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2008.07.04

ヒオウギスイセンを1本生けて

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アジサイも終わりそうな頃に庭に姿を見せるのがヒオウギスイセンです。鮮やかなオレンジ色の花です。昔、お稽古していた時はヒオウギスイセンは「緋扇」と書くと思っていました。朱色が日本的には赤、という頭だったのです。そしてスイセンの仲間だとも思っていました。この花材については先生が特に説明されなかったから勝手にそう思い込んでいました。この家に住んで、庭に咲くので最近になってネットで調べたことがあって、「檜扇」ということを知りました。雅やかで高貴な方々が持たれたものだということも。驚いたことはスイセンのような球根であるというだけで、アヤメ科の植物でした。そう言われると葉はアヤメと似ています。花自体はランの仲間と言っても納得するような感じですが。

 梅雨の中休みの今日、1本のヒオウギスイセンを生けました。梅雨の間に庭に伸びた雑草の間からポツポツと出現しますが、カンカン照りの下にあると少し暑苦しさが倍増する色に思えます。私だけかもしれません。ところが、1本を手に取ると、実にスマートです。葉は1本に多く付いていますが整理して、シャープな細い線がシュッと伸びている、その先に夏の象徴のようなオレンジ色の花房があるというヒオウギスイセンの美しさを生かそうと思いました。形は四角ですがガラスのコップに立てかけて細く長い線を強調しました。シュッとしている細い線の植物が水を揚げてピンとしているのは湿度が高くうっとうしい日にもすっとした気分にしてくれます。花の色の強さもあり、何本も生けるよりも1本であることの方がよいのではないかと思います。私もお中元ギフト仕事の中休みの今日でした。このシュッとした勢いで、また明日からやっていきましょう。

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コメント

「ヒオウギスイセン」ランの様な花ですね~
初めて知りました。いろいろ勉強になります。

いつも言ってますが、お庭に花が咲くなんて羨ましいですよ!まあ、手入れも大変なんでしょうが・・・


この梅雨が明けると猛暑がやってきます。お身体に気を付けて、お仕事頑張ってください。

投稿: moko | 2008.07.05 09:45

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