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2011.04.27

端午の節句飾り

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 マニュアル見なくても端午の節句飾りができるようになった時には子は巣立ってしまい、虫干し兼ねて毎年飾り付け。今年もゴソゴソと取り出しては黙ってセッティングした。まだ、五月に入ってとか近まらないとピンとは来ないが年々染み入る思いがある。
 実母が早い他界であったため実父が一人で初めての孫の誕生を喜んだ。(たぶん、亡き母も天国から近い人々と一緒に見ていて知っているのではないかと思うが・・。)初節句お祝いに父はずい分時間をかけて選び抜いてプレゼントしてくれた。後で価格を聞き出したところびっくりするものだった。元々「良いものを少しだけ」という方針の父であったが、間違いなく嬉しい買い物だったと思う。
 外孫ではあるがたった一人の自分の血を引いている幼く愛しい命の繁栄を願った父の思いは、小さな小物一つ一つに至るまで年々感じ取れるようになってきた。「思いは伝わる」とは本当によく言ったものだ。

 凛々しい若武者を想像したいが、そのわが子はのっそりとした太めの青年となっている。まあ親馬鹿で「パンダちゃん」と思い込んでいるのだが。それでも夢見るように将来を楽しみにしている父、母、ご先祖様は天から微笑んで見守ってくださっているのでは。有り難いことだ。おい、我が子よ。世界も日本も個人もさまざまに複雑で生きにくいこの時代を元気に力いっぱい生き抜いていってほしい。それから、この節句飾り、大事にしていってね。

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2011.04.22

ハナミズキ、育つ

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 二年ばかり前に「育つ」とかタイトルつけて記事を載せた気がする。あの頃はウドンコ病と闘いながら先は心配だった。病弱な記念樹かもしれないと不安だった。縁起悪いなーとか思っていた。しかしこの春、しっかりとしたきれいな葉をたくさん付けて、よく見ると大きく育っている。二年前、子どもが小学校低学年くらいだった背丈が高学年くらいにもなっている。写真を見て、ブロック塀とかとの比でしかとわかった。花ってまだみたいだけど、元気に育っているのが嬉しい。今時どの若葉も美しいのだが、ハナミズキの葉もカーブを描く葉脈も素敵でなかなか美しい。

 私は花苗を買うことがある。しかし苗木を買うことはない。ハナミズキは市からいただかなければご縁はなかった。我が家には育ってしまった老木、古木が多い。わりと毎年同じ眺めの庭などの我が家の廻りに、ぐんぐん育つ樹木があるといことは確かに楽しみだ。お孫さんを持つ方はこうなのかしらと思ってしまう。自分の血を引く命とは違うし双方を比べられないとは思うが、心入れ込むあたりは極めて近いものではないだろうか。

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2011.04.13

チューリップ咲く病院

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 通院途中に見ていた白いサクラの1枚を撮ろうとデジカメ持って出たのだが、すでに葉桜となっていた。それもそれでいいのだが白いサクラの花全盛のショットが欲しかったので諦めた。病院に着くと、表玄関前にチューリップが植えられていて可愛かったのでここで1枚写真を撮った。よく鉢植えでは見るが前庭に植えてあった。しかもチューリップの歌にある通り「並んだ、並んだ、赤、白、黄色。どの花見てもきれいだな」というそのままの感じだった。春日の暖かい陽射しの下、わずかな風に軽く揺れているのがまた歌っているようで可愛かった。子どもが見たら喜びそうな無邪気さだった。

 ぎりぎりまで近寄ってカメラに収めたが、残念ながら下は雑草ばかりだった。我が家だったらとにかく整理して、と思うのだが他所であった。しかし考えようによっては植えっ放しの前庭に咲くチューリップというものの方が自然に近いかもしれない。見られることだけ意識して季節毎に色分けした花苗が兵隊さんみたいにきれいに並んでいるのも見飽きるし。大きな病院なのに前庭はそういった無造作な姿である。周囲を見ると、ほぼ似たような植え込みだ。基本的にはA型人間で、見るからにキッチーンとなっているのが好きなのだが、こういった感じもいいなあと思った。微笑ましい感じだ。院内のどなたか好きな方が植えられたのかもしれない。意外と「だーいじょーぶっ!」とかいう感じで緊張しないのかもしれない。妙に楽しい気分になった。

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2011.04.02

スプリングスターフラワーが溢れ咲く

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 木に咲く花以外はこれといった花が無い我が家の玄関前だったが、ここ数日でスプリングスターフラワーがびっしりと咲いた。星のような花、最初は数株だったのに年々増え続け、今年は驚くべき眺めだ。勝手な思い込みで言うと、先月の、しかもまだその大きな困難は収束の目途も立っていない大災害。きっとそれに対する日本中、世界中の思いの花だ。夕暮れや暗くなってからも白く浮き上がって見え、幻想的な感じだ。

 自粛ムードや善意の募金などせずにはいられない、人ごとではない事態なのだが、ただ僅かであっても悪い人がいる。そういうのになりきって人の善意を失敬するような輩だ。残念だが、まず用心してその団体などを調べる。完全に確かな諸団体にはささやかであっても協力する。
 しかし、そういう僅かな人たちを外すと、日本人は美しい。特に、普通の生活者たちが。何も美徳を求めることない身に備わった思いやり、そうして辛抱して明るく頑張る姿は本当に尊い。美しい四季に恵まれた美しい心根の日本人を誇りに思う。川端康成先生のように素晴らしい文が書けないが、日本人であってよかったと思う。毎年、春は頭がボーッとして世の中が賑やかで落ち着かず好きな季節ではないが、今年はボーッとするどころではない春だ。東北地方の春は遅いが、すっかり春の様相となった頃にはほんの少しでも皆様の苦しみが和らいでいますようにと願わずにはいられない。

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