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2016.08.24

落下屋根瓦の撤去

 Cimg0072_Cimg0083_ 本震から四ヶ月を過ぎてようやく我が家の順番となって、四日かかったが今日屋根瓦工事が完了した。連日37℃という猛暑で大変な仕事だったことと思う。子供会で使うような大きなジャーに麦茶を切れることなく入れて出していた。それでもハアハアという職人さんの声が聞こえてばかりだった。資材は県内に沢山あるがあまりにも件数が多く職人さんが足りずに、他県から来てもらっているということだった。実際、我が家の工事には佐賀県、奈良県、静岡県から見えていた。お疲れ様でした。屋根が復興してまた一歩。まだ外壁とブロック塀の補修工事が残っているが、これも順番待ち。すべて一歩一歩。
 
 落下した屋根瓦をシート掛けの際に山積みしてくれた。大きな落下瓦の山だった。同じ大きさの落下瓦の山が裏側の庭にもあった。裏側の道路に落下した瓦は数日して私がすべて災害ゴミ置き場に運んだ。瓦一枚でも結構な重さだったが袋に詰めて14、5個。しかと抱えて運んだ。写真の落下瓦は毎日見て過ごしていた。ついには「おはよう」と言う気分にまでなったりしていた。気分がめげたりしなかったがさすがに毎日尋常ではないことを感じていた。今こうして撤去してもらって久しぶりに土が現れてホッとしたのは間違いない。
 
 今日内科にお薬いただきに行ったが六月末の胃カメラのその後はどうかと尋ねられた。普通ですと返すと「では少し軽い薬にしましょう。ピロリ菌も無いのにあまりにも赤くただれていたので強い薬出してましたからね。」と言われた。原因は何でしょうと聞くと「たぶん精神的なものですねぇ」と言われた。
 ずーっと気が張っていて自分のことはあまり気にすることもなかったし我が家の復興に関して必死だったので「・・・。」だった。私自身も一歩一歩労わって目の前の事態と関わっていかなくてはと思った。とにかく大きな山は越えた。大きな落下瓦の山の撤去で。リオのオリンピックに夢中になって元気いっぱいもらったし、概ね良い夏だった。笑顔いっぱいでいられた。その八月もあと少しだ。

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2016.08.18

復活サイ

Cimg0073_Cimg0074_Cimg0077_ 本震で被災していたブロンズ粘土のサイをいよいよ復活させた。他のことで後回しになっていて、ごめんね。地震の時は寝室の脇床に置いていた。実はこのサイは二十年前に我が子と「親と子の粘土大会」という動物園での催事に参加して作ったものだ。私が作ったサイは傍に倒れてはいたがわずかな欠けだけでしっかりしていた。しかしこちらは立つこともできなかった。
 親子でそういうイベントに参加したのはこれだけだった。私が付き添ってお城の写生大会とかは行った。絵を描いたり工作したりはあまり好きな子ではなかったが参加はよくしていた。楽しい参加賞があったからかもしれないがわからない。パーッと描いておしまいだったが一度も何も言わなかった。ただこの粘土大会は一緒にサイと決めて、私はとても楽しかった。しかし初めて「よく見て、よく見て。」と言い、根気よく仕上げることを推進した。結果としては私の作品が入賞した。我が子のサイは角が無ければサイには見えにくかった。私は決して手を出さなかった。「よく見て」と言い続け、珍しく本人も根気よく頑張った。だから私の作品よりも敢闘賞ものの我が子の作品が嬉しかった。記念に床の間、脇床に置いていた。
 
 二十年前に撮った写真と同じようにして今回写真を撮った。経年の劣化に被災の損傷もあるがペアのサイが復活した。再び立てるようになったサイ。接着剤でつけることができない粉々が多く、復活に役立ったパーツは少なかった。それでもちゃんと立てて元に戻った。私は一人で大喜びした。復活サイ・・復活祭・・よかったねー!

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2016.08.13

障子張り替えて

 Cimg0069_ 障子を張り替えた。年々障子の張り替えは面倒で嫌になっていた。我が家の障子は既製品の障子ロールものでは丈が合わずカットしなければいけないため益々やる気が失せていた。しかし本震から四ヶ月、そろそろきれいにしていきたいと思い頑張った。
 小さい頃、障子の張り替えは母がしていたが、その時に「もう張り替えるんやから好きに破って遊んでいいよ」と言われ、さんざん眼つぶしして遊びまくった。楽しかったけど、後で障子張り替えを一人で大変だったよね、母は。昔の家だから何枚もあって。なのに引き取っ手にするくぼみ部分にはナンテンとか押し葉、押し花を挟み込んでくれていてきれいだった。私は「はぁー」と思いながら事務的にするだけだ。昔の生活の豊かさは工夫して楽しくしたいという生活者の知恵に溢れていたのだと思う。
 白く新しいものは気分もシャンとするしすっきりして気持ちよい。事務的にタッタッとやったにしてもひどい扱いしたわけでもなく、とにかく明るくなってよかった。しかしもう度々したくない障子の張り替え。
 
 長くかかった震災の判定は結果としては一部損壊だった。家自体も広く、そこそこヒビがあっても傾いてもなく基礎もしっかりしている方なようだ。まあそれは幸いなことではあった。まだまだ住み続ける古い家だから。お守りくださったご先祖さまに感謝し、しっかり建ててくださった亡義父にも心から感謝した。
 その審査までは家の中の剥がれやヒビも手をつけられなかったので、これからコンクリートボンド等で私が出来る範囲は補修していく。少しずつ、少しずつ。
 
 当地は七月盆だけど全国的にはやはり八月盆。白玉粉でだんごを作り、あんこを炊いて作って上にかけた。お仏壇にはそこそこお供えのものを上げて更なるご加護をお願いした。


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2016.08.04

暑中お見舞い申し上げます 2016

Cimg0066_ 当地は猛暑続きだけど、ほぼ全国的にさすが真夏で猛暑の各地の様子。ハッハッ言いながら日々暮らしている。しかし私は夏の方が冬よりもうんと好きで心地よい。一番大きな理由は冬は動きたくなくなり怠惰になってしまうからだ。夏はバンバン汗かいても掃除して清潔になって心も喜ぶ。早寝早起きなので午前中勝負だ。ほぼ午前中にすべてが決まるというくらいで午後はガス欠となりエアコンの部屋で沈んでいて夕方近くにまた元気振り絞って主婦となる。たいてい自分のことで情けないやら笑えるやら独り言言いながら楽しくやっている。そろそろ震災から気持ちも立ち直ったように思う。見える所の片付けをしてから日頃開けなかった押し入れ等の片付けをと思って開けたら中で震災が起こっていた。それをコツコツと断・捨・離して片付けている。実はまったく同じようなことがメンタル面にもある。心の中の開けなかった引き出しが震災に遭いそうっと開けたら「ああ・・・」というようなものが出てきたりしていた。それはセンチメンタルなものでなく少し辛かったり懐かしかったり、複雑な気分になった。今はもう、元気だけど。
 
 暑中お見舞い申し上げますというタイトルはこれまでにあったように思うので2016を付けた。今年の夏というのは特別なものだと感じている。
 いよいよ庭に咲く花が無く、お仏壇に上げる花を買いに行ったところヒマワリがあった。八重のトルコキキョウを束で買ったがヒマワリも二本だけ買った。手付きのガラス製鉢に生けてみた。透明と不透明が混在しているガラス製の鉢だが水を張り、手前に冷凍庫から大きな氷を出して入れた。ささやかながらも涼を感じられるものであればよいが。お越しくださったお方に感謝、どうぞお元気に夏をお過ごしくださいという気持ちで生けた。
 
 「THE KILLING」に続いてデンマークだけでない、デンマークとスウェーデン合作のテレビドラマ「THE BRIDGE」をレンタルしてきて、またまた夫と楽しんでいる。そうそう、夜にフルーツやヨーグルト、チョコレート等お菓子を並べてパクパクしながら。まー面白い。凄惨な事件なのにそうも感じないで面白さに惹きつけられて連ドラの如く毎日一話ずつ楽しんでいる。

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