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2015.04.22

楽しい竹垣塗り

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 毎年竹垣にクレオソートを塗って腐食防止をしている。今年こそは準備していた。楽しい作業にするために、エプロンを可愛いものにした。花のモチーフをあちこちに縫い付けてみたのだ。クレオソートが飛び散って付いても似た色という感じの土色の地味な割烹着だったものが少しだけポップになった。
 さらにBGMがあれば、ということでこれもセット。実に計ったような終りとなった。モーツァルトの交響曲40番、41番を丁度流し終えたところで塗り終えた。
 すべてパチパチパチと拍手ものだった。毎年いやな作業だったのに、ふと気付いて準備してよかった。大成功。一緒に作業している夫は特別どうでもよかったような感じだったが、「ねー、モーツァルトって落ち着いて仕事進むねー」とも言わなかった。私が楽しい気分なだけだと思うから。そしてそれでもいいかもと思えたから。たぶん男の人は「するべきこと」はする、であるだけかもしれないし。
 
 とにかく私はゴキゲンだった。この作業をやって初めて楽しかった。気づいてよかったなあと思った。蚊もまだいなくて、そう暑くもなくサラッとした気候だった。これを楽しい仕事に変えられたことは大きい。いつもムーッとして渋々作業していた。人生、まだまだ間に合うこと多いかもしれない。やりよう、考えようで苦も楽になるなんて。フフフッ!


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2015.04.14

シュークリーム、来たー!

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 えっ、なんですって!? 線路上で立ちつくしてなんかいられないわっ!
 
 元気出せよとばかりに救いのシュークリームが届いたのだから。
そう、ヒロタのシュークリーム。息子よ、ありがとー!
どこもここもシュークリームがおしゃれになってしまって、やれパイ生地だったり生クリームとジョイントさせていたり、お酒少々やバニラビーンズが入っていたりになっている昨今。昔ながらのカスタードシューと言えるヒロタのシュークリームがやって来た。カスタードとそれからチョコレートクリームが3対2でセットされていた。食べますわよー!今晩から楽しみ。DVD「曹操」も観てしまった。「曹操」を観ながら「三国志」が懐かしかった。そして、物語としては「水滸伝」は圧巻だった。「項羽と劉邦」に行く前にテレビ番組の録画などを観る。

 JR途中下車して吉祥寺駅ビルで子どものようにヒロタのシュークリームを見ていたことが必ず思い出される。機械でカスタードクリームがシューの中に一定量注入されるのをじーっと見ていた。二十歳くらいの女の子がため息まじりでそういうの見つめていたのだから幼かったのだ。今度バイトのお金が入ったら買うんだと言い聞かせながら口を真一文字に結んで見つめていた。あの貧しい学生時代は若さがあったからわびしいものはなかったように思う。ものが高価で素敵と思える商品ではなく一般商品の菓子だったが本人はいたって本気だった。「ううう・・頑張るゾー」という感じだった。
 
 元気出していきましょ。そうそう見捨てられたものでもなく、こうして時々救いの手もあるのだから。まあ決して悲観的になっていたのではないけれど。
 ようやくつらかった久々の風邪からも抜けられたことだし、世の中、春!少し気候がまだ不安定だけどやがて陽光あふれる初夏の兆しが表れることだろう。

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2015.04.09

線路の先へ

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 我が家の近くにある踏切を渡りながら左右を見ると、線路がスーッと次の駅へと続いている。たぶん同じ感じの写真を撮って載せたことがある光景だ。単線なので一本の線路が伸びている。時にはどちらかの駅に電車が停まっていて交代でこの線路を行く。その時はカンカンカンと鳴る中、遮断機が短い間に再び下りる。車も人も慌てて渡る。今日はそれはなかった。空の雲の様子を撮りたくてデジカメを持って出ていたが思うような姿に出会えず、ふとここで一枚撮った。ずい分沢山同じものを撮っているのだが、ここに来るとつい撮ってしまう。わずかに線路際にナノハナが咲いていた。少しでも花の色味があっただけで嬉しかった。それでなければさびしい色味だ。
 この線路の先へ先へ、気持ちは行ってしまう。単に日常から出るということだけなのに線路の先へと心は急ぐ。用で出て、あの向うから帰って来る時、あの駅を過ぎて 懐かしい我が家が近くなると気持ちは既に家に向けて走っているのに。
 線路は旅心を揺り動かす。見えない手招きで、風もささやきそそのかす。時には狂おしいほどの旅心に悩む。一体、何なのだろう。
 そして家にいて日常に追われているとまたそれも止む。家にあって空や木々や草花は愛しく、心楽しい。また忘れていく。私は主婦でなかったらなんとかして旅して回っているフーテンのトラ子だったかもしれない。主婦で、体も修復ばかりという足かせがフラーッと出ていかない所以(ゆえん)であるのかも。生け花役員していて年に数回上京していた時代にはわざわざ帰るための用を作っていた。それでないと自分が帰らないのではないかという危惧さえ感じていたから。もうそれはなくて大丈夫だ。必ず帰る、急いで帰るから。それでも線路の先へと風はいつも誘う。私はいつも踏切の線路上で立ちつくす。

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2015.04.03

サクラ、散り始め

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 昨日、近くの公園で撮った大きなサクラの木だ。名前がサクラ公園とあって小さな公園四辺にサクラの木がある。雨の日が続いて、昨日は最後の見ごろと言われていた晴れ日で、朝からサクラの木の下はブルーシートがびっちりと敷きつめられていた。人はまだ来ていなかったが、とにかく公園の外からサクラの木一本を撮るのが精いっぱいだった。
 そしてまた今日は雨。しばらく雨の日が続く予報が出ている。昨日のサクラは満開だったが、ハラハラとわずかずつ薄桃色の花弁を散らしていた。花吹雪などではない散り始めだった。
 
 サクラを花展で数回生けたことがある。どれも少しも心に叶ったものではなかった。難しい。本当に難しいと思い、花瓶に投げ入れ(ただ水を入れた花瓶に挿す)方が容易に思った。私の生け花の師はサクラを生けることを生涯の目標の一つとされていたが、当然ながらこちらは天才的な生け花となった。サクラだけで個展も全国各地で開催された。その会場に踏み行って、私は身震いがした。生け花でこのような感覚を得ることは先にも後にもこのサクラの花展だけであるだろう。恐れ、敬い、憧れたあの先生のすべてを感じた。まっ、そんな感傷はちょっと置いて・・・。「ヒュルリーラ ヒュルリーラ ♪」とサクラソング歌いながら私はまた歩き出した。
 まだ喉も痛みが残るがほとんど風邪症状はなくなった。元の気に戻れた。
 
 花冷えもあるけど夜桜よりかはいいし、サクラの下でお弁当開いて食べるのってずい分長いことしていないなあと思った。大気汚染や黄砂などがあっても花見弁当の楽しさをまた味わってみたい。友人に話して次の季節に期待しておこう。

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