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2005.08.29

秋の予感に

体力の無さを嘆きつつもようやく終了したパートタイムジョブ。毎日励ましてくれた公園や線路沿いの花々は育ち過ぎ伸びきって、なおもきれいに花咲かせてくれています。処暑を過ぎ九月を目前にして、虫の鳴き声や雲の姿、風の中に確かに秋の忍び寄りを感じています。再び普通の生活の中でよく歩く日々になりました。

 好きな季節がやって来ている予感にときめきすら感じています。日中が半袖であっても秋色にして・・・と、我が身のように長年の活躍でくたびれ気味のものでも季節を感じようと手持ちの衣服の選択も楽しみです。言うならば秋色に恋心を抱き続けているのです。野菜も果物もそして花たちもずい分多くの種類が年間通して見るようになりました。助かるものもあるのですが、やはり季節を感じさせてくれるものは心も体も栄養になりそうな感じです。

 花鋏を置いて久しく、お仏壇のお花や出窓、書棚の小さなスペースに挿す花くらいしか生け花していません。二年前に花展に参加、それが卒業作品と思っています。少なくとも花展というものについては間違いないと思うのです。その気合で、言うならば稽古用のような花材で目一杯大きく生けました。母校百周年記念の卒業生のみの花展でしたので本名の(流派での名でなく)出品が自分だけの責任であって安心してできたことです。華麗な格式高い花、高価な花、珍しい花を見事な作品に仕上げられている中、ブラウスにスカートという感じの花でしたが入魂の作でした。

 生け花入門をお話するほどの者でもありませんが、生活に根着いた生け花の心を、花を中心にまたこれから書かせていただきます。文化教室はじめ多くは生け花教室が夏休みの八月ですので新学期というところです。自宅では関係なく通してやっていました。自分の玄関に花が無いのはさびしかったからです。今、その場はシーサーが阿吽の呼吸で鎮座しています。でも、指定席はどこにでも。同居の友だち、これからまた。

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2005.08.07

花の養生について

 猛暑続きで人も暑さに負けそうです。庭にある真夏の花は自分で水分を摂ることができず、陽が高くなる前か後かにたっぷりと水撒きしてくれるのを待っています。蚊に刺されること承知で少し頑張ってみましょう。庭の花には人の足音や声かけもビタミン剤です。切り花は傷みやすいのですが、できるだけ水替えして花入れの内部や花茎もヌメリを洗い流して新鮮な冷たい水を摂ってもらいましょう。また、涼しくてもエアコンの風が直接吹く場所には置かないことです。コンディションを一番整えているのは花屋さんのショーウィンドウです。涼しくて細かい霧状態の部屋です。家庭での保存は、新鮮な冷たい水の中で水切り(吸水面を広くするためにも斜めに水切りを)した花をさらに清潔な冷たい水に入れて、低温無風(5℃~15℃)のところに置き新聞紙で包んで霧吹きして湿度を保ちます。これで水揚げ、養生させるための良い状態になります。それが真夏には一般家庭では至難のことです。クーラーを切った部屋でこの状態が長くなると新聞紙に霧吹きをしっかりしていても中の花が蒸しかえり煮えきってしまうこともあります。失敗を繰り返し、ショックも受け止めながら、なおも時々トライしてみましょう。夏には友だちがいない部屋も少し淋しいし。そして、夏、真夏こそ一輪の花を友だちに。高らかに力いっぱい生命を歌い上げている花。負けそうー、でも負けられませんわー、と思います。なのに、私も養生して避暑地に行きたいなー、とも。

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