« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »

2010.04.29

同窓会

Imgp0552_


 大同窓会なるものに出席してきた。高校も卒業式にも出ていなくて母校にも高三の冬以来ご無沙汰している。今回、親しい同級生の講演があるということで珍しくその気になった。行くと楽しい同窓会、かな。国立大学教授の友人の講演は慣れているだろうが上手く、興味が湧く内容だった。その後は、私はお調子乗りなのでウロつき回っていて、美味しいお料理をずい分食べ損なった。でも私にわざわざ声かけしに来てくれた方が結構いてびっくり。こういうこともあり、とにかくおしゃべりしきりで時間は過ぎた。年重ねてくると学生時代の友人というものは宝だと本当にしみじみ思う。なんだかんだ言っても昔の実態を知っている間柄だからカッコもつけないし情けないことも面白い素材にして話せる。そして、一山も二山も越えてきたお年頃だから笑いながらもしてくれる友人のアドバイスにはハッとするものがある。

 雨多い日々を抜けて、いくらか落ち着いた気候になった。今年はまだ初夏らしい感じの日が廻って来ていないが、花々は自分の生きる季節を告げてくれている。庭にわずかにあるソケイはぐんぐん枝を伸ばして黄色い花を咲かせている。そしてそれらは風に揺れているのだが、声を出して笑っているように見える。

| | コメント (0)

2010.04.21

穀雨

Imgp0694_


 穀雨とのことだ。ここしばらく雨が続く。少し止む日があってもまた雨になる。強くはなく、柔らかい雨だ。五穀豊穣の雨でありがたい雨だろう。この間読んだ天気予報の欄では「タケノコ雨」となっていた。ぐんぐん雨で力を増して伸び育つタケノコが想像できる。
 我が家のシンボルツリーになるハナミズキもご多分に漏れず育っている。雨だとこの家の奥さんが何かのついでにやって来ては「ハナミズキ」の歌を歌わないので安心なのだろう。「よしよし」くらいでスコスコ去って行くからね。

 雨音聞きながら眠りにつく日も多かった。夜はささやかな雨音でさえよく聞こえる。そして、いつの間にか眠っている。早い時は30分で眠るが遅い時は2時間ばかり寝返り打っては「パサパサパサ・・・」と枝葉に打つ雨音を聞いている。明日は一日すごい雨になるという予報だ。早朝から脳外科へ行く。私の頭痛は雨降る前には多少あるが、眠剤無しで眠れる日がこの頃多くなってきて嬉しい。主治医に今回は特にそうだったと言うためにも張り切って行く。I'm singing in the rain ♪・・とクルクル回ってね。 

| | コメント (0)

2010.04.13

サクラの挽歌

Imgp0673_


 最近友人からいただいたボールペンは家置き用になっている。本当は書斎の立派な机が似合うかもしれないが、普通のスチールデスクの上に置いている。
 プレゼントしてくれた友人は勤めもしているが自宅で鎌倉彫を教えている。作品展でも大きな家具などを出品する何十年のキャリアのベテランさんだ。今でも月一回、鎌倉の先生の元に通っている。彼女から作品をいただいたことがあるが、今回のボールペンにはびっくりした。絵柄も小さく、彫り辛かったことだろう。その絵柄はサクラだ。サクラの花、花びらが全面に彫ってある。この彫りのお蔭で握っていて滑ることなく書ける。木質は不明だが重厚でもあり、これは机上のものと決めた。

 昨日は一日中雨降りだった。レインコートを着て雨靴で近くまで出たが、サクラの公園を遠回りになったが通ってみた。確かに盛りを過ぎて終焉でもあり、雨風で地面や水溜りにたくさん花びらが散っていた。
 そして、帰宅して机にあるこのボールペンを見た。「花の色は うつりにけりな・・・」そういうサクラの挽歌に思えた。しかし、悼みではなく感謝の気持ちが浮かんだ。「さようなら、今年のサクラ。今年も幸せな気分にさせてくれて本当にありがとう。」漆の色と花の輪郭はそれこそ土に帰るサクラというイメージだ。しかしそれを見つめて浮かぶのは、心に染み付いた美しいサクラの残像だった。

| | コメント (0)

2010.04.09

続 小さな花を集めて

Imgp0658_


 小さな花を集めて小さなグラスに生けて写真を撮った。気まぐれで上から撮った。実際は正面から生けた花は正面から見ることが大事。でも、どこから見てもそれなりの楽しみがある花でなくてはいけない。人と一緒で、四方どこからでも見られている、見られていてよい花でありたいと私は思っている。

 グラスの花はお決まりの位置、友人のギリシャ土産の絵の横に置いた。その辺りで摘んできたのよと言うとそんな気にもなりそうな陽光いっぱいのイメージ。私の母はママさんコーラスをしていたのでよく家で歌っていた。私が小さい頃、今時分「ラ・ラーラー♪赤い花束車に積んで春が来た来た・・・」と歌いながらエプロン姿で玄関に花を生けていた。今回、気がつくと私がその歌を口ずさんでいた。ギョッとして苦笑い。こわーい。でも楽しい。いつもの春で、頭はボーッとしているけど、もうそれも楽しんでしまおうと思うようになった。

| | コメント (0)

2010.04.08

小さな花を集めて

Imgp0654_


 庭にささやかに咲いている小さな花を集めてグラスに生けた。正面からはよく撮るので上から撮ってみた。それなりに可愛い。可愛いのは色味のお蔭もある。ビオラ(パンジーのちっちゃな感じの花)4色、ピンクと紫濃淡、紫とオレンジ色、黄色を花の大きさや輪数に違いをつけて摘んだ。バーベナは赤い色の大きめを1輪、ノースボール(マーガレットのちっちゃな感じの花)のできるだけ小さな輪の花数本と蕾だけのものを少し摘んだ。これらの愛らしい色味が賑やかにおしゃべりするからだ。

 ポイントは色の配置と配分。ちょっとボス的な赤いバーベナは下の方にしっかりと置き、とりまく色味のビオラたちを上の方に遊ばせて。それらを繋ぐ(つなぐ)のはノースボールの可憐な白。だからカスミソウとまではいかなくても、ちらほら感がある方がよく小さな花になった。一番手前にはノースボールの小さな蕾を持ってきている。言うならばこの蕾の存在こそが一番大切なもの。実に小さな蕾ひとつこそが大きな未来、それに対しての希望を感じさせてくれるから。若いたくさんの葉に守られた蕾はすっと伸びて行く勢いに溢れている。

| | コメント (0)

2010.04.03

グリーンネックレス

Imgp0630_


 冬に部屋の中のカーテン越しに陽が入る南側のテーブルの上に置いていたグリーンネックレス。今日、元の吊り鉢に戻して、玄関先に下げた。この場所も明るいが直射日光が射すことはなく、この植物に適している。どこかの花屋さんの店頭に下げてあったグリーンネックレスは長くたくさんネックレスを付けていたが、すべての玉は小さく、色味も暗く、明らかに日照不足であった。優雅ではなく、少し気味悪い感じさえした。

 我が家のグリーンネックレスの出生は100円ショップである。10cmも無い数本挿し穂してあるミニミニポットを購入した。「ミニ観葉植物」として売られていた。しかし、大きな鉢にそのチビを植え、特に肥料もあげずに育てた。乾燥に強いのでいよいよ乾いたなーと思う頃に少しスプレーで水をあげた。よく育ってくれた大きな原動力の一つは、語りかけに違いない。毎日触れながら、どうでもいいことをしゃべっていた。「おい、元気?今日も寒いよー。」とか。ちやほやしなかったが家族のような意識は伝わったのだと思う。緑色のロングネックレスがたくさんダーッと下がってくれる日が待ち遠しい。

| | コメント (0)

« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »