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2011.06.27

ウサギの夫婦

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 夫と私の誕生日は10日くらいしか違わない。私が遅れること10日ばかりで同じ年となる。そうして今年もそうなった。夫の幼馴染みの moko さんが私たち夫婦のお祝いでウサギの夫婦の鉢をプレゼントしてくれた。鉢にはグリーン(ミニのアイビー)が入っているが、さすがプロ、いいバランスで葉が付いている。

 このウサギたちが夫婦であるかどうかは好きに決めたらよいことだが、私が見たところ、これは夫婦だなと思う。また、そう思ってプレゼントしてくれたのではないかなとも思う。顔をじっと見ていたら実に愛らしい。ポチョンとした感じが私ら夫婦に似ている。

 友人というものはありがたい。特に年々そう感じている。一山も二山もそれぞれ越えてきているから言ってくれる言葉も確かなことばかり。夫も私も早い内から普通よりも体に欠陥が出た。それらとも付き合いながら元気にやっていっているが、まあ大変。でも、皆も大変。支え合ってできている社会、とポスターのキャッチのようではあるがその通り。

 誕生日を覚えていてくれた友だち、ありがとう。時々思い出してくれる友だちもありがとう。賀状見る時だけ思い出してくれる友だちもありがとう。ウサギの夫婦、これからも明るくやってゆきますよ。ヨロシクー!

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2011.06.25

生け花の「ありたい姿」

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 この花器(大きな水盤)は直径43cm、深さは厚みは入れずに8cmある。上から見ると水面の半分が大きく空いていることがわかる。

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 両横と後ろ側から写したものを見てわかるように、できるだけ剣山の針目が見えないように葉で隠してある。予備の花がある場合にはその下部をいただくがこうして全部を使用する時には完全というわけにはいかない。それでも舞台裏はできるだけ見せないようにしたい。まして針のムシロなので。と言っても庭先の花の葉を持ってきて足すことはしない。違う植物の葉だけが短くガードしているのは不自然なことだ。だから、できるだけ、ということになる。この花はテーブル花であり側面は見られるものだが後ろまでの必要があるのかと言えばそれも正しいと言える。しかしどんな花生けをしても四方花である意識でありたい。

 なお側面からの写真で判るようにバラはぐっと傾けて挿してある。正面から見ると集合写真でワイワイ楽しんでいるように見えるし奥の黄色のバラはその後ろからピョコピョコしてピースサインしている別な団体に見える。正面写真は平面なので奥行きが判りにくい。実際に目で見ると判る。写真ももっと研究すれば上手く撮れるとも思うのだが・・・。いい湯だな状態であるのではなく長いものをぐっと傾けて高さを押さえて挿してある。葉もゆったりの水にすれすれであっても決して水に浸ってはいない。すっと水が揚がっているのは生命の勢いであって、水際をきりっと締めることが作品としての質を決定すると言えるかもしれない。そして、やはり水の面は徹底して美しく・・・。

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2011.06.23

バラの花束

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 誕生日に友人からバラの花束が届いた。どうもありがとう!夫はじめの男性からも、はたまた家族からも誰からもこれまで一度もバラの花(花束でなくても)をもらったという経験がなかった。メールが届き、私のブログから六月のバラを、ということであった。生け花する人だからアレンジでなく花束にしたとも。なんというお気遣い、感激。「ああ、花生けが・・・」と思いながらも生き別れた恋人のように会いたいけど会いたくないという不思議な感じをそのままに暮らしていた。

 一晩、水切りして養生させた後の翌日にささやかな花生けをした。枝ものは庭のアスパラガスメアリーを使用した。スクリーンがあったらよくよくアスパラガスが優しく生けられているのが判るが、室内の逆行のテーブルの上はいやはや。しかし言い訳がましいのだが、バラを生かすのであるから枝は霞のようであっても構わないことだった。まったく霞状なのだが。まあいいか、ととにかく撮影。ガラス製の大水盤はかなりの重量で、もはや移動させる気力、体力がなかった。バラは小ぶりで数が多かった赤を主にして大ぶりの花の黄色を後ろに、それぞれマッスにした。水盤の半分は水面であるが、この水面を徹底して美しい水に保っておくことが肝心だ。アスパラガスの小さな葉など、わずかな浮遊物もないように。楽しく、嬉しい緊張の花生けだった。

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2011.06.12

六月のバラ

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 先日、花しょうぶまつりに行った時、友人宅でお茶をご馳走になった。家の内外、いつもきれいにしている友人がきれいな器でケーキまで買ってきてくれてのブレイクだった。テーブルの上にはバラの花を半円球に生けていて、これがなんとも嬉しかった。庭にはバラを数種植えてあったので、庭のバラの花を摘んだのだろうと後で思ったことだった。

 五月のバラという言い方があり爽やかな季節のイメージでなんだか素敵ではあるが、私は六月のバラという方が好きだ。十年以上経ってしまったが六月にイギリスで見た黄色(山吹色と言った方がよいが)のバラが忘れられない。その旅から帰ってすぐに「英国の思い出」と名付けて私は花を生けた。その黄色と、イギリスのポストの赤の、二色のバラを生けた。単に自己満足というか、自分の心の記録のために。

 日本の六月は梅雨に入る時期、梅雨時期であり汗ばむ季節だ。しかし六月のバラには天候気候に負けない印象があるように感じる。
 友人が育てているバラの中には黄色のバラもあった。ハッとするほどの鮮やかさで、また見に行きたくなる思いがした。ここ数日、梅雨の大降りが続いているが雨風にも負けないで咲いていることだろう。何かわからない、わからないがあのバラの写真を撮っていると、話かけられている気がしてならなかった。

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2011.06.06

髙瀬裏川花しょうぶまつり

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 四年ぶりになるが友人たちと「髙瀬裏川花しょうぶまつり」に行った。JR玉名駅に集合、走る新幹線を横目に、会場へ。川沿いに延々と続くハナショウブの群れ。流れる水があるから清涼な感じがする。和柄にすると流水がぐるっと回り込むデザインとなっているね、などと思いながら散策。そよそよと風も吹き渡り、日常の事柄を忘れて心地よさに浸った。白から紫に至る濃淡の花々を遠目にも間近にも見ることができて楽しかった。忘れていたのにハナショウブを見ると、何百とも葉組みをした思い出が懐かしくよみがえり、花生けしたいと強く思った。それなのに、自然に伸び伸びと群れて咲くハナショウブに再び目をやると、産葉のまま自然のままがいいかなとも心が揺れ動く。生け花する人たちが必ず悩むところだ。まっ、それはともかく花しょうぶまつりは楽しい。一緒できなかった友人たちとも、また行きたい。

 ところで、ハナショウブの花は、二度咲く。一度目の花が弱ると摘む。二度目の花はすぐ後ろに控えている。一度目の花よりはやや勢いはないように感じられるが、きれいに咲く。
 今年節目の年を迎え、ハナショウブを見ると感慨深い。二度目に咲く花のように、生まれ変わった二度目の人生を謳歌したい。

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