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2017.11.08

仙台へ

 Cimg0359_ 秋田の会場の初日の開場を待ち、手入れ済んだばかりの新鮮な生け花作品をしかと時間かけて観賞させていただき、昼過ぎには秋田駅。東北新幹線で仙台へ。田沢湖、盛岡などを通り二時間半かけて仙台に到着。車窓から秋景色も堪能した。心の中には先生方の入魂の作品が時々浮かんでいた。
 
 宮城では、撮った写真はほとんどすべてが生け花作品だ。諸流展の花でなく流派の支部展であり小品からステージいっぱいに広がる作品までたくさんだった。枝物のほとんどがどんなに大きくても買ったものでなく自宅などから調達したものであることに驚いた。さまざまな場の工夫もなされており時間かけてご準備は大変だったであろうとも思われた。どの作品も語りかけてくる生命力に溢れ、感動した。
 同期の一人は解説ガイドまでしていた。子どもや男性、生け花をまったく知らない方々にもわかりやすく、耳ダンボしながら彼女の才能に驚き感心した。私にはこういう才能はないが、しかしこの分野はあった方がよいものと感じ、後で彼女に熱く伝えた。もう一人の同期生も知り合いの方の接待に忙しく、会場は盛況で本当に嬉しかった。昼食時だけいろいろと昔話などした。
 翌日、解説ガイドまでしていた彼女がご主人様と一緒に私を松島観光に連れて行ってくれた。よく晴れてはいたが台風一過の強風であまりに波も高く遊覧船は断念した。臨済宗、瑞巌寺参道の杉の大木が強風で裂かれて真っ二つに割れかけていた。しかし瑞巌寺は圧巻で楽しく、満たされた。
 
 何十年とあまりに長く会っていなかったにもかかわらず、お互いに(写真も持っていないのに)パッと顔見てわかったのは素晴らしいことだった。ちょっと会ってなかったかのように「元気だったー?」の感じだったのが良かった。私は現役でなく休業中であるが、しかと同志として扱ってくれていてありがたかった。生け花はすべて心に迫る素敵な作品ばかりだった。秋田も宮城もはるばる思い切って出かけて行って本当によかった。いずれの先生方も催促とかはまったくなかったが、自分にしか出来ないことがあれば、それと出会いさえすればしっかりと花鋏を持とうという気持ちになった。
 
 花以外で一枚だけ撮った写真は、三越のライオンがハロウィン姿で鎮座していた一枚だ。このハロウィンの日に帰路に就いた。


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コメント

秋田、仙台と東北の旅maple
良かったですね~!

何かないと熊本からはなかなか行かないところだし、生け花の先生方との長いお付き合いがあって本当に素晴らしいです。
こんなに長旅も久しぶりの事で、リフレッシュ出来たのではないですか?

だんだん寒くなってきます。旅の疲れもあるでしょうし、帰るとまた現実ですよね~ゆっくり風邪引かないようにお過ごしくださいpaper

投稿: moko | 2017.11.11 10:07

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