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2008.01.03

新年の花、補足

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大きな新年の花ですが、何cmと書いていて不思議に思われるかもしれませんので生ける前に撮影していました。剣山は筒状のものを壷の中に入れてからその上に置き、十字に留め木をしています。何の枝でも構いませんが、これはナンテンの太い枝を使いました。剣山もずっしりと重みがあり針が太く長いものです。大きな枝を受け留めるに足るものが必要でした。留めてから水を入れて、生けます。つまり上げ底になっています。実際は壷の口から5、6cmくらいのところに剣山があります。

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玄関のドアを開けると裏側の姿が見えます。こういう花は四方花ですので、裏側に行くとひどい舞台裏ということなく、それなりの楽しさを見せましょう。マッスにした5本のミニハボタンが可愛いです。横姿もまあまあというところです。毎日、「よっ!」とか言いながらドア開けて郵便受けに向かっています。ダイオウショウは丈そのままで使用しました。マツは花鋏の刃につくマツヤニがなかなかとれません。いつも正月花でマツを生けて年越ししてから花鋏を刃研ぎに出していました。手についたものも落ちにくいので、マツを扱う時は軍手などあると助かります。

 注連飾り同様、新年の花も来客用ではなく年神様をお迎えするためのものです。もちろんすべての人を迎える花ではあるのですが。マツという常緑樹に永遠を重ねて願います。ダイオウショウは大きくてホウキっぽいのですが年神様、降りてきてくださってるでしょうね。ホウキっぽいダイオウショウ、これでもここに至るまで葉の省略では悩みました。取り過ぎると不自然、あまりそのままだとボッサボサ。結局は左側空間を生かすように、そろりそろりと1本ずつ抜いていったのでした。なおマツを立てる時には、木質硬い枝が直径2cm強あるのですっと剣山に留まるわけありません。わっさわっさと枝を振り回し回転させ、ねじ込むようにして立てる(剣山に留める)のです。気合いの入れようでは怪しい宗教儀式のように思われるので、誰にもその姿は見られたくありません。

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