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2013.05.28

ガクアジサイ

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 例年より九日も早く梅雨入り宣言があり、今日は一日雨だ。これからの洗濯ものが家の中にゾロッと下がっている日を思うと気はめげる。しかし仕方ないから我が家の風物詩だと思ってしまおう。ベタベタと湿気がひどくない限り、雨の日は嫌いではない。雨音を耳にしてボーッとしているとずっと以前からの雨の日を思い出す。特に楽しい思い出はないが、ちょっとばかり悲しい思い出の方はある。もう忘れたけどね。冷たい雨に打たれながら泣いて歩いた日があった。伊勢丹チェックのミニスカートだったとか、どうでもいいことだけ思い出す。若かったと思う。今だったら風邪引いたら大変と、そんなことできない。なんとかしそうだ。

 雨に打たれると俄然生き生きとして咲くアジサイ。玄関前にはガクアジサイがあり、青い星のようでファンタジックだ。この梅雨時期にゆっくり考えたり、梅雨明けにすることをよくよく計画しておきなさいよとかいう現実的なことを言っていないような気がする。それは私の心の声だ。青いガクアジサイはただただ雨が嬉しくて微笑んでいるようだ。なんだか優雅だなあ。今月、来月、再来月まで体の点検シーズンでごく現実的な私だけどちょっと優雅にしてみたいな。そう思って、最近ついに経年の劣化で壊れた雨傘に代わって新しい雨傘をネット買いした。ノンブランドだけど普段使いのものにしてはちょっとだけ素敵な傘だ。雨の中が楽しくなるかもしれない。

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2013.05.22

ほーらねっ!

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 書くには書いても私って本当にばかばかしいよねと、ふとため息ついてしまっていた。前回の記事、渋々でも苦笑いでも笑ってみようか・・ということだ。私は確かに生気は表情がある分ましだとは思っていたのだ。

 ところが、である。以前通販で定期購入していたサプリメントの会社から止めた今でも時々健康に関する記事が載っている機関誌が送られてくる。一応パラパラと眺めて分別の場所へと持って行くのだが、今回はタイミングもタイミングだったのでぐぐっと目についた。大学病院の権威ある先生が書いておられた記事に「ビタミンと笑顔は免疫力を高める。ストレスに備えて、ずっと健やかに。」という項目があった。さらにその中で先生は「ストレス解消法として、落語やお笑い番組を見て笑うのはいいですね。笑うことで免疫が高まる例ははいくつも報告されています。」と言われ、さらにはこう続いていた。「作り笑いでも免疫力は活性されますから、ムカッとしたときこそニコッと笑ってみてください。」びっくりした。笑いの効用は十分知られているが、はっきりと「作り笑いでも・・」とは初めて聞いた話だ。

 こうなったら私は愚かにも「ほーらねっ!私ってすごいかも!」と、ここ一番の満面の笑みを浮かべるのであった。しかしこれを家族に言ったところで「ふーん」に違いない。こうなったら世間様に叫んでやろうと思いパソコンに向かっている。

 もう笑うしかない、情けない場面を幾多も経験してきたから「えーい、もう笑ってしまおう。」とグスングスンしながらもテヘッと苦笑いしてたのは案外ストレス避けになっていたのだと今更ながらに思う。だから酷い状態も越えて来られたのかなあとも思う。ただ私がおめでたいからだけでもなかったようだ。
 確か竹内まりやさんが歌っていた。「人生はあなたが思うほど悪くはない。早く元気出してあの笑顔を見せて・・・」笑顔の大切さ、素晴らしさ、これからも感じて生きてゆくことだろう。今日は一人感心、一人絶賛、一人納得の日だった。

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2013.05.20

今年も窓辺にニチニチソウを

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 家族の部屋の窓辺に今年もまたニチニチソウの鉢を並べた。花がら摘んだり毎日の水やりするのは外から私がするのだけど、きっとニコニコと毎日咲いているニチニチソウを部屋から眺めてはいるのだと思う。
 部屋は夫の母親の部屋だ。このお義母さんが最近疲れているのかどうだかわからないけど笑顔が無い。特につまらないといった感じも無いのだが、少し家族としては寂しい。だって、笑顔でないとしっかり年なりに見えるのだから。それは私の世代でもそうだ。私もヨロヨロしながら部屋の中歩いてて、ふと鏡の前などで自分を発見した時にはギョギョッ!とする。「いやん!美しくなーい!」と、がっかりする。うんと頭が痛いなど体調が思わしくない時にはそれでも仕方ないけど、そうでなかったら、たとえわざとらしくってもそこで笑顔を作ってみる。昔のアイドルのプロマイドみたいに。そしたら、ばかばかしくて笑える。いくらかの苦笑いであっても、少しだけ生気が戻って来てそれ以上がっかりすることが無い。

 お部屋の中で仕事しているお義母さーん、時にはパーッとカーテン開けて空や木々、窓辺の花たちも見てくださいねー。お体は丈夫であっても心が喜ばないと笑顔にならないと思いますよー。笑顔は世界を明るくしますよー。とりあえず家庭という世界は間違いなく。

 不安定な天候が長く続いたが、いよいよ初夏らしい日々となった。さあ私よ、ニチニチソウに負けない笑顔でいきましょ。

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2013.05.16

今年もニチニチソウを

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 今年もニチニチソウの花苗を買ってきた。そして植木鉢に植えこんで家族の部屋の窓辺に並べた。少し前までパンジーだった。秋口からずいぶん長く楽しませてくれた。ニチニチソウも秋深くなるまでいつも元気でいてくれる。いくらかは昨年のニチニチソウが残してくれた種があったが、私の頭の中で置いた場所に違いがあり見つからない。そんな時、1ポット50円というニチニチソウの花苗に出会った。もう種を探すのをやめてこの花苗を5個買った。

 バケツに肩寄せ合って入っている、この姿を見ると愛らしい。私はニチニチソウが好きだ。何の格も持たず、そういうのはどうでもよく、毎日明るくニコニコしながら(というふうに見える)咲いているニチニチソウ。毎日私に元気をくれていた。また頭に来ることがあって独り言だが酷い言い方していたりして、ふと目をやるとニコニコしているニチニチソウの姿がある。とても恥ずかしい自分に気づいたりする。凡人だから反省してもまた忘れ、同じこと繰り返している。学習しないというわけではなく、まあ修行が足りないのだ。ただ開き直って言うならば、何度でも繰り返しやり直すチャレンジで終わっても続けることが大事かもしれない。今年もまた笑顔で過ごすことをニチニチソウに学び、努めたい。

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2013.05.12

母の日のシュークリーム

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 昼前にクール便でシュークリームが届いた。しかもそれはヒロタのシュークリームだった。さらにそれは息子が母の日の今日を指定して送ってくれたものだった。驚きは幾重にもなって嬉しかった。カスタードとチョコ味の詰め合わせだった。先ずは写真撮影。それから直ぐに家族皆で御馳走になった。

 ヒロタのシュークリームはずっと昔から羽田からの帰りには必ず買って帰るので好きだと知っていたのだと思う。しかし私にとってヒロタのシュークリームは貧乏学生だった昔からの憧れの対象だったのだ。大学は中央線国分寺、住まいであるアパートは中央線荻窪だった。バイトをしてないとやってゆけない日々の中で、途中下車した吉祥寺ロンロンでヒロタのシュークリームと出会った。「今度お金が入ったら買って食べよう・・」ショーウィンドー見つめながらよく思った。そして余裕ができたら途中下車して買った。家まで待ちきれなくて駅のホームでそっと一つつまんだ時の至福の時が忘れられない。今頃、お取り寄せとか行列ができるスイーツの店とかあるけど、私にとってはあの自力で買って口にした憧れのお菓子が最高だ。形も小さく、食べやすく、また美味しい。私はいろいろ配合した本格的なものよりお子様向きの単純、素朴なものが好きであり(おしゃれな食べ物、本格的な食事に興味がない。たぶん貧乏舌。)時の流れでいくらかは合わせたものがあるが全体的には変わらないヒロタのシュークリームは未だに好きだ。

 ありがとうね。幸せ気分で食べてアッと言う間になくなるけど、母は嬉しいよ。長生きしなければ。また待ってるよ。何か子どもがお土産楽しみにしているような気分。母の日、早く来ーい。

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2013.05.09

アヤメ咲く

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 庭にアヤメが咲いた。たくさんではないが、次々と咲いていっている。アヤメを見ると初夏になったと思う。アヤメはそのままでよい花として私の中にある。つまり、似た花でカキツバタ、ハナショウブという花があるとどうしても家の中に連れていって生けたいという思いがすごい。カキツバタ、ハナショウブは我が家にないのでそういうことはしないし、できない。もし我が家にあったらほとんどを切り花にしてしまうと思う。限りなくたくさんを生けたいという思いに駆られるのだ。だから、よかった。私はアヤメが好きでないから生ける気がないというのではない。カキツバタのあの紫とその葉の緑色との成す姿はハッとするほど美しく、大ぶりで色鮮やかなハナショウブの花は見栄えがし、さらにそれを包み茂る真っ直ぐな緑の葉たちは心揺さぶるものがある。アヤメはそれらのように舞台映えするといった花でなく黄色がポイントの親しみあるカジュアルな陸の花だと言える。ハナショウブは両生、カキツバタは水辺の花だ。水によってある種の媚薬が宿っているのではないかとも思っている。

 最近アヤメさんという名前の女優さんが出て話題になった。心地よい漢字を当てているが、本名だそうだ。姓がごついので女の子だしせめて、ということでの親心でついたということをトーク番組で本人が話していた。お姉さんも花の名だという。なるほどねと感心した。そして今年アヤメを見るとなぜかその女優さんみたいに見えたりするではないか。私はどこまでミーハーなんだろうか。陸の花として女優さんのように素晴らしく、しっかりと個性を輝かせている。再び私はアヤメを新たなるステージのために切ることより、土に根を張り自然そのままであっていてほしいと思った。
 

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2013.05.05

菖蒲湯

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 今年も子どもの日は菖蒲湯。子どもは今いないけど、人は誰でも人の子どもなのだからいいか。何も勝負はしないけどショウブの葉を眺めて、今年も無病息災を願う。青々したショウブの葉、すっと伸びたショウブの葉は心地よい。

 そして今年も節句飾りを出して飾っている。何十年も前に父が孫であるわが子のために本当にあれこれと探してやっと納得して買って贈ってくれたもの。立派なものだし、義経調で若々しく感じがいい。鯉のぼりは、実家でなく婚家の両親がこれまた立派なものを買い揃えてくださった。街中の家の庭に泳ぐにはギョギョッとするほどの大きさだった。夫が毎日揚げ降ろししていた姿が今でも目に浮かぶ。アンズの木に尾が引っ掛かってお父さん鯉がよく難航していた。わが子はショウブの葉を頭にハチマキにして喜んでいた。
 たとえ節句にそういった祝いの品、御馳走がなかった家であったとしても、祖父母や親の思いは変わらないはずだ。血を継いでいく愛しい子に限りない愛を降り注ぐ。そして連綿としてその思いも続いていく。
 近年、世の中は便利になったが世間も人の心も複雑で混沌としているかもしれない。親と子でカッとなっての殺人事件だなどをわりと頻繁にニュースで見るなんて信じられない。カッとなってとも言えない事件もよく見るし、空恐ろしい。朗らかにやってゆこうね、我が家はずっと。先ずは、無病息災・・・と、私は湯船に浸ってショウブの葉を神官さんのように何回も振った。その後、なんか笑えてしまった。

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