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2012.04.28

アマリリス、咲き続ける

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 アマリリスは四方に大きく咲き、その中央にも蕾がある。白っぽくて赤みある絞りだけど、こちらの方が白なのかもしれないとも思う。もう片方が先で咲けばわかることだけど。
 花は私が精一杯広げた手のひらよりも大きい。雰囲気があり、可憐そうでいてしたたかな物思い風な感じは名女優が持つもののようだ。背丈は80cm。パンフレットに、真っ直ぐに伸ばすためにも毎日少しずつ陽の当たる方を変えるべく回して育てましょう、とあった。その通りしているのだが、しかし豪勢な花がこうして四方に咲くとスッとした茎には辛いようで、グラグラしている。この写真の後は傍のテーブルに寄りかかっている格好だ。ポーズ決めた女優っぽくてそれもいいかも、とか思う。しかし頭が重いのにこの細くてシュッとした茎なのだと思うと、外で育つ来年からは添え木を当てていないと風で折れそうだ。上手に添え木をして、家の中から見ると絵になるようにしたい。切り花にして花生けしたい気持ちもいくらかあるが、やはり風を感じて土に根を張って生きていく姿を見たい気持ちの方が大きい。いや、大きくなった。

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2012.04.22

アマリリス咲く

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 いただいたオランダのアマリリスが咲いた。花は赤と白、と書いてあったが咲いたのはたぶん赤なのだと思う。白ベースの赤絞りのような感じなのだが、白ではないような気がするので。従来の庭先で見てきたアマリリスは地にしっかりと根付き逞しく太い茎にオレンジ色の強烈な色のラッパ咲きの花が四方に出ていた。夏場に見ると暑苦しいなあと子供心に思ったものだった。実にスマートにスーッと伸びてこのアマリリスはラッパ状でなく手のひらをパー状態に広げたように大きく開いて咲いている。色も先に言った通り柔らかいぼかしの色味だ。葉を見なければ百合だと間違えそうだ。近年は違うが、昔の日本人と西洋人との姿のようにも見える。
 もう一つの鉢の、伸び悩んでいたアマリリスは時間差で楽しませてくれることだろう。まだまだこれからといったところだ。花が真っ白かどうかを早く知りたい。咲いた方が赤ならば真っ白ではないかと想像する。

 我が家の庭に毎年出る従来型のアマリリスはまだ存在がわからない。もうすぐ陽光を感じると突然姿を現してぐんぐん伸びて咲くのだろう。近くには植えないけど花期が過ぎたらこの鉢植えのアマリリスも地植えする。来年からは外の空気、風を感じて皆仲よく伸び伸びと咲いてほしい。

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2012.04.19

育つ

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 東京ではJR高田馬場駅に着いた時も去る時もホームに流れる鉄腕アトムの音楽が心地よく元気づけてくれた。もうそれだけで嬉しかった。
 我が家に帰ってみると銀婚記念樹のハナミズキがしっかりと若葉の枝だった。市がくれたものだからたいしたものじゃないなどと横柄なこと言っていて悪かった。よくよく見ると最初はブロック塀よりもっと下の丈だった。今はそのブロック塀どころか私の背丈より高くなっている。先日、「私がハナミズキに毎日歌っていたのがいけなかったみたいね。ある時そう思って止めたらなんだか成長してるんだよね。」と夫に言ったら夫が大笑いした。きっと夫も大真面目にそう思っていたのだ。悔しいけど本当だろう。「うーすべにいろのーー♪」と下手っぴが毎日うなっていたらハナミズキはうんざりだったかもねえ。なんとなくわかる。
 歌うのやめたそれからというもの、成長著しいよ。育て、育て、ハナミズキ。花咲く日が待ち遠しいな。あなたはこの家のシンボルツリーなのだからねと、もう口にはしないけど私は思っている。声にするとすべてうんざりかもしれない。私だってそういう時期あったし。いや、反抗期ではないだろうけど。
 まっ、そんなこんなで私はこのところ毎日ハナミズキに「よしよし」とだけ毎回言っている。

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2012.04.13

春の銀座、ヤブツバキの下で

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 東京に行った。用があり一週間ばかりの「おのぼりさん」していた。朝一番の飛行機で行ったのでわずかな時間を銀座に費やした。銀座はやはり安心して歩ける落ち着いた街ではあるが、時の流れで行く度に様変わりしている。世界的なブランドショップの乱立があったと思えば、今は世界的に有名なリーズナブルなショップの乱立だった。ずっと変わらずにそこにあると確信していた店舗が閉店していたり別な店となっていたことはショックだった。

 有楽町駅、プランタン銀座からどんどん歩き銀座8丁目の博品館まで行ってそこから新橋駅に。その日は風が冷たく強かった。振り返るとヤブツバキの木。ヤブツバキ、花椿通りの信号を挟んで資生堂。陽は暖かく、春の陽だった。ヤブツバキの木の下で一枚の写真を撮り、何十年もの思いにふけった。その信号の向こう側から様々な世代の時の自分が笑いながら歩いて近づいてきた。この街ではいつも笑っていた。本当にそうだった。そう、そして今も笑ってそれらを思い出している。もっと先でトコトコとようやく歩けている自分でも、ここで振り返って笑っているだろうと思った。

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