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2007.09.24

壁面に一輪の花を

 今年も勝手口から出たところにシロバナホトトギスが咲いています。少ししか咲いてないのですが家の中に連れて来ました。ふと、壁面に一輪の花を生けて飾りたいと思いました。

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よくある掛け花器、陶製のものにすっと挿すと素朴でやさしいホトトギスはやはり和風の感じ。そこで洋風に装っては、ということで手作りの即席花器に生けて、白い壁面にセットしてみると、ちゃんと洋風な感じになっています。09220004092200050922000709220008藤色の不織布ですが、いただいた花束を包んであった資材がもったいなくて取り置きしていたものです。これを適当にふわふわっと丸めて見えない所でプッシュピンで留めます。開いてみせていますが、花茎は水切りして小さな水入れに入っています。よく洋ランなどが1本1本挿して売られているもので、これももったいないと取り置きしきりです。茎が蓋に開いている穴よりも大きいので切り込みを入れて挿しています。それをすっと壁面に留めた藤色の中に差し込みます。花は軽いものが適しています。あまりごちゃごちゃした場所はうるさくなるばかりですからワンポイントになるような効果的な場所に。試験管のようなもの、その他水が入るものならすべて大丈夫ですが、この水入れがとにかく小さくて軽く水はこぼれないので便利です。お客様がある日など突然でもパッと迎花ができます。楽しいですよ、機会があればいろいろ工夫してお試しください。

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2007.09.15

花の品格

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台風が接近の感じがあり、もう一度ミニのヒャクニチソウを一輪摘んできて水滴に挿しました。ワタの傍に植えたこの花は株も小さなままで、花が一つ咲いては枯れるころにまた一つというペース。でも可愛い赤です。ごく短い花茎でも細い茎では水を揚げきれませんので太い茎のところから切って水切りをします。

 元々が名花と言われている花、キク、ラン、ボタンなど沢山ありますがこれらはその素性だけで品格ある花になりますしそういう「ハレ」の時の花として重宝されます。でもそういう品格でさえも台無しにする花生けに出遭うこともあります。そういう花ばかりでなく、すべての花にある品位を汲み出してみましょう。わずかな角度、そういう表情の捉え方でハッとするポイントがあります。毒持つ花でもトゲある花でも身を守っているので、品位の無い花はないと思います。汲み取る、生かすことで現れることが多いものです。写真を撮る人の目は生けなくてもその瞬間を見つけています。うらやましいです。
 今年はテレビドラマや本で「品格」という言葉のものがヒットして話題になりました。その捉え方も自由であってよいのですが、情報は多く取り入れても自分なりの考えを最終的には取り入れてみたいものです。振り回されないで、心を研ぎ澄まして五感すべてで感じ取って。そうエラソーに言っている私もなかなか・・・。何十年続けても生け花入門。・・・でも、楽しくて、人生と一緒。

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2007.09.05

そーっと覗いて見てみると、ワタが・・・

Hukurogakeno「そーっと覗いて見てごらんー」とか歌いながら、何個か袋をかけたワタの様子を覗いてみました。何回も見てはいるけれど、毎回嬉しくなります。ポコポコと、ぷっくりとした白いワタがすっかり姿を現していました。この中に1個か、時々は2個、種が入っています。しっかりと真綿に守られた種です。
 以前テレビ番組でカボチャ栽培について観たことがあります。なかなか花を付けない時の最終手段として根元付近の茎にナイフで切り傷を入れるのだそうです。そうすると思い出したように速やかに花を付けるということ。実際、番組内でその様子もあり、びっくりしました。生命の危機を感じると自分が生き延びるというより子孫を残そうとする本能らしきものがそうさせると考えられているとか。生あるもの、動物だけでなく植物も同じなんだと思いました。神様はそう創られたのでしょうか。ともあれ自分の生命を継ぐものに精一杯のものを残したいというのは確かに本能でしょうねえ。

 ワタにかけた袋は少しずつですが増えています。先日、初めて少しだけ液肥を水まきの時に施しました。ひどい環境で試したようなことで悪かったけど、逞しく育ってくれているのは嬉しいことです。やはり足音と声かけが肥料に勝っているのかも。

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