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2017.01.11

初生け準備

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 冷え込む朝、掃き掃除していて急に豆電球がパッと付いた感じで「そうだ、初生けしよう」と思った。私の生け花の流派では初生けは大体スイセン一種生けだ。毎年、華やかな新春迎えの花の後にあたかも七草粥のようなスイセンを生けた。このところあまり思わないようにしていたが今年はふっとその気になった。幸い、たいしたものではないがスイセンが我が家にいくらか咲いている。私は朝にスイセンを摘んだ。
 通院があり、午後になった。水切りしていたスイセンの葉組みにかかった。以前葉組みについては記事にして書いたことがあるが、スイセンはそのままの姿で生けることもあるが(生葉、「うぶは」のままで)葉組みすることが多い。なんでこんなことして、と思うような作業をする。葉と花茎が入っている根元の筒、一般的に「ハカマ」と呼ぶのだが一度これから外して組み直してまた元のサヤ、ではなくハカマに入れる。もちろんハカマが破れないように。これまで何千は大袈裟だが何百くらいはやってきた。作品展で大きな作品でのスイセン群を生ける時など、泣きたいくらいの数の葉組みをして使うのは全部ではない。写真家が限りなく多く撮って選ぶように予備を含めてとにかく多く用意するのだから。しばらくはスイセンを見たくないと思うこともあった。
 
 しかし、家庭のちょこっとした生け花用なので、まして我が家にある花材で済ませようとするのだから気楽なものだ。とは言え、集中して葉組みすること1時間。葉組みしたスイセンは落ち着くようにティッシュで軽く結んでいる。新聞紙に包んでいるのは控え用。これだけで結構疲れた。西日射す場所での作業だった。そして慌てて夕飯の支度に向かった。これらはこのまま深い水で養っておく。明日はまた用で出かけるし、はて、いつ生けるのかしらね。でも近い内に。

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