« カスミソウ | トップページ | アンズの花 »

2008.03.14

カスミソウに和花を

  カスミソウの水揚げができたところで、何か生け合わせようと思いましたが花屋でよく見る春の花では面白くありません。庭の樹木に花が咲いていることに目をつけました。

Kasumisou1た登場のこの絵は友人のギリシャ土産ですが、とても気に入っています。その友人は絵を描く人で、まるでその人が描いたと思えるような雰囲気の絵です。晩秋から早春まで眠らされているのですが、また季節になりました。この絵と置き合せる花にしました。

Higotubaki
 03140007

ピンクの花はヒゴツバキです。ずっしりとした、花芯が重厚なツバキです。他のツバキより虫食いが多く、蕾の内から虫が入り、咲いた時には茶色に変色、かじられた跡もしばしばです。虫さんそのものもよく見ます。葉も虫食いが多く、残念です。この一輪は珍しく無事でした。直径7cmくらいです。ヒゴツバキではかなり小さい方です。
黄色の花はサンシュユ。わりと素っ気ない枝ぶりにポンポンポン、と遠目には豆電球がたくさん点いた感じに花が咲きます。別名ハルコガネバナ(春黄金花)。では、豆電球でなくてコインかな。ともかく、ヒゴツバキの花芯の色味の関連付けでカスミソウの中に挿し色しました。

 カスミソウは、ベタッとならないように、ふわっと。そして、やはり疎と密の花の部分を作ってメリハリを出しましょう。根元の花、今回はヒゴツバキですがそれがもっと輪が大きくインパクトあるものでしたら単独の小作品になります。今回は絵の印象を引き立てる役目です。水、光、ゆったりと流れる時間。
 ヒゴツバキ、サンシュユは和花、木の花ではありますが最近は特に花束に木の花と組ませることも多く、カスミソウが洋花にだけ合わせるものではないことは分かっています。でもあまり木(ボク)の太いものとは難しいです。草ものでしたら和花でもそう難しいことはないのですが。カスミソウの扱いを効果的にするためには実際にいろいろ試して体得することが肝心です。機会があったら、コップにでもトライして楽しんでください。


|

« カスミソウ | トップページ | アンズの花 »

生け花入門」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« カスミソウ | トップページ | アンズの花 »