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2006.08.20

残暑お見舞い申し上げます

 二ヶ月近い夏のギフト仕事を終え、実父の初盆法要も済んで、ようやくゆっくり。と、台風が通り過ぎて日中はまだ暑いのですが夏の終わりを感じました。

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 庭にわずかにススキがあります。白い班が入ったタカノハススキです。丈はまだ短いのに一本だけ穂が出ました。その傍にはやや終わりかけの白いキキョウがたくさん花を付けています。この二種を短めに切ってきて手付きのガラス器に生けてみました。剣山は小さな角型で、百円ショップで購入したものです。針目は粗いのですが重みはあるし、少なく軽い素材を留めるには充分です。応接セットのテーブルの上に置きましたので下置きになる花で、近寄れば上からの視線もあります。角砂糖のようなガラス製のキュービック、これも百円製品ですがこれを置いて剣山の針を隠すようにしました。広い水面の方には(本物の)ブロック氷を浮かべています。気が付いたら入れています。見た目のこともありますが、水の温みを防ぐ効果もあってのことです。
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 横姿はトランプを扇形に広げたように見えます。真上から見ると一直線です。写真のような平面で正面から見ると奥行きは判りませんが実際に見ると小さな作品でも奥行きがあります。

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 白、緑、透明感。夏の印象そのものながら、キキョウとススキは「小さな秋」です。夏の終わりの気だるさ、ものさびしさと言うよりは「この夏、お疲れ様」という自分自身へのねぎらいの気持ちです。すっと一瞬の涼風、あればいいな。お訪ねくださったお方へ、ささやかな一作をもって残暑お見舞い申し上げます。写真、拡大してご覧いただけましたら幸いです。

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