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2010.08.26

夏の終わりに

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 少し前まで「ウソ!」と思える入道雲がモコモコと空に湧いて居座っていたのだが、あの硬めにホイップした生クリームのような真っ白な雲が少しずつ流れていっている。なんとなくバイバイしながら秋の空に移って行こうとしているように思われる空だ。厳しい残暑といっても本当に「残暑」だと感じる。処暑を知っているかのように数日前の夜から庭で虫が鳴いている。異常気象だと言っても基本的には季節は廻る。夜十時を過ぎないと30℃を下らないと当地のニュースで言っていた。このところ、汗をタオルで拭き拭き、虫の声を涼としている。

 小学校高学年の習字の学習で「草の中 虫の声」という題があった。うまく書けなかった。どう練習してもダメだった。なんと今でもダメだ。その私が長くのし書きやってきたことも笑えるが、実用ものとなるとまた違うのだろう。「草の中 虫の声」はほぼ半世紀に渡り私を悩ませている。この季節になり虫の鳴き声を耳にすると一番にこの六文字が浮かぶ。はぁ、これは冷や汗かな。

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2010.08.16

お疲れ~っ!

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 ドラえもんのマスコット、高さ3cmの小さなものである。ずっとバイト先のロッカーの鍵に付けていた。夏二ヶ月、冬一ヵ月半というだけのギフト仕事だったが六年行った。一年の約三分の一弱をそこで過ごしたと言える。好きな仕事、好きな職場、好きなスタッフの方々だった。そのままで終了してもそのロッカーは私用にそのままだった。間違いなくこのドラえもんが鍵には付いていた。「元気だったかい」とお互いに言う感じだった。

 先日、ロッカーの名札を外して、鍵からこのドラえもんを外して我が家に連れて帰った。石鹸できれいに洗って、よくよく同じ高さの目線で見ると可愛い。実際、私はドラえもんが好きだからちょっとしたグッズを持ってもいるわけなのだが、テーブルの下にしゃがんで見たのは初めてだった。

 もう辞めようと思って連れて帰ったドラえもん。ドラえもんはその心のすべてを見抜いていてわかっているようだった。そして、ただ「お疲れ~っ!」と言ってくれているように思われた。
ありがとう。あのバタバタして忙しい職場の中で、元気にやり抜けたのはあなたのお陰だよ。また次のシーンに一緒に行こうか。まっ、少し休憩しようね。ドラちゃん、あなたにも「お疲れ~っ!」

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2010.08.07

酷暑、アイスクリーム

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 私はアイスクリームが好きでなくほとんど食べたことがなかった。少なくとも選んでは食べたことがなかった。味や形態が好みではなかったから。またソフトクリームもそうだった。ところが時々お付き合いで食事の最後にアイスクリームを食べる機会が年々多くなっていた。そういう時は一緒に食べていた。しかも、場の雰囲気で楽しく食べた。
 その私が、最近新聞の経済面に載っていた記事のアイスクリームに心奪われた。大人がハマッている、あっさりしていて甘くないチョコレートコーティングのアイスクリームということで紹介されていた。なぜか試さずにはいられなくなり、購入して食べてみた。そして、これは「好きなアイスクリーム」と言うことができるものだと思った。気に入った。

 今年は本当に酷暑だ。最近では夕立も来ないし、体温ほどある日中の気温にスポーツ飲料を飲みっ放しだ。仕事中も、家にいる時も。しかし、この頃では飲む間に時々アイスクリームが入ってきた。このアイスクリームは形も小型で、少しだけ欲しいという要望に応えられるものだ。少しの甘み、少しの楽しみの時間というのは次の活力を生む。シニアにしてアイスクリームに目覚めたことも嬉しい。これまでの人生で知らずに損してたかもしれない出会いがこれからもまだまだ期待できるかも。

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