2008.11.16

マイルを溜める、夢を溜める

 JALのマイレージクラブの広告が期限付きでこのページに載っています。ぜひご覧ください。マイレージクラブに私が入っているのはもちろん、JALカードで年間通して利用、航空機搭乗以外でもマイルを着々と溜めています。

 マイレージクラブに入ったのは全くの最初からで、今から11年前です。4年積み立ててイギリス旅行した時に「こういうシステムができましたので」という紹介があり、その機内で即入会しました。その後、別な航空会社の同じシステムにも入会しました。その頃は組織の役員をしていて年に数回上京することが決まっていたのでマイルは魅力的だったのです。でも朝一番早い便で行けるJAL便が気に入ってJALカードに変更、ショッピングなどでもマイルを溜めることを始めました。この11年で往復航空券をマイルでゲットしたことは5回です。家族にプレゼントしたことがほとんどですが1回だけ私が自分自身の旅行に使いました。大阪の友人宅に宿泊してUSJに行った時にです。

 住んでいる町を歩いていても空に飛行機を見ると旅心に駆られます。そして「マイル溜めよう!」と心の底から思うのです。私にとって機上の人となって旅してゆくことが何よりのストレス解消、夢への入り口です。日常から解放されて心も雲の上を行く快感。たぶん、コーヒーをいただいて新聞を読んでいる私は生活感の無い旅人。「あー、旅に出たい!」その思いこそがマイラーとして燃える原点です。

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2008.11.12

霜月のワタ

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ワタを忘れていたわけではありません。なかなか実のはじけるのが遅く、心配です。11月、霜月だなあと思います。実際に霜が降りるわけではない土地ですが体感温度的には降霜の感ありの朝となってきました。洗濯物を干し、取り込みする間にじっと見ていますが下から半分くらいまでです。袋かけしているので分かりやすいです。同じ南向きの地面ですが右側に植えた分は背丈が左側の半分くらいで実付きも今ひとつです。陽が昇ると右側は大きなキンモクセイの木の陰に入ってしまうことが後になって判明しました。来年は左側の地面に広く植えようと思います。

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金融機関のATMで用をして、通帳を入れて持ち帰った封筒で袋かけしています。結構丈夫でよかったです。毎年ですが、そうっとのぞくと、ふんわりとしたワタが笑っています。すべてに袋かけする日が待ち遠しいです。
 もう4回、5回目かな。まったくわずかにしか学習せずワタと付き合っています。でも一度諦めていたのにまた始めて、やはり思いはあります。これまでの収穫のワタ紡ぎを近々またトライすることも含めて、がんばりましょう。来年はウシ年。私は全般的にそうだけど、ワタもまた牛歩。

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2008.11.04

ツワブキ

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小春日和のこの頃、これを逃すともうしたくないといった家のことをあれこれと。そんな時、往復していた庭の隅にツワブキが咲いていました。人のお宅の玄関先や垣間見える庭にツワブキを時々見ていましたが、ささやかにも我が家にも咲きました。背丈も低く、花も沢山ではないのですが愛らしく「ちょっとだけ・・・」と言いながら少し摘んで家に入りました。陶製の四角形をした花器です。小さな剣山を入れていますが、葉を挿して立てて、花はその間にすっと挿しています。ハスの葉のように丸くて切り込みが入ったようになっていますのでそこに花茎を入れて立てる感じです。かなりずっしりした感じの花器で土のイメージがいっぱいです。すのこを敷いて、床置きにしました。路傍の花に出会った感じがします。やはり陽がいっぱいの所が似合います。
葉だけの時は「筋の通ったふーき」という感じで、本当にツワブキはフキなんだと思います。花が咲くと、やはりキク科なんだーと思い直したりします。我が家のツワブキはキンモンツワブキと言って葉に班(ドットのような)が入った種類です。花数は少ないけど明るくて可愛い花の顔ばかりです。

 もうずい分前になりましたが、ちょうど今頃に友人たちとドライブ旅行して山の中の史跡とか巡りました。海外旅行くらい写真を撮ってキャッキャッ言いながら楽しみました。その時に紅葉とともに印象的だったのがツワブキです。日中に山ほどある灯りのようでした。その小春日和の中、「私はツワブキの花、好きなんだ。」と笑顔で言った友人の言葉が忘れられず毎年ツワブキを見ては彼女を思い出しています。

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2008.10.28

ウインターコスモス

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クリスマスのリース作りに夢中になり、急に冷え込んでコタツを出し、そうだ大掃除だと慌ててみて、また明日からねと思い直しました。庭には植えっ放しでも逞しく増え育つウインターコスモスが盛りです。コスモスに似ていますがコスモスの仲間ではありません。でもかなりキュートです。地植えにしたリンドウもなんとか根付いてくれています。ウインターコスモスをちょっとだけ生けてみました。リンドウはそんなに沢山あるわけでもないので色味のコントラストでほんの少しだけ摘みました。
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ガラス製の花瓶は個性的なフォルムです。個性的な花を生けるのもいいのですが、かえって自然な数輪の方が引き立つ感じがします。ウインターコスモスの黄色に対してリンドウの紫色は反対色です。根元にほんのわずかだけで十分な働きをします。花器の下にはリンドウの色合いに似たスカーフを敷いています。

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花のお顔をアップにするとなんとも愛らしいです。なんかニコニコしている感じがします。冷え込んできても心温かに過ごさなくてはと、また思うところです。あっ、衣替え。でも、もう一休さん。慌てない、慌てない。ボチボチ行きましょ、冬支度。

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2008.10.21

リンドウ

 秋日和が続き、思い切って障子の張替えをしてしまい、もう大掃除ついでにと片付けなども。少し先で泊まり客もあり、築40年の古い家であっても清潔にだけはと張り切って疲れています。昔の体力ではないのに気持ちだけあるのでいけないようです。休憩しては、通院の時に目にする「・・歳・・ヶ月」という自分の人間としての年月を自分でしかと受けとめるようにしています。結局、少しずつしかせず、進んだ分を自画自賛することで遅々としてでも進めていくことにしました。

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 スーパーの表にリンドウの花苗が置いてありました。安かったので庭に植えようと二株購入。持って帰ったのですが、ちょっと遊んでから植えることになりました。

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紫と藤色の二色の混合で丈は短いのですが濃淡が気に入りました。格安だったのはその次です。花束、花籠をいただいた時のラッピング資材はすべて捨てずに取っていますが、ローズ色の柔らかな和紙を持ってきてキャンディ風に包みました。元々がそういう包み方のようでアイロンかけていますがシワ跡があり、その通りにして誇張しました。ねじっただけでセロテープとかで留めてはいません。写真撮っている時にもジワーッとゆるんできました。完全にほどけず、やや緩んだ状態です。それくらいがいいかなと思いました。上から見ると修学旅行の乗り物の中のように賑やかにおしゃべり、といった感じです。
 根は薬草として利用されるリンドウ。竜肝。竜の肝とはすごいですね。健胃薬として効きそうです。花を見ていると秋の空が頭に浮かびます。雑巾を置いて、心は秋の野へと行ってしまいます。

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2008.10.12

役立つ本のご紹介

Jyumokuhon1役に立つ本を1冊ご紹介したいと思います。タイトルは「葉で見わける樹木」小学館発行、林 将之著です。実物の葉を家庭用のスキャナーで取り込んだ、きれいでとても分かりやすい図鑑です。私は植物全体としてはわりと分かっているのですが樹木となると一般的なもの(マツ、ウメ、サクラなど)くらいで、生け花で使ったことがある枝ものは分かっても花が咲く樹木でないと普通には自信が無い、分からないのです。サクラみたいに木肌で分かるものは少なく、「ブ、ブナ!?」といった感じです。そんな私ですから葉で見わけられるということができたら素晴らしいと思い購入しました。購入したのは初版ですが約4年前です。

Jyumokuhon2クスノキのページです。葉をちぎると樟脳の匂いがして「あっ、クスノキ」と分かっていましたが葉が単品で出るとさて、です。葉裏はやや白っぽい、葉の長さ6~10cm。葉の縁はよく波打っている、フムフム・・・と、驚いたことに葉脈の分かれ目のところに「ダニ部屋」があり開くとよくダニがいるとの記載。防虫効果はどうなっているのでしょう。

Jyumokuhon3同じページ、クスノキの下にはゲッケイジュの葉があります。クスノキ科まで一緒でゲッケイジュ属です。よく似ていますがこれは煮物などに使うので細長く、分かります。写真は実物大なので100%と表示されています。すべて掲載された葉は%で縮小などの度合いが分かるようになっています。

Jyumokuhon4ついでに最近摘んで生けたキンモクセイを。葉はパリパリしたかたい質感で、表面の葉脈がくぼんででこぼこしているので見分けやすい、フムフム・・・庭にあるから見覚えているだけで単品の葉だけでは分からないでしょう、私は。

Jyumokuhon5Jyumokuhon6植物の検索表ですが、この他に植物の知識としてまとめもあります、カラーでこれもよく分かります。そしてイチョウで最後ですが続いて「スキャンの方法」まで載っています。いつかスキャンを得て試すことがあるかもしれません。著者はデジタル標本と言っていますが、細部まで鮮明に見られることには驚きました。普通のお花の先生は知っている確実な枝ものしか堂々と言わなかったし、わが子が小さい頃にこの本を手にしていたらもっと得意になっていたと思います。それは残念ですがちょくちょく役に立って感激しています。小学館のフィールドガイドシリーズでB6くらいの大きさです。これはお薦めです。

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2008.10.07

キンモクセイ

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 私は何かにつけて庭師さんが短く刈り込んだことを残念に言っているのですが、今日はラッキーと思ったのでした。毎年十月の悩みにもなっていたキンモクセイが香りわずかなのです。大きな木でもあり毎年憂鬱でした。洗濯物干すのに必ず通るので、甘く強い香りがドーンと来ると頭痛さえ起こしていました。「あ、キンモクセイ」といった今年は、キンモクセイさんにも私は意地悪なオバサンに映らなかったと思います。背伸びして枝を手折ってきました。
 よくある花の形態ですがオレンジ色がかった黄色の小さい花がびっしり付いています。陶製の小さな掛け花器にすっと挿しています。細い枝ですから水がよく揚がってくれるように割りを入れています。ようやくキンモクセイさんと友だちになれました。ワスレナグサの花と似た、木に咲く花です。悲喜さまざまな思い出の中で、十月、必ず咲いていた記憶があります。ここまでのんびり時間が過ぎる、といった感じがあります。この月を過ぎると年末まで一気に加速してしまいパニック気味となる主婦です。

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2008.09.28

ミズヒキソウ

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庭にミズヒキソウがあり、強くてどんどん増えました。紅白でチラチラしたゴマ粒のような花がびっしりと付いて可愛いです。葉は可哀相なくらい虫に食べられています。もう終わりに近いのでドーッと咲いているので勢いあるミズヒキソウを生けましょと思って摘みました。土の匂いがする器に無造作に入れようと陶器の花入れを出しましたが生けてから気持ちが変わりました。洋風モダンにしようと思い直し、何かないかと探して、似た色味のネットを発見。軽く下目に巻き付けました。何回撮っても拙い写真、よくわからない状態で残念です。

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水切りしてポンポンと挿していった花です。ミズヒキソウはシュッシュッと花が付いた枝が真っ直ぐに伸びたものが圧倒的に印象が強いのですが、庭に露地植えしていて手もかけていないと思いがけない自由さに溢れてきて個性的なものも出現します。運動会か遠足みたいに「みんなで、ヤーッ!」というくらいの勢いを出そうと思いました。植えっ放しの庭でこうだから野山の自然の中にあるミズヒキソウはもっと力強いかもしれません。本当はもっとごっそりを大きく生けたかったのですが、趣にはならないほどの葉の傷みもあり、また収拾がつかない奔放さをまとめて作品にする自信がありませんでした。でも凝縮して小さくまとめる方が本当は難しいと思っています。だから、楽しんだということで満足です。私、運動神経無くて運動会は好きではなかったけど、なぜか友だちとキャッキャッ言って食べて飲んで笑ってばかりしてて楽しかったなあと思い出し笑い。ミズヒキソウはお茶花という風に捉えていた頭は固かったようです。ミズヒキソウが賑やかに部屋にやって来て、友だちになりました。

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2008.09.22

タマスダレ

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ゼフィランサスの仲間は初夏から秋口まで暑さにも負けずよく花を咲かせます。我が家にも白、黄色、ピンクと少しずつ咲いています。その中で白は品種名はタマスダレ。この白は私が幼い時から庭に咲いているのを見ていたので馴染みがあります。塀沿いに咲いていたり家の壁沿いに咲いていたり。ヒガンバナ科なので放っておいてもヒガンバナのように毎年ちゃんと出て咲いてくれます。切り花にはあまり向かないとは思ったのですが短い間でもいいか、と少し摘んできました。

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ミルクピッチャーとそのトレイ、白い磁器が花器です。どうにも季節感が出ないと思い、初夏でもなく真夏でもなく、秋の入り口あたりのタマスダレにしたくて、結局は芸の無いことですがアースカラーの和紙に周囲を頼んだだけです。花と葉はわずかですが、花器の縁に肘付いて、その上にもたれかかったのも肘付いて、ややアンニュイな雰囲気を出そうとしました。九月と言っても南北に細長い日本では気候に大きな差があります。私は南国に住んでいるので、すがりつく夏を振り切って秋の扉を開けて一歩踏み込んだ、夏がまだ足を掴んでいる煩わしさも構わずどんどん進もうとしているところです。いかにお調子乗りの私でも、さすがに「南京タマスダレー」と、花を流線型には並べませんでした。(あっ、いつかやってみよっかな。)もの思う九月とも、もう直ぐバイバイ。

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2008.09.07

ワタ、その後

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あれこれと目先の生活に追われバタバタしていて気付くと9月! ワタは良い場所を得たのになかなか遅咲きです。以前は花期は終わっていたのに。左側の方が土がよいのか背丈はあります。がんばれー!

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毎日水まきした後にするのは葉の整理です。どの植物でも同じですが傷んだ葉を取り除きます。そしていつも保護色ですましてたくさんいるのが名前を知らないのですが小さなバッタです。このバッタが食べた後は穴開き葉になります。元気な葉だったら取りません、そのままにしています。

Kumonoha_2問題なのはこの状態の葉です。縁が巻いています。この中にはたぶん小さなクモが巣食っています。幼い頃、そういう葉を開けて遊んでいました。よく怖くもなかったものいです。一番苦手な相手です。可愛いワタのためならば、と勇気を振り絞って軍手でこの葉を取り除きます。摘んだ葉はいかにもいまいましいものを放るように庭の隅にポーンと投げ捨てます。後はどうなろうが知りません。

 まだ残暑の日中ですが、早く花が咲き切って実にならないかと楽しみにしています。さすがにスカーレット・オハラの妄想は潰(つい)えましたが、白い夢、憧れがはじける日々、袋かけする日が待ち遠しいです。あっ、ワタ紡ぐこともそのままでした。どうしましょう。

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2008.08.26

ミニバラにアスパラガス

 そんなこんなで草取りに精出してくたびれている最近ですが、ささやかにミニバラが咲いていました。近くにはこれまたささやかにアスパラガスの葉がふわふわと揺れています。家族が植えているものですが少し摘みました。どちらも品種名は不明です。春に見ると春らしいこれらも秋口に見ると秋らしく見える気がします。

 Minibaratoasupara2
Minibaratoasupara1
花器は花生け用に買っていた調味料(ソース)入れです。高さが10cm。ミニバラは全部切り口が底に届いています。水に浸かるところの葉は取りますが入れ合わせてぶつかる葉があれば整理しておきましょう。
 やさしいピンク色のミニバラは静かな佇まい(たたずまい)で微笑んでいるようにも見えます。アスパラガスは元々ふわふわとしている葉ですが風を感じて揺れている感じに、わずかでも静でなく動のスタンスで添えました。なんとか秋の気配が少しでも出ないかと周囲をアースカラーにしました。アクセサリーとか置物の置き合せでなく、ここにすーっとトンボがやって来ないかなーと思いながら写真を撮りました。工夫すればもっと良い演出もできたかもしれません。秋らしい花でなくて秋を生けるということにもっと研究の余地がありそうです。自分らしいインスタント生け花を気軽に楽しんでみてください。

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2008.08.19

夏の終わりに

元気にしていましたが、今回の夏仕事は人手がアクシデント等で少なく極めてハードなシフトでした。若くもなく、さすがに今後のことを考えたものです。とにかくブログがまる一ヶ月そのままでした。一昨日、二ヶ月に渡るお中元商戦もようやく終了。昨日はクーラーきいた部屋でへたばって眠ってばかりでした。あとはオリンピックに夢中なくらい。

 このところ、すごい雨降りが過ぎてから陽が射したりする異常気象です。まだ残暑はあるのですが確実に秋は忍び寄って来ています。と言うより、夏は終わろうとしています。夏の終わりは祭りの終わりのように悦楽の残骸の淋しさがあります。あちこちでセミさんの亡き骸を見ると悲しくなります。心がズキンとします。長い道にそれがたくさんだと心はズキンズキンです。

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庭のタカノハススキは縞が涼しげで毎年何か小さな花でも生けるのですが今年はとうとうそれも無かった夏でした。私の背丈より高く、穂が風になびくとすっかり秋の予感です。

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こんな夏の終わりになっている時に思い切って購入した水まき用のホース、これは気に入っています。コイル状で収納も簡単、軽くて伸ばせば12mにもなりますが移動も簡単。水まきが楽しくなりました。センチになっている暇はありません。まだまだ襲い来る蚊をやっつけながらルンルンの水まきしています。(ゲッ!草が伸びてる。今度は草とりしなくては。)
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今年のワタは花付きがあまりよくないように思います。狭い場所に多く植えてしまい喧嘩して全体的に成長が遅れているのではないかと、素人判断ですが反省しています。でも夏を引きずっていくのも悪くないかも。清らかなワタの花は思わず息を止めて見入ってしまいます。

 秋が好きなのに夏を引きずっていたいのは、勢いある時代が過ぎた人であるからかも。過去は黄金、未来は白銀、でも全部大切という欲張りな人。ただ、戻れないからこそ愛すべき(美しく思える)夏の時代。まだ使えるからと重くてベタベタ汚れの長ホースに見切りをつけて新しいホースを見つけて購入。そうだ、また新しいことは始まる。大切なものを選び取って、整理して、まだまだ拓いていこう。にわかに元気になって水まきしていると、あの大合唱だったのがグループくらいの大きさとなっているセミの鳴き声が聞こえました。

 

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2008.07.19

サルビアの花

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夏休みになり、子どもたちも楽しく団体で闊歩、懐かしくうらやましい光景があちこちに。気がつけばブログの更新なんてできてなかったギフト仕事の夏です。梅雨明けからの勢いある猛暑続き。店で「あっ・・・」と思いながらも横目で見た花束の売り場も見なかったことにして過ごしていました。庭にこれといった花も咲かず、でも思いついたからには小さな一輪でも、と摘んで入ったのがサルビアの花です。
 サルビアの花は幼い頃から馴染みがありますが、炎天下に強烈な朱色の軍団の印象が大きくて暑苦しいイメージが私の中にはありました。我が家にはささやかに二株だけがあり、しかも小さめの花がわずかに咲いているという具合です。「これだ」と思ったのでした。これまでの暑苦しいイメージを拭い去ることにしようと。ほんのちょこっとだけをプリンの空き瓶に挿しました。涼しげなハンカチを無造作に敷いてそこに置いて記念撮影。決して雑誌やカードにあるような素敵な一輪ではないとわかっています。でもその一輪をじっと見ていると、花弁が二重になっているところの中の方を摘み取って、その蜜を吸っていた私が見えるようです。甘い蜜。青い空。セミの鳴き声。素朴な、平凡な一輪は遠い夏休みの思い出を甦らせてくれました。

 お見せできるような花生けではありませんが、それでも心をこめて、お訪ねくださったお方にこの花をもって暑中お見舞い申し上げます。

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2008.07.04

ヒオウギスイセンを1本生けて

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アジサイも終わりそうな頃に庭に姿を見せるのがヒオウギスイセンです。鮮やかなオレンジ色の花です。昔、お稽古していた時はヒオウギスイセンは「緋扇」と書くと思っていました。朱色が日本的には赤、という頭だったのです。そしてスイセンの仲間だとも思っていました。この花材については先生が特に説明されなかったから勝手にそう思い込んでいました。この家に住んで、庭に咲くので最近になってネットで調べたことがあって、「檜扇」ということを知りました。雅やかで高貴な方々が持たれたものだということも。驚いたことはスイセンのような球根であるというだけで、アヤメ科の植物でした。そう言われると葉はアヤメと似ています。花自体はランの仲間と言っても納得するような感じですが。

 梅雨の中休みの今日、1本のヒオウギスイセンを生けました。梅雨の間に庭に伸びた雑草の間からポツポツと出現しますが、カンカン照りの下にあると少し暑苦しさが倍増する色に思えます。私だけかもしれません。ところが、1本を手に取ると、実にスマートです。葉は1本に多く付いていますが整理して、シャープな細い線がシュッと伸びている、その先に夏の象徴のようなオレンジ色の花房があるというヒオウギスイセンの美しさを生かそうと思いました。形は四角ですがガラスのコップに立てかけて細く長い線を強調しました。シュッとしている細い線の植物が水を揚げてピンとしているのは湿度が高くうっとうしい日にもすっとした気分にしてくれます。花の色の強さもあり、何本も生けるよりも1本であることの方がよいのではないかと思います。私もお中元ギフト仕事の中休みの今日でした。このシュッとした勢いで、また明日からやっていきましょう。

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2008.06.23

雨の中、ワタは育つ

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梅雨前線だけとは思えない降り方の日々が続いて、ようやく梅雨の間の晴れ間となった今日、家の中にぞろっと下げていた洗濯物を外干しできました。数日の雨で丈ある草花は倒れています。ワタは・・・とそうっと見てみると、嬉しかったですね、元気に育っていました。100円ショップ購入の木製の小さな区割り近辺にはドクダミやその他の草も育っています。あんなに強い雨にも負けず、ケロッとしています。

 私は夏ギフトの仕事に出て一週間、ややヨロヨロしています。来月になってからが本格的なのに今時分こうではと溜め息ものでした。メタボ健診もなんとか通過したからには年齢的なものが年々そう思わせているのです。寄る年波に打ち勝ってなどと言っているのは実際にそうなっていない頃のことで、直面すると「・・・・・・」です。気持ちばかりが勝っているのでまた困ったものです。でも、やはりワタには元気づけられました。さらに、やはり目先のことと疲労でワタを紡ぐことなどとうに忘れてしまっていたことを思い出しました。そうそう、梅雨明けには取り出してきて、「あーもう!」とか言いながらでもチャレンジしましょう。次のが追いついて来る勢いです。嬉しい焦りです。

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2008.06.20

ありがとうの花

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幼なじみから最近たくさんプレゼントいただきましたが、その一つに花器があります。ステンドグラスの箱に固定できる試験管が二本入っているので二ヶ所、生け口のある花器です。重みもあり置くことができますが吊り下げ用のチェーンが付いているので掛け花にもできます。せっかくなので掛け花をと思いました。いよいよ我が家の庭にニューフェイスの花も無く、ふと目についた小さな花束を購入してきました。水切りをして一晩置いてから「さて・・・」です。ピンクの同じような大きさのガーベラ3本とカスミソウが1本。普通に花瓶に挿すには手ごろな量ですが、花器を先に決めたけど「しまった・・・」。花も花屋さんのショーウィンドウからバッチリのものを選んだわけではありません。せっかくなので二ヶ所の生け口を使おうと思い、なんとか左と右のガーベラの高さや角度や表情を違うようにして、右側の背を高くした方にカスミソウのベールをかけました。右側には2輪ありますが奥行きに使った1輪は写真ではほとんどわかりません。写真は平面なので素人写真ではなおさらですが奥行きが分かりづらく苦労します。ステンドグラスの正面には青いバラが大きく描かれていますが今回はそれをガーベラでダブらせてちょっと隠しています。もう少し淡くインパクトが強くない(喧嘩しない)花の時はジョイントの試みをしてみようと思います。
 誕生日プレゼントにいただいた花器に花を生けたのは初めてです。そんな年もあっていいかな。自分はもちろんだけど、自分の生まれた日を覚えていてくれる人がいる幸せ。結婚式の時のヒロイン的な言葉を書いてくれたカードまであって、恥ずかしいけどそれもいいかなとも思ったことです。
 出来はともかく心こめて生けた花、タイトルは「ありがとうの花」。穏やかな心で、今日誕生日を迎えることができました。

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2008.06.12

八重クチナシ

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降り続く雨の中、ふと見ると玄関先の八重クチナシが二、三輪咲いていました。さらに見ると強い雨のためにきれいに洗われています。いつもごく小さな虫たちがびっしりといるので知らんふりが多いのですが一輪摘んできました。ジュースの空き瓶に挿してみましたが短い枝なので思うようにいきません。刈り込んでもらったクチナシは花芽も少なく、咲くのも遅く、枝も短いためにこれが精一杯です。クチナシは一重もありますがこの花のように八重(多重)の花弁のものもあります。八重クチナシは華麗といえばそうですが先に書いた虫さんたちがあまりに多く、また甘い香りがとても強いのでどちらかと言えば苦手です。あまり好かれてないと判ってでもないのですが頭が重いしすごい雨に打たれていたこともあり、うつむいています。「物憂いクチナシ」と勝手に名付けて、雨イメージでいらぬ演出までしました。スカーフで水溜り、壁にはキラキラのラメネットを被せて雨ムードに。

 私はクチナシの花は苦手でも花後の実は待っています。花後に実る実はオレンジ色した筒状で上が絞られた感じの形をしています。よく芋や栗のきんとんを作る時に鮮やかな色出しの媒体になりますしその他の染色にも用いられます。私はクリスマスリースの素材の一つで使います。クチナシの実は熟してもはじけないことからクチナシ(口が裂けない)と名づいたという説が有力なようです。はじけない実(裂けない実)は少なくはないのではないかと思うのですが、口封じされるような可哀想な印象が名にあります。何か秘密を知っているのでは、とまた邪推しそうです。「物憂いクチナシさん、仲よくしようね。よく来たね。」私は調子よくもてなし、すねてしまわないように部屋に飾っています。

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2008.06.06

今年もビヨウヤナギを生けて

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ビヨウヤナギが今年も咲きましたが、この小さな木でさえも庭師さんに切り詰められて枝らしいものがほとんどありません。大きく水盤に生けたいとそうなったら思う、皮肉なことです。アマノジャクかな。すごく咲き誇っていたらまた違うこと言うのかも。とにかく、なんとかのびやかな一枝を手折ってきました。籠目の掛け花器にただ一枝を生けてみました。わずかに枝は撓めています。その枝から出ている細い枝先に黄色の花が咲き、揺れています。葉がヤナギに似て細いことからヤナギと付いているとも言われますがオトギリソウ科です。葉を整理して線の美しさを生き生きと見せましょう。
 花器は古い籠製品で、いかにも茶花っぽく、茶室に在る感じがします。和室と言うか和の場にある方が似合うように思われますが、今回は廊下の白い壁にプッシュピンで掛けてみました。花や葉の明るい色味や流れるような線が浮き立ってモダンな感じになります。ビヨウヤナギは前回の記事の通りシベがつけまつげ状にパサッと抜け落ちるのも可愛い花です。黄色の花も数多くありますがビヨウヤナギの黄色の花は葉の黄緑色も加わって美しく、いかにも初夏の彩りです。

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2008.06.02

アジサイ

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昨年の記事「紫陽花幻想」の公園にはまたアジサイが沢山咲きました。前回はすべて咲ききった時に訪れましたが今年は少し早く、色味はもう少しというところです。でもちょうど雨降りになりました。やはり雨に咲く花、アジサイを見て撮りたいと思うのです。この先こういう機会があるとは限らず、デジカメ持って出かけました。

 町内の公園に、その球状の花々は細くシトシト降る雨の中、実に生き生きとして冴え渡った色を見せていました。普通のタイプの花、ドーナツ状に縁に小花を付けた感じになっているガクアジサイの花、そして葉たちもしっかり洗われて、とてもきれいです。私は梅雨時生まれなので「ふりっぱなしなの、ふられっぱなしなの?」と若い頃時々からかうように言われていました。・・・どちらでもなかったです。とにかく、湿気さえひどくなければ雨降りは好きです。雨降りの中でしか見られない光景も発見できます。アジサイさんたちも、もちろんその一つです。

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2008.05.30

ガーベラの一輪挿し

Gaberaitirinお客様が見えるからアジサイでもいいから一輪、とにかく花を生けていてよと家族に言われて庭に出ました。花の終わりっぽいものが多く、アジサイはこれから色づくほぼ白色。それとアジサイは飾る場所からばっちり見えるので、家の中と外よりも何か違うものをと思いました。なんとかまだきれいに咲いているガーベラ一輪を発見、即、採用です。家族のギリシャ土産のレプリカのプレートとともにいつも飾っていて一度も花瓶として使用したことがない口の細い壷に挿しました。葉を二枚添えていますが、花と同様、葉も動きのある大小二枚です。この間はこの一重花弁のガーベラで遊んでみましたが今日は花生けをしました。古いプリント合板の壁面が気の毒だけど、どこかに移して写真撮ることはしませんでした。

HidarinowataMiginowataワタは、頑張って育っています。左側の方は小さいナメクジに出た柔らかい葉をかじられる被害が相次ぎ、右側より大幅に少ない総勢です。ナメクジを発見したら、そこらのドクダミの葉でつまんで遠くにポーンと投げています。
 それにしてもため息なのは収穫した綿花を紡ぐのがうまくできないことです。手紙に書いてあることは理解できますが、「・・・そういう風に、な・ら・な・い!」のです。まあ、時々、めげずにチャレンジします。

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2008.05.25

今年もドクダミを

Dokudami1今年もドクダミが家の周囲のあちこちに広がって花咲かせています。脚付きの小さな鉢に今年も生けてみました。家の日陰になっている西側の花は日当たりよい場所の花と比べると小さく細いものが多いです。今年はそちらから摘んできました。花が小さいので葉を多めにしました。葉の動きをあちこちにして勢いよく場に咲き誇るドクダミさんにしました。根茎で伸びてゆく植物はたくましく元気です。顔では楚々としながらも地面下ではあんなに頑張っているんだーと感心します。

Tegami1Tegami2ワタの友人からは、すぐに返事が来ました。私が作った器具で大丈夫そうです。ただ、ちょっとコツが要るようです。あの円盤みたいな、コマと書いてありますがコマの遠心力で綿花をすーっと伸ばしては撚るとか。「一時に綿花がドッと流れて出て行かないように、可哀想だけど初めに叩いてならしておくとよいです。」と。一応、ゴム槌を出しました。その内、それをやってみましょう。綿花を取り出さずに、クリスマスリースのデコレーションパーツ用にしておけばよかったと少し後悔し始めています。なんか、面倒で。でもチャレンジ心も反面にあるので、私は、こうなったらやってゆくでしょう、きっと。

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2008.05.20

一歩進んだワタは

Susundawata1Susundawata2昨日一日雨降りでした。今朝になって見てみると、なんと二日で左側も右側もワタがどんどん育っていっているではありませんか。わが子が初めて一人で立って一歩歩んだような感激でした。ド素人、しかも研究することなく毎回何となくの感覚でやってきたけど、今年は少しは調べて学習しました。ド素人でも一歩進みました。


Watanokigu1Watanokigu2
そして、何となくこういうものだと作ってはみた器具。割り箸を木工用ボンドで貼り合わせて、端からブロンズ色のフックをねじ込みました。台になる円形は紙や木も考えましたが、既製品で代用しました。これは鉢置きです。緑色のフエルトが貼ってあります。家の中を探していて、未使用で大きさが丁度でしたので決定しました。台に割り箸の芯を通すための穴は蚊取り線香で少しずつ空けました。割り箸芯を通して引っ張り、万能ボンドで固定。似たものはできました。ところが、です。手紙の文章からは「3、4個分の綿花を左手に持ち、右手で持ち手を回しながら巻き取る」とあります。ええっ、いつ撚りをかけるのでしょう。少しずつ撚りをかけながら芯捧に巻き取っていくのでしょうか。2枚目の写真はそのイメージになりますが、ならばフック無しで撚りながら丸めていく方が簡単かも。ここで立ち止まってしまいました。私は友人に手紙を書いてもっと詳しく教えてもらうことにしました。こちらの方は、しばし休止となりました。

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2008.05.18

今年のワタは

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数日前に種蒔きしたワタは好天に恵まれ、少しずつ育ってきています。一番早いのは小さな双葉です。欲出して、あるだけ蒔いたので楽しみです。昨年は瓦礫跡に種蒔きして本当に気の毒でした。なんとか今年は日当たりよく土もそこそこの場所を得ました。洗濯物干し場の下です。両側に分けています。毎日、洗濯物干す前に水やりをしています。調べて、「夜でも気温が12度を下らない日が数日続いて種蒔きする。種は寝かせて薄く土をかける。日中、18度以上であれば発芽する。」ということを頭に入れました。場所の左側の方は実際に被害に遭ったのでネコ避けにネットを被せていましたが、発芽状態が右側に比べると数段劣るので思い切って取っ払いました。なるように、なるでしょう。
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そして、数年前の友人の手紙を発見しました。簡単そうに書いてくれていますが、先ず糸巻きの似た感じのものを作ってみることにしました。写真の、フックが付いた器具です。私が見れば作れると思ってか「かぎフックに少しずつ伸ばした綿花を通して撚りをかける」と、あります。近々作って、綿花を糸にする作業に入れるようにします。あまりにも遅々として進まず、全滅して挫折、思い直して再度挑戦のワタとの付き合いですが、今年は一歩進みそうです。

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2008.05.17

アザミとミニバラ

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陽気もよくなり、バイカウツギとシャクヤクは驚くべき速さで咲き、はらはらと散りました。同時にまた家族が今度はアザミを野から摘んで帰りました。「イタッ!イタッ!」と言いながら、小さな花生けをしました。手付きの籠、以前の記事にも使用したことありますがこれを花器にしました。大きく深めの鉢に大きめの剣山を入れ、オトシ(花器に直接水を入れることをしないで、花器に入れるためにセットする水を入れた器)としています。自由奔放な野のアザミは笑うように、あるいは歌うようにリズミカルなところを生かしました。もちろんシャンと真っ直ぐなものもありましたが不採用です。でも、色味が寂しいのです。何かないかしらと庭に出て、小さくて少ししかないけど赤いミニバラを摘んできました。アザミに比べると、こちらのトゲなど痛くはありませんでした。背丈いっぱいですが、挿し色なのでいい具合です。それでももの足りないと思い、手持ちのリボンを持ってきました。ダブルに結んだら少しいい感じになりました。

 Azamiminibara2Azamiminibara3
作品の上から見ても剣山は見えません。のぞかないと見えない部分ですがミニバラがあります。遠景なので花の顔をせっかくだからアップにもしました。たまたま横向きのアザミですが話をしているようにも見えます。ミニバラでもバラだものね、バラとアザミ・・・イングランドとスコットランドだね、と勝手にストーリーを作って「五月の友好」とか思ってひとりで楽しみました。

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2008.05.14

バイカウツギとシャクヤク

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家族がイベントで使用した花を全部いただいて帰りました。「あっ、バイカウツギ!」と喜んで包みを開くと、山ほどのバイカウツギの枝でしたが開いた途端に雨あられのように葉や花、蕾が落ちました。手に取るとそれ以上でした。生け花の先生が生けられたということでしたが使用しなかった分もどうやら一緒でした。会が終わって、急いで包んでお持たせしてくださったものと思いますが長旅でもありそれはそれはすごいものでした。昨日はなんとかなりそうな分を残して養生していました。

 バイカウツギは漢字で「梅花空木」とも書いて、花は梅の花に似ています。ただ梅の花と違って花弁が4枚です。空木は茎の内部が空洞になっているからです。初夏の生け花、茶花によく使われます。何回も水切りして茎の根元にたくさん割りを入れ、水がきれいに揚がってくれますようにと願っていましたが、少ししか甲斐がありませんでした。一緒に入っていたのは赤紫色のシャクヤクでした。やさしい色では広いステージでインパクトも無いでしょうが強い色味のため3本だけ使いました。陶製の重量感ある花器にドンと生けました。シャクヤクは「立てばシャクヤク」と言われる美人花。大きな花咲かせてもシャンとしてモデルさん張りです。それぞれ初夏を感じる花ですが、それぞれの良さが出るように生けたかったです。それには大きな枝としてバイカウツギが成立していたら、ということになります。でもこれもまたよしとしましょう。枝ぶりを披露したいのは私のエゴです。花はそれなりに楽しいジョイントを喜んでいるようにも思えます。

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2008.05.09

ハハコグサ

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Hahakogusa2 洗濯物を干しに庭に出たら、小さな黄色の花を発見。ハハコグサでした。春の七草の一つ、ゴギョウです。葉や茎に白っぽい産毛をいっぱい付けてほわーっとした感じです。七草の時にはまとめて包丁で何だかんだと歌いながら刻んでいて「あ、ハハコグサだ」とよく思います。これはきっと鳥さんが運んで来た産物です。小さくて摘むと可哀想だけど根は残るからまた育てよ、と呪文のように言いながら3本とも(短いのが3本だけでした)摘みました。

 実家から持って来た紅茶碗にプラスチックの剣山を入れて、パパッと3本を生けました。いっぱいいっぱいの丈で、水きりがやっとできました。有田焼のこの碗を母は好んでいました。半世紀前のものなので気分はアンティークです。そうそうと思い出して、これまた何十年ものの古いスワトウのハンカチを敷きました。人の結婚式の時くらいしか持って出ていないのですが、保管の仕方がよくないのか部分的に黄ばみが出ています。たぶん漂白することなくそのままでしょう。こうして、遠目に撮影などの時には採用しましょう。

 ハハコグサは「柔らかな心を持てよ」と「いい子、いい子」で頭を撫でている温かなイメージのお母さん。日当たりのよい場所に生えているのも、それらしいです。割烹着でもサロンエプロンでもいいけどエプロン姿の明るいお母さん。ちょっとしみじみ、母の日前に。ハハコグサの産毛いっぱいの葉は踊るように陽気に上向きです。「そうそう大層なことは無いよ、大丈夫、大丈夫」と声掛けしてくれているようです。

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2008.05.03

ガーベラで遊びました

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 一重のガーベラを楽しくしました。よく束になって売られている洋ラン(デンファーレ)の茎の1本1本に付いている水ホルダー。私は必ず取り置きしています。5、6cm長さ1cmくらいの直径ですがパッキンのような蓋に2mmくらいの穴が開いています。その穴で茎を固定しますが、ガーベラの茎にはちょっと小さいので箸でやや広げてから、短くして水切りしたガーベラを挿します。念のためラップでピタッと巻いておきます。水は半分くらいが無難かもしれません。

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 ジャケットの胸ポケットに入れてブローチみたいにしました。ボタン付きのかぶせ蓋があるので傾くことなく安心です。私は独身の時にこうやって街歩きどころか飛行機にも乗って普通に楽しみました。風や陽にも強いしっかりした花がよいです。

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 バッグのポケットにも入れてみました。こうやって外出したことはありませんが、このままインテリアにもなりそうです。

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 なんと、ゴジラのフィギュアにも持たせてみました。色紙でティファニーカラーに似た色を探して包み、「はい!」とゴジラに。結構気に入って、寝室にこのまま置いています。私は子どもの頃に原子爆弾が落ちたらパーッとお花畑になるといいのに、と思っていました。人々が悲惨なことで憎しみ合っていかなくていいのに。一部の指導者のエゴとかも無くなるのに。大真面目に思っていました。ゴジラはきっとそういう私の大事な友だち。

 花でお遊びするけれど、やっぱり水切りします。楽しく、長持ちしてほしいです。水ホルダーはこのほかにも役に立つ利用法もあります。以前の記事のように壁に掛け花も楽しいものです。空き瓶に一応保存しておくことをお薦めします。フラワーデザインのようにカット綿に水含ませて作るコサージュとかもよいのですが、これもまたよい方法です。

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2008.04.29

ガーベラ

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庭に一株のガーベラがあります。あまり沢山咲かないのでこれまで切り花にできなかったのですが、今年はどんどん咲いていて小さな蕾も多く見られ、安心して初めて生け花にしました。と言っても一輪挿しです。花屋さんで見る色とりどりに楽しいガーベラは多重の花弁ですが、これは一重の赤い花弁です。幼い頃はこのガーベラばかり見ていたし品種改良とか知らなかったので「ガーベラはこれ!」としっかりインプットされてきました。今はなんとか我が家や人の家の庭先に時々見られるのですが懐かしい昭和の面影があります。中原淳一のお嬢さん絵で出てくる感じです。中原淳一、宝塚、ベルサイユの薔薇、私の母が大好きでした。母は洋花が好きでしたがきっとこのガーベラも好きだったことでしょう。母のレースのショールを敷いてみるとまさに昭和のメモリアルです。今の私はほとんど和服を着ることがなく、母のショール類は洋服に合わせて使っています。最近ではこうして花生けの小道具として登場も多くなりました。タンスの肥やしよりはいいかな。

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今の多重の花弁のガーベラは花だけで、その葉は花屋さんで見ることはありません。よほど注文でもしないと無理でしょう。タマシダとかの葉をよく合わせます。その点、しっかりと同じ株の葉を添えられることはとても嬉しいことです。色も姿もキュートで楽しい多重の花弁と違い、実にシュッとした赤くて細い花弁は鮮烈な印象。クールビューティです。下から育ってきている小さな葉は手前に挿しましょう。花一輪だけで葉を添えてももちろんよいのですが蕾があると小さな葉同様に発展性が暗示され、さらに生き生きと感じられます。花器は陶製にしましたが古いレースに土が持つ温かさがマッチしたように思います。母の日が近く、意図せずに生けたのですが母に捧げる花になりました。

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2008.04.19

ワタを見つめて

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Menka2貼りつくような綿花から種を取り出しました。その内、半分に近い数が黒くなっていました。綿花はきれいですがどう素人目に見ても芽が出てくれる種には見えません。その亡き骸は、丁寧にティッシュに包んで、神棚から御下がりした塩を一緒にしてビニール袋に入れてさよならしました。
 綿花は沢山でした。これまで分をストックしていますが、なんとそれ以上あります。写真の右側がこれまでの溜めた分です。3、4年分だと思いますが経年でやや黄ばんで見えます。直射日光に当たらないようにしていましたが自然のなりゆきです。そして左側が今回分です。上から見てもやはり多いです。多く見えるようにふわっとしたのでもなく、同じボールに両方とも普通に入れただけです。

 さて、と私はそのワタを見つめて、ただ見つめていました。そもそも最初に種を分けてくれた友人がその時に入れてくれていた手紙をどこかにしまい込んでいるはずです。明日、それを見つけ出そう、今年の種を蒔き育てながら糸を紡いでおこうと決心しました。どーにかなるさ、できるできる、楽観的な部分の私がささやいています。事故に遭った後、「これを育てて楽しんで・・・」とワタの種を送ってくれた友人にはびっくりしました。ワタ!?と。でも、その後の付き合いを思うと楽しみでした。過保護と思いつつもプチプチを巻いて昨年の厳冬を越すことをしましたが、本当は年内に収穫すべきだったのでしょう。今年はまた新たな気持ちで種蒔きします。私はワタを見つめながら事故からまる8年(オリンピック2回!)の出来事をふわりふわりと思い出していました。

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2008.04.15

カラスノエンドウ

Karasunoendou1_2我が家の庭で紹介したい花は無くなったと思っていましたが、あったのです。本当はナズナをと思いましたが、すべて去り際状態でした。不精な家族が草取りしないでいると一雨毎に草が伸びます。私は、花が咲いてしまうとどうしても草取りの対象にしなくなるのでそれ以前に草取り