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2017.01.18

未来への希望

Cimg0176__2 未来への希望としたスイセンの小さな小さな生葉、そのハカマ姿を撮った。何やら小葱を水栽培している風だが、しかとスイセンの子だ。
 スイセンの葉には大きくうねるものがある。我が家のように小さな庭でそれが群れとなっているのを見ると、まだ行ったことはないが何かで見た海岸縁に群れて咲くスイセンに思いが飛ぶ。いつか行って見てみたいなあと旅心誘われる。
 
 秋の花野を目にした時は心はもうマックスに震えて止まらない。生きていてよかったとさえ感じられる。だから人は生きるのかと言うくらいの感動だった。自然から学ぶことが多い。感じさせられることも実に多い。花は野にあるようにとつくづく思う。ただその感動を生活の中で再現したい、共生したいとも思う。だからと言って自然そのまま切り取って来てもだめだ。なぜなら場との調和での美しさなのだから。そしてそれを最も生かすと思える花器との調和も大事だ。そしてそういうエゴをするからには命を大切に扱わなければならない。
 スイセンの子を摘んできて生けたことは必要な表現だったからに間違いないが、少し心痛まないわけでもなかった。しかしそうやって同居するからには愛して最後まで大切に扱うことをする。生け花では花展、特に大きな花展などでは結果として花材は道具のようにバタバタと扱うことになってしまうことが多くある。あまりに会期中も忙しく作品大事でそれ以外に気持ちの余裕がなくなる。十数年前に花展で生けた時に諸流展の花は最後にしようと決心した。そして休業に入った。今、生活の中で自宅花を生けていることが幸せだ。長い間、実に多くの事柄を生け花に教わった。そしてそれは知識よりも心根のあり方や人間の生き方の方が大きい。
 
 「花のある生活を・・・」というタイトルはもちろん生活の中にちょっとしたものでも花や緑をということもあるが、私が考えるそして感じる「花」というものを指している。それぞれの人にそれぞれに花がある。それぞれの人が感じる花もある。私なりの花を人生のまとめとしても表しておきたいと思う。できれば硬くならずにフワッと。


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