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2009.03.26

ハナミズキ

Hanamizuki1
Hanamizuki2
 昨年植えたハナミズキの若葉が出た。芽は付いている苗木だったが植えてから見た目がまったく変わらず、死んではいないのだろうが育つのだろうかと心配していた。植えた場所は台風で壊れて開きっ放しの門扉の傍、バックのブロック塀は何十年ものの古さで見栄えが悪い。しかし、ここにこの樹木は育っていく。花の色はピンク。何年経って花が見られるのかまったくわからない。ただ、この樹木を我が家のシンボルツリーとすることだけを勝手に私が決めた。だからハナミズキ、この家とともに長く生き抜いていくのだよ。

 なんのことはない、これはいただきものである。しかも市から。と言っても表彰ものでなく、私が市政だよりなるものを見てネットで申請をした。そしてギフト仕事の繁忙期であったが休みをいただいて市役所に受け取りに行った。出産、結婚、新築など節目のお祝い事に市が希望者にくださる樹木で、3、4種類ある内から私が選んで申し込んだ。色は白は寂しいかなと思いピンクを希望した。これは我が家の場合、銀婚記念にいただいた花木だ。新しく家族を作り、その翌年には子ができて家族が増えた。それから四半世紀、それなりに山あり谷ありであった。しかし概ね幸せな日々を過ごしていることに感謝せずにはいられない。

 人は単純に愚かで弱い。特に私は自己中心的な人物であり、しばしば「つまらん・・・」と嘆く。「私は毎日このハナミズキを見ては最初の頃の気持ちに戻ろう。」幼い若葉、その柔らかさに触れ、私は誓った。その今日、暖かい春の陽ではあったが通る風はひんやりして冷たかった。

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2009.03.24

やったね!

Mankainosakura
 WBCは、延長戦に持ち込む好試合だった。ハラハラしたりドキドキしたりで体に悪いーっと思いながら時には離れていて、それでも最後まで観た。日本はめでたくV2を達成。韓国も素晴らしく強いチームだった。結果として勝ててよかった。百年に一度とかの大不況が続いていて、それでなくても事件もありニュースは暗く重いものばかりだ。スポーツくらい明るいものが欲しい。アジアの二国が本場アメリカで野球世界一を競ったことは立派だ。アメリカはつまらなかったかもしれないけどアメリカ発祥で世界に広がっているスポーツを喜んでほしい。アジア諸国はスポーツでも競い親しんでいこう。

 朝早くから開くスーパーに行って買い物していたら「急いで帰って野球観るんだよ」と言っているオバサマが多かった。オジサマたちはそういう人がいても特に自分から言わないのだろう。とにかく日替わり売り出し商品もあって人出は多かった。今、主婦して家にいてよかったと思いながら公園に寄った。私としてはスーパーよりも一人花見が大事だった。よく晴れて、例年よりも早いサクラの姿。ほぼ満開だった。そしてまた変わることない「サウンド オブ ミュージック」状態。空見上げてクルクル、クルクル。この時点ではまだWBCがプレーボールになってもいなかった。ひたすら今年は元気にサクラを見上げることができて嬉しかった。花見は、たぶんそうだ。それで宴をして人と楽しむ。一人は一人で、またよいものだ。何も食べたり飲んだりしなくても。サクラと空と風があれば。

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2009.03.23

ファーイトーッ!

Hananira2
 野球観戦は好きだ。WBCが開催されていて日本はV2に向けて快進撃、いよいよ明日が最終決戦となった。前回のWBCの放送はすべて、入院していて病院のベッドの上で観た。しかも術後だった。これ幸いとテレビ三昧だった日々。今年はそうもいかないが、我が家で結構張り付いて観ることができた。心折れそうだったイチロー選手が調子を取り戻したのは多くの人が喜んだことだろう。今日、準決勝でも見せ場でさすがと思える大活躍だった。しかし、私はやはりようやくスタメンで出場できて立派な仕事をした川﨑選手に拍手を送りたい。彼は控えの選手であってもずっとムードメーカーだった。まるで高校生のようにどの試合にも大きな声を出して鼓舞してきた。「行け行け!」の時でも「・・・ダメだ」の時でも、いつでもそうだった。それはとても大切なことだ。
 私が幼稚園児の頃から、野球好きの父は私を球場に連れて行ったりテレビを観たりしていて野球のルールを教えてくれた。私は高校野球が特に好きだった。プロ野球を観ていると「もっと必死に走れーっ!」とか「チェンジしたら走って戻って来いーっ!」とか思ってしまうからだった。でも、今回のWBCを観ていてなんとか食いついていこうという気迫がバシバシ感じられる選手たちのプレーに、応援せずにはいられなかった。十二打席だったか、ヒットが出ずに苦しんでいたイチロー選手がバントヒットで出塁しようとした時、成功しなかったけど思いが溢れていて「ファーイトーッ!」と言った。明日の決勝、勝負は時の運ではあるが、私は「ファーイトーッ!」と言っているだろう。幸い、今は仕事が無く主婦していてよかったー。

 写真は以前梅の花びらでびっしりだった玄関から門扉(先の台風で壊れていて開けっ放しである)までの歩いて何歩かの所。同じく以前に紹介したスプリングスターフラワーが花道を作っている。

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2009.03.20

白いサクラ

Sirosakura
 同じ公園にポピュラーなスターであるソメイヨシノではなく白い花のサクラがある。チハラザクラ。ヤマザクラの変種であるが大振りの白い花弁は一重もあり八重もある。それが房咲きのようになっているので、まだ咲き始めではあるが満開になると白くてひらひらした花の塊となって見事。ソメイヨシノの薄桃色(それも、ごく薄い色であるが)とはまた違った美しさを展開する。

 私のデジカメは型が古く、大きくて重みもある。あまり外に持って出なかった。我が家の庭とか家の中がほとんど撮影のステージだった。昨日、庭の花を撮ろうと思ってスイッチを入れたが液晶画面が真っ暗。電源は大丈夫。電池充電も、してからわずか。あれこれ、また大騒動。パンフレット見直してもわからない。メーカー営業所に電話してみると「この電話番号は現在使われておりません。番号をお確かめに・・・」というメッセージ。試行錯誤の末に頭に来て、「もう、イヤだッ!」でデジカメをバシッと平手打ち。するとパッと画面が正常になった。疲れて、昨日はそのまま。今日、歩いてやって来て、スイッチを入れ、同じに真っ暗・・・。「・・・ごめんっ!」でバシッ!またもや通常営業。そこでなんとか撮ってきた。
 だいたい家電品は長く使っていると寿命近くなるのが感じられるし性能、効率も落ちる。ある時「もうそろそろ替え時かな」と世代交代の言葉を発すると、不思議と甦ってきて頑張ってくれる。本当に話を聞いて最後の踏ん張りを意地でも見せてやるといった風にしか思えないくらい。ただ、それからはそう長くないが、何か気持ち的に(と、経済的にもあるが)行けるところまで一緒に行こうかという気になる。まあ、近い内に調べてメーカーさんにお尋ねしてみようかとは思っている。毎回、バシッ!というのも心痛む。

 そんなことをまったく知らない白いサクラは高い所で風に揺れ、私を見下ろしていた。もしかしたら、また笑われていたのかも。いや、笑顔だったのかもしれない。どっちでもいいか。でも私は笑っていたよ。また会おうね。

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2009.03.17

サクラサク

Sakurasaku
 公立高校の合格者発表という日。我が家近くの高校にも早朝から向かう生徒や保護者、教師、塾の関係者、宣伝ビラ配布の人たちやらの姿が今年もまた見られた。

 公園にサクラの木があり、もうパッと咲きそうに大きくふくらんだ蕾ばかりなのだが、ポツンと何輪かが咲き始めていた。カメラ、カメラと、慌てて家へ引き返した。
 暖かい日だったが風は強く、大きく枝々が揺れていた。高い所にある枝だったので私のカメラではズームはこれが限度で残念。 新しい出発の若者たち、元気にがんばれ。


< サクラサク >

 サクラ、サクラ、サクラサク
 暖かな陽射し
 過ぎてゆく風
 ときめき溢れて 開く花びら

 サクラ、サクラ 、微かなる薄紅色

 サクラサク 何故咲くの
 では、何故生きているのと サクラは微笑む


 サクラ、サクラ、
 ひたすらに 自分を生きること

 サクラ、サクラ、
 今日会えた幸せを 忘れないように
 
 サクラサク 命かがやく日々
 
 サクラサク また会えるよ
 サクラの木の下
 また会えるよ
 
 サクラ、サクラ、サクラサク

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2009.03.14

「それが、何か・・・?」

Sumire2
 私がちょっと変わっていると自覚させられたのは息子の言葉から。二回あった。一回目はまだ小学校低学年の頃。「お母さん、友だちに言われたよー。お前のお母さん変わってるな。向こうの柱でツメ研いでいたぞって。」・・・確かにそれはあった。思い出し笑いして柱を引っかいていた。「ハハハハハッ!」って。見られていたのだ。ブツブツ言いながら幼い息子は去った。まずい、そうか。以後、慎んだ。二回目、息子は高校生になっていた。何か覚えていないが(ミュージカルか何かの話だったと思う)私がペラペラペーラペラとしゃべりまくっていて、夫がそれについて何か言ったのだが、それを制するように息子の一言が。「ダメだ、お父さん。もうお母さんは自分の世界に入り込んでいる!」その言葉を聞いた瞬間に私は我にに返った。そしてスーッと覚めた。はあ、そうか、そうなんだ・・・。私、お調子乗りなので・・・。でも性分だ思う。その後も何度となく同じことを繰り返している。家族は諦めていて嵐が去るまでじっとして、たぶん聞いていない。すみませーん。でも、ありがとうー。なんてったって、家族よねー。ありがたい、ありがたい!

 昨晩、春にしてはすごい雨降りだった。多くの植物はしなだれている。そーっと見に行ったところ、先日いただいて植えたスミレはバリバリ元気だった。それどころか、この雨で根付きましたという感じさえも。じーっと見ていると、ちらっと顔上げて「ええ、雨、すごかったですよ。それが、何か・・・?」と言いそうな気がする。プレゼントしてくれた彼女からメールが届いた。この丸葉のスミレはビオラ・ソロリアという品種、外来種で繁殖力が強く、半野生化して生きていくとのこと。すごい。そうだ、「変わってるねって・・・それが何か・・・?」賭場の粋なお姉さんみたいなのもいいね。でも私って「なんか、いけなかったかしらー?!」って感じだけど、それの方がやはり私のキャラだな。

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2009.03.13

「あなた、変わってるね」

Hananira
 私は長いこと自分が変わっているとは思っていなかったが、ハイティーンの頃から「あなた、変わってるね」と言われ出した。お調子乗りであり自己中心型であることからか、私の存在自体を排除したがる人さえいた。今で言うウザイ存在で目障りであったようだ。今なら「あなた、何様!?」と言いたいが、その時はとにかくリスク回避で過ごしてきた。黙って、取り合わないできたからよかった。際限の無い、いじめられっ子にならなかったし、私のことを「あの人、バカよ。変人よ。」で終わったのだと思う。
 時が過ぎ、乙武洋匡さんが「五体不満足」を出版され話題沸騰。そしてその後の乙武さんの歩みを見ても感心するばかり。ココログでもブログを以前からずっと楽しませていただいている。伸び伸びとした行動力と明るさは足元にも及ばないが見習っていかなくてはと思うばかり。「人と変わっていることは個性」とはハンディある体の方に思うことは気の毒なように感じるが、ご本人がそう言い切っておられることにまず驚いた。自分の悩みとかは、なんとちっぽけなことかと恥ずかしくなる。

 写真は我が家のあちこちに飛び増え続けているスプリング・スターフラワー。これからしばらく楽しませてくれる。和名、ハナニラ。その名の通り葉は韮(ニラ)に似ている。色は白、薄い藤色とあるが、星のような形の花。マンガで描くとキラキラ、ピカピカというマークのよう。自分らしく自信を持って生き生きと生きることが大切だと示してくださっている乙武氏に拍手、拍手。

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2009.03.10

我が家に、スミレが、来たーっ!

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 それは思ってもなかったラッキーなこと。我が家にスミレが、根ごとやってきた。しかもたくさん。バス、電車を乗り継いで友人が大切に抱えて運んでくれた。書いてみるものだね、とにかくブログで「クーッ!」となりながらも路傍のスミレを根ごと連れ帰れない私のことを読んだからって。ありがとうね、ナナ・コンブかーたん、さん。写真は、我が家で初めて開いた瞬間。スミレたちは「・・・・・・。」悪い汗タラーッとしているかもしれない。寄り添って固まっている。というか、そうして連れてこられたのだが。
 暗くなる頃に庭に持って出て、「そして一粒スミレ色の涙」と、わずかに覚えているフレーズで昔の歌を歌いながら植えた。水やりしながら、「スミレ色の涙って、何!?昔から耐水性でなくてもマスカラとかあったの?」などつぶやく。CMなんかの下隅に「写真はイメージです」と豆みたいに小さく存在している「イメージ」なんだと思い、納得。

 明日以降、様子を見るのが楽しみ。パンジーはずーっと我が家にあるけど、ついにスミレが来たよ。後日の紹介になるけど、よく見る楕円形が長くなった感じのスミレの葉ではなく、丸い葉。花の色は濃い紫で、これが気に入った。「三愛のスミレ」のようで。三愛の紙袋も、ポイント溜めてもらえるグッズもスミレが描かれていた。それが欲しくて三愛で買い物した時期が昔あった。内藤ルネを思わせるロマンが、しなやかな曲線を持つその紫色のスミレには有ったのだった。

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2009.03.09

眠れる日、眠れない日

Ranankyurasu2
 交通事故に遭ってからやがて九年になる。現在も月一回、脳神経外科に通院している。そして終生眠剤無しでは眠れないだろうと言われ、軽いものだが飲み続けている。ところが先月、主治医が「眠れそうな時は飲まないでやってみましょうか。どうしてもだめなようだったら後で飲むように枕元に置いていて。」と仰った。「え?」とも言わずに私は「はいっ!」と告げて帰宅。ルンルンで挑戦。ところが出来不出来が結構あって、五分五分状態。
 寝ないと、と思えば焦りドキドキして左右に寝返りばかりで寝付かない。昨日は「寝ないと・・・」「ナイト・・・騎士」あら素敵。バーバリーの騎士マークのような甲冑姿の騎士がファンタジックに現れ・・・甲を外して・・・。夫か・・・お腹きついでしょうね、その装束・・・。そうそう、何十年も前の夫にして。おっ、ワイルドビューティっぽくて、いいかも。でも照れくさいからリセット。どうせ夢への誘いならばスターを・・・スター・・・金城 武。いいね!あら、甲外して・・・いやだ、私を見てる。わっ、こっち来るよ!リセット、リセット!
 大騒動で結局あまり眠れなかった。いつ寝入ったかわからないが、その内くたびれて眠ったんだろう。でも、眠剤無しで確実に眠ることができる昔に戻れる希望があるということは嬉しいこと。

 写真は、ラナンキュラスの花を上から見下ろして、眠りへの誘いイメージ。そうなったら周囲の土の部分もグラデーションのスカーフでぼかして、「さあー眠りなさいー♪」マドンナのララバイ風に。

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2009.03.08

mokoさん

Otometubaki2
 昨日の記事に名前が出たので、よく私のブログを訪ねてくれてコメントをこまめに残していってくれるmokoさんについて。私はずい分長い付き合いなのだが、外でお食事どころかお茶すら一緒に飲んだこともない。近くに住んでいるし時々彼女がやって来て我が家でお茶して行くことばかり。なのに結構話は盛り上がる。いくらか共通することもあるから。昨日はお姉さま手作りのコーヒーゼリーを抱えて愛犬と一緒に来訪。愛犬はいつも帰りたがりソワソワ。途中で眠り出し、船漕いでいることも多い。「帰ろうか」という彼女の声には愛犬、お祭り騒ぎ状態。ハッ、ハッ、ハッ!!!

 mokoさんは同じ年なのだが、何十年も変わらない極めてスレンダーな体型の美人。「もっとお肉付けないと風吹く度に重石が要るよっ!」と妬みまくっているのは私だけじゃないと思う。彼女は明るいのだがおっちょこちょい気味。そうかと思うときちんとしたOL職を続けていて、極めて現実的でしっかり者。この「不思議な人」の感じが共通項かもしれないと時々感じている。
 ちなみにmokoさんは、名前がトモコでもモモコでもなく、もちろん体がモコモコでもない。聞けばいいのに聞いたことがないからわからないが、名前からの通称ではない。私は名前で呼んでいる。mokoって何処から?まっ、いいか。とてもいい人、mokoさんは不思議な人。不思議関係で仲良し。

 写真はmokoさんとは関係ないが、今年もオトメツバキが咲いた。ブログ扉に掲げているのは4、5年前のものだが、今年はバッチリ、カメラ目線。

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2009.03.07

ふんわり しょ・こ・ら

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 友人から東京土産をいただいた。「東京 ふんわり しょ・こ・ら」という洋菓子。「東京バナナ・・・」のように空港手土産用に新しいショップの製品だろうと思って裏側を見ると新宿中村屋とあって、驚いた。そうだね、月餅やらあんまん、肉まんだけでもなく、どんどん時代に合わせて進化し続けているんだなと思った。こういう分野では自分があまり時代に乗っていっていないので、よく周囲から呆れられることがある。
 この箱は後々使えると直感した。これまでの菓子箱にこの形態は無かったのではないか。書類などを入れる事務用袋の閉じに使われているコイン大きさの留め具から平紐が出ていて、箱に巻いてから留め具にクルクルッとして終了。
 ネーミングが、やんわりとしていて「・・・なんか、素敵っぽい。」すべて平仮名というのがまたいい。私はお年頃で、「よいしょこら」なんだけど「しょ・こ・ら」がふんわり、とは加齢に反して華麗に変身できそう。ふわっと立ち上がるのが妖精のようになるのよね、などと勝手な思い込みで突然このお菓子が秘密のお菓子に思われる。思い込んだ者勝ちの世界よ、このお年頃は。

 このお菓子は、持ってふんわりではなかった。一口食べて感じたのは「ふんわりとろけ感」。味は甘~いという感じが無く、いけた。わかってはいる。これ食べてフェアリーみたいになれないとは。でもそういう気分にはなれそう。夫とコーヒー入れてパクパク。今日、mokoさんが来るからその時に出して、と思っていたら逆さまにコーヒーゼリーをいただいて、お持たせ呼ばれした。

 このお菓子をお土産にくれた人は、このブログとリンクしているアーティストで画廊オーナーさん。高校同級生で、今回集まった皆にこのお土産を渡していた。この彼女が「ふんわり しょ・こ・ら」っぽい。どうぞ彼女のブログ(リンク先)をよかったらお訪ねくださいますよう。

 さー、立とうかな、「よいしょ・こ・ら・・・」改め「しょ・こ・ら」!

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2009.03.01

スミレ

 Sumire
 なんという陽気だろう。三月になったからって、これはないよ。卒業式の彼女たちはお化粧しているが、ちょっと泣きながらも実に明るく爽やか。傍を行く母上様方のケバいこと。突然日傘持つ手が汗ばむ。それでも、それぞれの別れと旅立ち、希望の時期。おめでとう、GOOD LUCK! あー、でも陽射しが強い。私は春があまり好きではないのだ。森羅万象、燃え立つのは勢いあってよろしい。しかし、頭がボーッとする。しかも今日の長々と見せつけられた光景は暑苦しかった。清楚な乙女は何処にいる!?

 私が時々歩く道の途中に、毎年のことであるが今年もまたスミレが咲いている。車道に面しているアスファルトのひび割れの中から10cmも無い丈のスミレが咲く。私は大体、見て見ぬふりしてやり過ごしてきた。ドキドキするのだ。コーネンキかとも思っていたのだが、どうも心の葛藤のようだ。スミレの種類は不明、宝塚歌劇団が歌うようなイメージのスミレではない路傍に咲くスミレ。スミレというものはこぼれ種でその場所に咲き続けるのかもしれない。私が毎年見てドキドキするのは、連れて帰りたい衝動と戦っていたのだ。昔、お茶やお花の先生方の団体で野草観察会が定期的に行われていて参加していた。その時、信じられない行動をする大先生方をしばしば目にした。何種類も根こそぎ持って帰っておられた。毎回である。あの場面が忘れられず、理性というよりは同類にならないぞーという必死な思いでスミレをろくに見つめなかったように思う。

 初めてかな、じっと見つめた。そして決心して持って出たカメラに収めた。素朴な花である。私は人目も構わず這うような格好でスミレを撮った。わずかな風にちらちらと花は揺れた。揺れたように感じられた。何か語りかけてきたようだった。
 

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