駐車場の片隅にタンポポが咲いていた。それにはびっくりした。この家に住んで三十年以上経つ。庭があるのでこぼれ種や鳥さんが運んでくるお蔭でどこから来たのという植物にも度々出会ったし、またそれもいつか自然消滅したりもした。人との出会いと同じにそういう縁もあるのだと思っていた。一番多いのは雑草という名称で言うと申し訳ないけど自然自然した草たちだ。しかし、ここまで住んできてタンポポが敷地内に咲いていたことはなかった。我が家には綿毛も浮遊して来ないのだろうなあと思っていた。それが、たった一輪ではあるが咲いている姿を発見した時には感動ものだった。
 
 通年有って、丈高くしっかりした西洋タンポポではなく、なんと在来種のタンポポだった。丈低く、ガクも反り返っていない。ちんまりと黄色い灯りのような花を咲かせていた。これをきっかけに我が家に根付いてくれたらいいなあと心から思っている。写真撮る時に愛らしい姿に心ときめいた。
 
 タンポポの花ことばを先ほど調べたら案外良くて、「幸福」に尽きる感じだった。これは新春から縁起が良いかもしれない。どなたのお計らいだろうか。とにかくおめでたく良い風に捉えて今年を進んで行こう。


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2019.01.01

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。平成最後の・・・という言葉が昨年後半から何かにつけて言われてきたけど、本当に平成最後の大晦日を経て時代が替わる歴史的な年明けを迎えた。昨年の恐ろしいまでの寒さではないが、それなりに冬らしい寒さだ。暖冬と言われ続けてきたが短い極寒の時期も大切。身の引き締まる年明けの冷え込みだった。
 
 一夜飾りにならないようにすべての正月飾りを三十日に済ませた。しめ縄も掛け、昨日の内に付いていた稲穂は雀と思うがついばまれて籾殻が玄関先に散っていた。
 新春の花は今年初めてスーパーマーケットの花売り場で和洋折衷で取り合わせて一抱えで売られているセットものを買って生けた。半分くらいは使えるもので、あとは墓参時に持って行く花に一緒に出来る。いつも花屋さんでしか買っていなかったので、選ぶことは出来ず福袋状態ではあるけどこんなに安く正月花が揃うとはびっくりした。ワカマツは1本では足りなかったので単品であと2本買い足した。タケとウメは我が家の庭のものを切った。しかし極めて短く剪定してもらったのでなかなか選ぶまでの候補すらなかった。一応の妥協、納得をして生けた。ささやかな松竹梅にユリ、センリョウ、シンビジウム、キンギョソウの七種が花材だ。ただシンビジウムとキンギョソウは鮮度に問題がありささやかに添えた。またセンリョウは丈が無かったのでマッス(集合)に生けた。ユリはあと少しで手前の輪が大きく開くところで現時点では知らんふり状態にも見えるのがやや残念ではある。
 
 専門店である花屋さんでしか考えられなかった正月花の花材も使いようでは十分に家庭の玄関に新春の迎花となることができる。大体、家にある枝ものや草花を主に生けている生活だから工夫しスーパー内の売り場でも活用して生けていこうと思った。秋田、仙台の流派の先輩、同期の立派な作品には大いに感動したのだが、私には私にできる「花のある生活を・・・」をと思う。
 
 拙い作品ばかりですがお越しくださって観ていただきありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。


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