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2012.03.30

咲き行くサクラ

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 サクラは開花宣言が出るとそれからは解禁されたかのように勢いよく咲き行く。近くの公園のサクラはいくつも廻ったが何処もサクラの枝を切り落としていたりして枝ぶりがよくない。それほどシロアリにやられたのだと思う。なんとか通りかかった隣の町内の公園で見上げたサクラの枝を撮った。びっしり咲いているわけでもなく、これから咲き行く動きが感じられる。

 古希祝いで、ご本人は最後だということだったが生け花個展をされる先生に蕾のサクラを贈った。ネット上で贈ったのだが、枝は束ねてあり冷蔵便できちんとした状態で届いたということ。昨年の今頃に開催されるはずであったが未曾有のあの大震災に遭われ、それでも一年後の今に開催され、おめでたい。伺いたい思いはあったがその会期中は私はどうしても東北へは行けない。しかし会期が土日の二日間だけというのも悪くないかもしれない。手入れや手間の大変なこともあるが、良い状態の二日間だけということは画期的でもある。
 先生は古希ということだがお礼の電話が入り、お声は相変わらずの若々しさ。十年以上お会いしていないが、あの昔も乙女な先生であった。サクラ色というウブなふわふわ感はお変わりなく、懐かしかった。個展は体力的なものもあるので最後かもしれないが「可愛い、可愛い」と言いながら花生けされる先生でずっとあり続けていただきたい。咲き行くサクラの木の下でそういうことをふわっと思った。
 

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2012.03.24

咲いてね、アマリリス

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 二つの鉢でいただいたアマリリスだが、簡単な説明書通りに水やりして育てていた。ところが、1個の方は普通に育ち、もう1個の方は育たない。同じようにして育てているのにどうしてこうも違うのー、と何処にでもある家庭の親のような気持ちになる。しかし、とても遅いだけで、死んではいない。2、3枚の葉が約1cm出てはいる。
 あまりに片方がぐんぐん育っているので心配になる。通る度に覗いてみる。朝は突然グンと伸びるわけはないがいくらか目に見えて育ってはいないかと見に行く。夜にカーテン引く時もやはりじっと見る。遅くても、時期をずらせて楽しめるのだからそれでいいけど、本当に咲いてねとわずかに祈る。

 水やりを始めたら外には出さないように、と書いてあった。何か、家内飼育で一生を終えさせるペットのような感じがした。我が家には庭があるのだから地植えにしようと思ったのだが諦めた。なんとか持ち場で生き抜いてもらいたい。赤の方か白の方か色味はわからない。ぐんぐん伸びて育っている方が花咲かせたらわかることだ。しかし今回楽しませてもらったら来年からは地植えして外で咲いてもらおうと思っている。

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2012.03.18

春雷

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 明け方、大きな雷の音で目が覚めた。雨はたぶん降っていたと思うがわからない。しばらくその音は続き、しばらくして鳴り止んだ後も残響が残った。私は何回も寝返りしてじっと目を閉じてはいたがその後は結局眠れなかった。お彼岸のぼた餅を作ることもあり、早めに起きた。玄関の戸を開けた時、日中さんざん散っているが梅の花びらが沢山だった。その花びらを踏んで郵便受けの新聞を取りに行った。もっとびっしりでもよかった。なかなか楽しい花道歩きだった。

 春雷は春の訪れだけど、追い出される冬の神様が怒りまくっての置き土産じゃないかと思ったことがあった。そうしてそれであっても春の神様は事も無げに森羅万象芽吹く様子を微笑んで眺めておられるようにも想像したりしていた。北国ではないので冬の本当に厳しい寒さの時期はわずかだ。年々根性なく寒さに弱くなっていっているが、過ぎると本当に早かった、短かったといつも思う。
 まだまだ被災された方々の生活は元に戻るどころかなかなか落ち着かないお気の毒な現状であるようだ。それが原発被害まであったのだから収束など、その目途はその目途の目途すら立っていないように思われる。早く春雷が訪れて冬の時期の終わりを告げられないものかな。しかし春雷のようではバイオレンスかな。やはり地道にコツコツとできるだけ早く、ということになるだろうなあ。

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2012.03.13

早春の空

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 これまで冬の過ごし方は悩みの種だったが、この冬は長く生きてきて初めてなんとかマル印と思えて嬉しくなった。暑いのはわりと平気であって、とにかく体が動く。動いて汗になると拭ったりシャワーだったりでさっぱりする。冬は体が動かない。寒さで頭痛さえ起こるし、とにかく怠惰になり果ては自分が情けなくなる。北側の部屋へ行きたくもなくなり、掃除も最低限。見て見ぬふりすることだってあった。ところがなぜかこの冬は一歩進んでいた。大体同じように暮らしていたのだが、小さなことを少しずつ続けることを心がけた。計画も立てずひたすらポイント掃除を続けた。片付けもそうだった。そうしたら大きな収穫ではないがその内にそこそこすっきりくらいにはなっていった。そうなると長年の冬の自己嫌悪が初めて起こらなかった。これは小さくて大きな発見だった。なんとか増毛法の逆であって、ストレスも無い「毎日少しずつ法」。一人で拍手喝采。

 庭のサンシュユはポンポンとした花をびっしり付けた。寒の戻りとかでここ数日、冬の気温になった。早春の風は冷え冷えとしてスーッと渡っていくが黄金色のサンシュユの花枝は早春の空に映えていた。

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2012.03.04

紅白の梅

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 年明けてからの2、3ヶ月が経つのは本当に早い。気が付けば我が家の梅は満開。隣り合っている紅白の梅の花が交差する場所がある。いかにも「おめでとう」といった気分になる。受験シーズンもピークで、今年もまた我が家近辺でもそれらしい学生服姿が多く見られる。がんばれ、学生諸君。私はもう入学試験は受けることがないけど、もう受けたくもない。新聞紙上に載る試験問題を見たくもない。採点しなくてよい、テレビでやっているクイズ番組で呑気に参加するくらいが楽しい。うろ覚えであったり忘れてしまっているものがある。もしかしたらそっちの方が多いかな。そろそろ頭のトレーニングというか、柔軟体操くらい始めなくてはと思う。

 写真は昨日撮った。よく晴れて、桃の花ではないが「うれしい雛祭り」という感じだった。このところ晴天は続かない。今日は曇天だ。今夜から雨という予報が出ている。紅白の梅の花びらもはらはらと落ちてゆくだろう。私は今日やや頭重気味だが、ポコポコとびっしり咲いている梅の花を見上げるとそれも忘れる。

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