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2005.07.27

さらに中元商戦の中で

 家事、育児までしていて職場でガンガン働く主婦はなんと大変なことだろうと痛感しながら折り返し、最後の旧盆まで半月ばかり。プールのバッグを持った夏休みの子供たちのうらやましいこと。涼しいはずの職場で汗だくのギフト仕事しています。でも明るく良い人たちに囲まれていて妙な疲れが無く、それは幸せです。

 お仏壇の花入れはすぐにお湯状態になり、水替えして氷を入れても、帰宅した頃にはまた可哀想なばかりで、できるだけ花の養生と早い時期での花の差し替えをしています。夏場は本当に大変ですが花を入れた器と生けた花茎を清潔にして雑菌が繁殖しないように手入れしてあげましょう。切り口も水切りし直してすっと水が揚がるように。

 店で今日はハイビスカスの花鉢が素敵でした。多くの方が購入されていて、早番だったので張り切って行くと、すでに売り切れでした。きれいな赤でつぼみもたくさん、葉もしっかりしていました。残念でした。「いつかアロハ着てリゾート」を夢見て今は現実の中でワーキング。ハイビスカスを、いつか誰も見ていないといころで髪に挿してみたいというのも、ささやかな昔の乙女の気持ちです。頑張ろ。

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2005.07.18

中元商戦の中で

 調べたところによると、道教の習俗での上元(旧暦1月15日)中元(旧暦7月15日)下元(旧暦10月15日)の中元は道教では人間贖罪の日としての祭りが行われたということ。江戸時代以降、中元期に親戚や知人が往来し、盆の礼として贈り物をする習俗がが生まれ、さらにお世話になった人に贈り物をする習慣へと変化していったそうです。さて、その中元期の商戦の戦力として何十年ぶりかの季節労働に出て約一ヶ月経ちました。まだまだ旧盆までなのであと一ヶ月。のし書きと包装に毎日奮闘、世の中のこといろいろ勉強しながら励んでいます。ブロガーであることも忘れてないけど帰宅するとややヨロヨロ。

シフト制なので往来の時間は日々違いますが、朝昼は通る公園の花、ポーチュラカに元気づけられています。花が少ない夏場の花の中でポーチュラカは家々や公園、道路沿いの植え込みにさまざまな色味で透明感のある可愛い花をたくさん咲かせています。「行ってきまーす」「疲れたよー」とか心の中でポーチュラカにしゃべりながら通り過ぎます。ポーチュラカは、ニチニチソウの洋風といったイメージで好きです。

 梅雨明けして猛暑続き、夏のものが飛ぶように売れています。世の中、そこそこ廻っているんだーと思うのですが、半期の礼として生活の中に自然に入っていることなのでしょう。また今日も花に励まされ中元商戦の職場に向かいます。頑張ろ。

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2005.07.04

七夕の花を生けてみましょう(2)

 天の川を隔てて年に一度の愛しい人と会える七夕のロマンを花で表現してみましょう。花器はあまり重厚なものより色味や素材が軽やかでやさしい感じがするものが無難です。捉え方さまざまでも季節的な配慮もして(情熱的としても)暑苦しくない籠類やガラス製陶製のものを選んでください。花材はすっとした花、ユリとかグラジオラスでさわやかな色味のものを2本用意します。織女星と牽牛星になってもらう花です。同じ色でも大きさがやや違うものを選びましょう。その間に横たわる天の川イメージで洋風ならばカスミソウ、コギクでもあるいはヒメヒマワリでも構いません。あれば白と紫のキキョウを数本用意します。キキョウではよく生けましたが優雅にやさしく表現できると思います。一色でもいいのですが二色だとさらに深い印象になります。

 花器の端の方に剣山を置き、花器が可能であれば渡し木をして固定します。剣山の針が隠れる程度に水を入れておきます。ユリやグラジオラスの葉は下三分の一くらいまでは取っておきます。一本は織女星です。剣山右端に真っ直ぐ立てた後に右斜め後ろ方向に少し倒します。短くても添え木をしておきましょう。優雅な装束を身につけた織女星の機織姿をイメージしてください。こちらが10とすると7くらいの長さで牽牛星の花を切り、添え木をします。剣山左端に真っ直ぐ立てた後に左斜め前にググッと倒します。農耕に励む牽牛星の力強さをイメージしてください。大切なのは右と左に離れていても花首が呼び交わしをしていることです。そしてその間に斜めに流れる天の川をリズムをつけてゆったりと。白と紫のキキョウですと二列平行にしてカーブさせて流れるように生けます。あってもなくても構いませんが短冊、色糸の束など色合いも考えて置き合わせると七夕の花として効果的です。岸辺で手を振る二人など、その言葉や表情までも思い描きながらロマンの花、うまく生けられますように。

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2005.07.03

七夕の花を生けてみましょう(1)

 七月になりました。文月(ふづき、ふみつき)です。語呂合わせで23日、夏休みにもなった七月のその日を文の日と定めて「かもめーる」ハガキも毎年発売されています。暑中見舞いを日頃気になっている方へお便りすることもいいですね。メールも電話もそれぞれに良いものですが「あっ、あの人の字だ」という懐かしさはひとしおです。

 笹の葉さーらさら、と歌った笹竹は今も家庭や地域などで作られ飾られています。豪勢になってお飾りもギンギンと派手なものが増えてきました。時代に合ったものになって行っているようです。学業やお稽古事の上達を願う言葉がほとんどだった昔と違って、公の場で見る七夕飾りの短冊には「パソコンが欲しい」「入試突破お願い」など、夏場のサンタさんか神社の神様への祈りが多いのは時代の要求、現代っ子の明るくちゃっかりしたところでしょう。

機織が得意でその仕事ばかりに明け暮れていた織女星を哀れに思った天帝が、天の川西岸に住み田畑を耕して働いてばかりの牽牛星に嫁がせたところ、それぞれの仕事が手薄になりました。天帝は二人を引き離し、年に一度、天の川を境として会うことを許しました。年に一度の愛しい人との逢瀬のために、また日々精進する男女です。切ないロマンの話は脈々と伝えられ続けています。七夕の花は、そういったロマンを自分なりに受け止めて季節的にも涼やかに生けたいものです。次回は一つのヒントになるような七夕の花生け、その実際についてお話します。自分のイメージで置き合わせる小道具(なくてもいいのですが)など考えておきましょう。

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