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2007.01.02

若松立てて年迎え

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 12月29日、見ているとどうしても生けたくなって若松を3本買って帰りました。翌30日は仕事が休みで、実行。生けるというより、マツを立てることだけの迎花。3本を南部鉄製の花器に立てました。花器の奥行きは5cm弱、玄関傍にある枝を切って渡し木をして剣山を固定しています。紅白の画用紙を敷いて、置き合わせに干支のイノシシ。これは加賀一刀彫で、物産展で買いましたが、素材はマツです。すっきりし過ぎ、物足りないくらいですが、この3本を心こめて立てました。

 昨年、敬愛していた花の師が天に召されました。浪人している間に城の主がお隠れになり、戻るべき場所も無くなった感じで心身ともに呆然としながらも、目前の生活に紛らせていました。思い出しては涙なので、忙しさは救いであったかもしれません。三十年以上の恩義と思い出のために浪人であることは変わらないと思いますが、いよいよ少し見えてきていた自分自身の花の道を選び取り進む分かれ道にさしかかってきた感ありです。

 ともあれ、新年あけましておめでとうございます。清々しい年の初めに、お訪ねくださったすべての方に幸あれと祈念申し上げます。生け花に気軽に親しんでいただきたく始めたブログですが、記事は書いたすぐ、花とてパパッと生けたものばかりでした。今年は生け花らしい生け花も少しずつアップしたいものです。でも、どうぞお気楽な分、のん気にお訪ねください。若松は切って立てただけのようですが年神様に入魂の一作です。すべての生命を寿ぐ思いです。

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