« 2015年7月 | トップページ | 2015年9月 »

2015.08.26

台風被害

Imgp3995_


 昨日、大型台風15号が通過。当地に上陸はしなかったが夜明け方から恐ろしいばかりの風。雨よりも風、風、風。何処かわからないが、あれこれの激しい怒号のような音や悲鳴のような音が暴風とともに鳴り続き目が覚めた。ずっと以前の「りんご台風」といい勝負しそうな大型台風だ。
 そして、じっとして祈って過ごした。午後になって台風は北上した。台風前にあれこれ飛んだり倒れたりしないように前準備していたのでそういったことは無かった。何処からかあれこれが飛んできているのは仕方ないことで、大きなものなどがガラス窓に当たって割れるという不幸もなかった。まずはよかったと思っていたら庭木が具合悪い。古木のアンズが根こそぎ倒れ、白梅が幹の胴を半分ほど剥ぎ取られていた。急いで庭師さんに連絡、アンズは危険回避もありチェーンソーでとりあえず半分以上が切られた。毎年サクラと間違われていたアンズの花をもう見ることはできなくなった。白梅はなんとか処置して生かしましょうということで、そのまま帰られた。
 明けて今日、大変な掃き掃除しながらその古木二本をしかと眺めた。長年家族のように一緒だったので本当に辛い。しかし自然災害で、何もできなかった。忘れた頃にやって来る大きな災害。言うなら、古い家屋が何ともなかったことは幸いだった。
 ショックで、まさかそういう事態の場面の写真も撮る気にもなれない。
 
 外に置いていたニチニチソウの花の鉢は軒下隅に置いていたがネットなども掛けていなかった。そのニチニチソウは倒れもせず元気だったがいくらかの花枝が風で飛散していた。私はそれらを拾い集めて家の中に連れて行った。
 ニチニチソウは怖かったよねと思いながら短い花枝を水切りしてマグカップに挿した。ニチニチソウは恐怖を語ることなく、ニコニコして咲いている。本体の花鉢もそうだ。辛い時こそ「SMILE」ね・・。私もニチニチソウに微笑んだ。

| | コメント (3)

2015.08.15

ミント

 Imgp3985_ 姉のとこからミントをいただいてきた。スペアミントかペパーミントであるらしいがはっきりしないので、こうなったら品種抜きで「ミント」と呼ぶ。私は匂い、香りの類は本当は苦手でありまったく好まないというか避ける方だ。一番苦手なのは甘い花の香りと名するもので、やや頭が痛くもなる。いいところ石鹸の香りくらいだった。しかしこのミントは案外すっきりして悪くない。私が妊娠している時に姉が鉢に入れて届けてくれた。「えっ・・」と思っていたが風に乗って香って来るとスーッと気分がよくなった。つわりもあったし、この時期に出会って助かった。それからスイーツやお料理に添えられているミントを見ると楽しい気分にもなった。
 
 大きな鉢にこぼれ種から育った朝顔があるが、もうやがて去ってゆきそうなので、その鉢に植えようと思って連れ帰った。ミントの増殖力は極めて強く、根がぐんぐん伸びて行く。仕切りがなければ果てしなく増殖してゆくらしい。そこでその一部をいただいた。この写真はそこから花瓶に挿すように切った。数日するとその切り口から細くて小さな根が出る。芋づる式に伸びては途中から葉が育っている。喫茶店のアイスに添えられているような小さなミントでも水に挿しているとちゃんと根が出る。驚くべき成長力だ。
 
 このところDVDは「三国志」「水滸伝」に次いで「項羽と劉邦」に夢中だ。同じように連ドラの如く二話ずつ観ている。しかし八十話の内ついに六十話にまでなった。今は項羽の勢いが激烈で、まるでミント張りの勢力。しかしこれから大きく変化してゆくのだろう。相変わらず冷房ガンガンの茶の間で、夜に夫と二人でお茶に果物やお菓子たくさん並べてのDVD観賞。まぁ止められない、楽しくて。


| | コメント (1)

2015.08.06

暑中お見舞い申し上げます

Imgp3975_


 益々、全国的な酷暑は勢いを増している。灼熱の日本では全国高校野球大会も始まった。かちわり氷はものすごく売れているだろう。球場だけでなく、何処でもすべての人が熱中症にならないように気をつけたい。私が住むところも毎日猛暑日で、日中は照り焼きか蒸し煮にされているような気分にもなる。
 
 スーパーの中に産直コーナーがあり、たいてい野菜などをここで買う。形はよくなくてもよい、鮮度が大事。そこに時々生花が束で販売している。今日はグラジオラスの花束だった。内容は5本で、色は取り合わせだった。その中から自分の感性にヒットするものを選んだ。花屋さんで買うと1本は3、4倍の価格だ。そのかわりきちんとしている。しかしいろんな個性に溢れる5本の方が楽しい。
 我が家の庭の花もルドベキア、ニチニチソウしかなく真夏には本当にお仏壇の花にも困っている。生け花教室はよく8月は休みになっているが、私は休みにしたことはなかった。というか私の流派がそういう風だった。ちゃんと8月も毎週のカリキュラムがあった。生け花は季節をほんの少し先取りして花を生けるが、少なくとも窓の外に同じ花がわんさかあるということは避ける。しかし枝物であっても季節感を出し、できれば年中あるものだけの生け花はしたくない。そういってもなかなかこの真夏は厳しい。そんな中、グラジオラスを得た。
 
 グラジオラスは半分以上の葉をカットし、わずかに花に付いている分を除いては花と葉に分ける。花はヒョロヒョロしていてこれから咲く蕾が多いが思い切ってある程度の長さで、しかも真っ直ぐになっているところでカットする。断ち落とした分は小皿などに浮かせて楽しむ。今回は真っ直ぐにでなく斜めに挿した。葉は葉先が焼けなどあるものを後ろに傾かせてできるだけ見えないように入れた。花も葉も傾けて挿していることがわからなければ失敗だ。「あら大変、倒れてますよ」と見える花はどこかバランスや挿し方に問題があるものだ。葉はそのままでなくアレンジして生けているが針目を隠し、またある程度の風通しがなければならない。さらにこの写真ではわかりにくいが微妙な葉の色味を手前と奥、その中間とで変えている。葉が花を美しく見せるので一枚一枚きれいに水拭きしてその一枚一枚の個性や魅力を配置する。一種で生けるのは簡単そうで難しいが、楽しい。
 
 ガラス製の手付き四方鉢に真夏の花を生け、鉢には氷をたくさん浮かせた。夏には水の面があるだけで御馳走になる。
汗だくになってパパッと生けた。パパッとしないと花や葉の挿し口が割れてくるからでもある。あまり迷わずに生けた。
 実にささやかな暑中見舞いの花を、お越しくださったお方に。ごくわずかでも涼が感じられたら幸い・・。

| | コメント (2)

« 2015年7月 | トップページ | 2015年9月 »